地方カメラマンの気まぐれ日記

久しぶりに ”早朝出勤” をしました。
と言いますのは、”朝食バイキング会場”　の撮影のためには、宿泊のお客様が朝食にやってくる前に全て撮影し終わる必要があったからなのです。

朝、６時ごろにホテルに着きましたが、ちょうど朝日が昇る頃合いで、朝焼けがとても綺麗だったので、ホテルとは道を挟んだすぐ向かい側の熱海サンデッキにて、熱海湾から昇る朝日の写真を撮影することができました。
まさに「早起きは三文の徳」でした。ちょっと得をした気分になりながら、ホテルに入りました。

２階のレストラン「おとや」では、すでに数名のスタッフが朝食のセッティングのために忙しく動き回ってました。こんな朝早くから、毎日のことでもありますし、頭がさがる思いです。
こうした仕事があって初めて、お客さんが快適に過ごすことができているのだなあ、とつくづく思います。

この２階のレストランの窓からも朝日が実に美しく見えてました。
時間があったので、この一瞬を早速撮っておきました。
今日は、水平線に「初島」がくっきりと写ってくれました。


そうこうしているうちに、朝食バイキングのお料理がどんどん運ばれて参ります。
遅くとも７時までには撮影を終わらなくてはいけません。
とにかく撮れそうな部分から始めました。
その写真を幾つか見ていただきたいと思います。

蒸し野菜／手作り豆腐

野菜メニューも多くて嬉しいです。サラダバーもあります。

ふと周りを見回すと、もうほとんどの料理が出揃ってましたので、広めの絵を撮っていきました。

時間の都合上、じっくりというわけには、とてもとてもいきませんでしたが、
なんとか、ほぼ取るべきものは網羅できたのではないかと思います。
気がつけば７時前になってしまいます。レストランの入り口には、既にお客さんが何人も待っておられます。
お客さんと入れ違いに、急いで撤収しました。




天気予報が外れ、意外に良い天気になり、海も青く綺麗でしたので、レストラン内部の撮影もすることになりました。

広い室内と海というような組み合わせを撮影は、技術的にはかなり無理のある条件ではあります。
無理に撮影しようとすれば、不自然なライティングとなって、室内の雰囲気を台無しにしてしまいます。
そのためかつてフィルム時代は、内部と景色は別々に撮り、印刷時の合成で対処することが多かったのですが（その方が良い結果ではありますが）、今はデジタル処理で合成しなくとも多少はなんとかなるようにはなりました。


これらの写真の景色は本物です。見事にこのままのスケールで海が見えるレストランです。

さて、熱海湾に日が昇るのを見られるのは秋から冬にかけてだけになりますので、これからがシーズンです。
熱海のホテル・旅館は、居ながらにして日の出が見られる宿も多く、「初日の出」もバッチリです。
熱海シーサイドスパ＆リゾートはまさにベストポジションです。