2016年10月04日
富士のある絶景(13)富士のある絶景 西天城高原@
西天城 伊豆山稜線歩道からの富士山、、、しかし初冠雪はおあずけ!
伊豆山稜線歩道ぐらいは、伊豆に暮らす身としては全踏破しておきたい。
漠然とそう思ってきました、、、。
伊豆山稜線歩道とは、東端を伊東市の遠笠山道路終点付近(天城高原ゴルフコース)あたりとし、天城山をほぼ峰に沿ってを西に、万三郎(日本百名山)、八丁池、天城峠、さらに二本杉峠、猫越岳などとと続き、このあたりからは徐々に北上し、仁科峠、魂の山、船原峠、達磨山、ゴールの金冠山などへと至る登山道です。
また、よく天城山縦走と申すコースは、このうち天城峠〜遠笠山との間を一般に指して用いられることが多いです。
私は、これまでに伊豆山稜線歩道のうちの、遠笠山〜仁科峠間はそれこそ何度も歩いたことがありましたが、仁科峠より金冠山の間は断片的には歩いた区間もありましたが、まだ未踏の区間として残っていました。
今年は、本来ならやや忙しいはずの秋であってもやや暇になってきておりましたので、良い機会?なので体力維持も兼ねてそこら辺りをトレッキングしようと考えました。
本日は、まあ好天気でしたので、本当に久しぶりの一人ぼっちハイクをしてきました。
運よく富士山がはっきり!
が、残念ながら初冠雪は拝めませんでした。(今年は遅いですね。)
これらの写真は、西天城高原の「風速峠」(かざはやとうげ)なる場所周辺からです。
この辺りは、とても雄大な富士山を含めた眺望が特徴ですが、
とくに今日は、眼下に雲海状の雲がたなびき、極めて幻想的な趣が見られました。
(*写真をクリックしていただければ、もう少し大きくなってわかりやすいです。)
草刈りをしたばかりの熊笹の道わきに、竜胆が咲いてました。草刈り作業のおじさんが、わざわざ狩らずに残してくれたもののようです。その方の優しい心が偲ばれて、なんだか嬉しい気持ちになりました。
風速峠より南下するコースは、個人的には天城山系随一ではないかと思う見事なブナ林の下を延々と歩くことになります。
それに対し、北上コースの場合には、森林は半分ほどであり、もう半分は熊笹の原っぱのコースとなるのです。森林部分は多くは荒れ気味の針葉樹の人工林で興ざめですが、熊笹のコースは眺めが優れ、清々しい素敵なコースです。それなりにアップダウンがあってトレーニングにも良い感じです。
伊豆のトレッキングで景色を堪能したいなら、まずイチオシのトレッキングコースでしょうね。
上)風早峠より熊笹の道を小一時間歩くと「宇久須峠」に差しかかりますが、この写真は隣の小ピークより撮りました。いやはや、なんと良い景色なのでしょう。
上2点)こちらは、「魂の山」(993m)という今日の折り返し地点の山頂から。
実は、明日は台風襲来というタイミングでしたが、束の間の晴れのために気流が不安定で、徐々に徐々に雲が湧き上がってきました。刻々と表情が変化して行きます。
幽玄なこの景色、今日は独り占めでした。
魂の山をもって、本日は引き返しました。この後の天候に不安を感じたからです。
何しろ1000m近い標高があり、この辺り林の少ないコースでもあり、雷に特に警戒すべきなのです。
帰途、ふと振り返りますと、雲がかなりわき上がってきてました。
綺麗な蝶が道に。なんという名前でしょうか?。
今回久しぶりに熊笹のコースを歩いてみたのですが、とても気持ち良く、身も心も洗われたようでした。
この辺り、個人的に、もっともっと見直すべきコースだなと強く認識致しました。
西伊豆山稜線歩道は、駿河湾、南アルプス、富士山、箱根山、天城連山など、360度の大パノラマが広がる素晴らしいコースです。これほど気持ちがいいコースっていうのはなかなかありません。
これからの季節、空気も澄みわたり、富士山も雪化粧をします。そしてベストシーズンがやってきます。
ただし、日陰の少ないコースゆえに帽子は必須ですよ。私は忘れてしまったため、しっかりと焼けました。
この秋、本コースももっと歩き込んでみようかなどと思っております。
また、そのご報告ができればと思っております。
また、もしご興味のある方は、わかる範囲なら交通アクセスなどお伝えします。
長文を最後までお付き合いいただき感謝いたします!
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