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2016年09月05日
撮影記57;「熱海さくらや旅館」料理撮影
JR熱海駅から歩ける近さの純和風温泉旅館。
熱海さくらや旅館さんは、二度目のご紹介になるのかと思います。
今回は、料理撮影です。
しかし、そろそろ夏も終わりというタイミングでの、”夏の料理”の撮影です。
広告写真の撮影の常としては、季節を先取りした料理を撮るのがごく一般的なのです。それなのに、、、。
まあ、何はともあれ、撮影した写真が以下になります。
これらみな、一つのコース料理の中の構成料理です。
<前菜です>
今回は、一品ずつの寄り気味カットをメインで、というご依頼なのでした。
上のもの以外には、デザートおよびスープ(下)がありました。
このスープは、トマトの冷製スープなのだそうです。
でも、ご覧のように、なぜか赤くないのですよね。
私も不思議に思って伺ってみました。
すると、トマトのしぼり汁をなんども濾してゆくことによって、このようになるということなのです!
それでは味はというと、これがしっかりとしたトマトの風味なのです。やはりこれは不思議。
それにしても、このスープをとっても結構な手間がかかっているようですけど、ついでに申せば、今回の各料理は、既製品は使わず、みな手作りの料理だということです。
さくらや旅館さんは、素人が気づかずパクッと食べてしまうような小鉢などにも、地味に手間を惜しずといったスタンスが一貫して守られているのであり、昔から変わらないのだなと感じたようなわけです。
そして終わりに、全体写真(今回はサブ)も撮るには撮ったので、どうぞよかったらご覧ください。
(日の目を見ずに終わるかもしれない写真なので、敢えてここに載せておきます。)
よくあるコース写真です。
かつては旅行代理店なんかがよく必要としたものです。
今は、ウェブ広告の時代ですから、掲載する写真点数は制限がなくなり、そのため一品ごとの写真の方が訴求力があるので、相対的にコース写真は地位が低下したかもしれません。
ただ、だからと言ってコース写真がまったく不要になったわけでもありませんが。
あんまり細部までを見えてしまうということは、果たして幸せなのだろうかとも思います。
お客さんにとっても宿にとっても。
ところで、最近の熱海ですが、、、観光客が多いですね、いつ行っても。
市街隅々にまでいますね。伊豆近辺では最も賑やかな観光地でしょうね。
外国人も、東西を問わずに多くなっています。なにしろこの温泉場は新幹線駅があるのですからね。
この調子で熱海温泉には頑張って行って欲しいものです。
最後までまたどうもありがとうございました!
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