2018年10月01日
「明治村」の文化財、遺産、園内の楽しみ方、教会をじっくり見る!
引用 博物館明治村公式HP
「ばばあ3」
愛知県犬山市にある「明治村」は、 明治時代の建造物等を移築して公開している博物館です。
戦後の産業の高度成長の中、開発事業により取り壊されてゆく文化財を惜しんで、故谷口吉郎博士(博物館明治村初代館長)と土川元夫氏(元名古屋鉄道株式会社会長)とが協力し移築したものです。
12もの重要文化財を展示している「明治村」の敷地面積は非常に広く、すべてじっくり見ようと思ったら1日ではとても足りません。さらっと見るだけでも1日では難しいでしょう。
今回は60以上ある建造物の中で、村内に3つある教会をご紹介します。重要文化財、登録無形文化財と貴重なものばかりです。園内に3か所も教会があると何処で礼拝したらよいか迷ってしまいますね。
1.聖ヨハネ教会堂(重要文化財)
引用 博物館明治村公式HP
聖ヨハネ教会堂は明治13年に来日したアメリカ人建築家ガーディナーの設計。ガーディナーは宣教師でもありハーバード大学で建築を学んだで建築家でもありました。
聖ヨハネ教会堂は、明治40年(1907)京都の河原町通りに建てられたプロテスタント教会です。中世ヨーロッパのロマネスク様式を基調とし一階がレンガ造、二階が木造になっています。
室内が大変明るい構造に工夫されており、その工夫、構造そのものが外観・内装も魅力的なデザインとなっています。二階が礼拝堂で、一階は日曜学校、幼稚園に使われていました。
地震の多い日本に配慮し、屋根に軽い銅板を使用したり、京都の気候に配慮して天井に竹の簀つかが使われ、
日本古来の優れた木造建築の技術と欧米の様式・技術・材料を融合させた建物になっています。
明治村には3つの挙式できる教会がありますが、そのうちの一つです。40席とこじんまりとした挙式に向いています。
重要文化財で挙式が出来るなんて、来客者にも喜ばれるのではないでしょうか?ウエディングドレスもレトロ調の雰囲気の物が合いそうですね。
1965年(昭和40年)5月29日に重要文化財指定
価格:4,680円 |
2.聖ザビエル天主堂(無形文化財)
引用 博物館明治村公式HP
聖ザビエル天主堂は日本に初めてキリスト教を伝えたことで有名な、フランシスコ・ザビエルを記念して明治23年、京都に建てられたカトリック教会です。フランス人宣教師のパピノ神父の設計をもとに日本人が造っています。
外周の壁はレンガ造りで柱や小屋組は木造で作られており、壁は漆喰で仕上げられています。新しいものを取り入れながら日本のものを組み合わせた様式になっています。
内部は典型的なゴシック様式で、身廊(中央)と側廊(両側)のある三廊式で構成されています。
身廊の両側に並ぶ柱は何本ものケヤキを束ねた柱になっていて、天井以外はすべての部分がケヤキで作られています。
正面入り口上の大きな「薔薇窓」は直径3.6m以上もあり、飾られているものは複製で、本物は屋内に展示されています。
ステンドグラスは伝統的なヨーロッパの製造方法ではなく、江戸時代から伝わる色ガラスに模様を描くガラス絵の手法で製造されています。
こちらの教会も京都に在ったものなのですね。意外です、京都と言えば仏教のお寺が多いイメージが強くないですか?教会もひっそりとあったのですね。
価格:2,885円 |
3.大明寺聖パウロ教会堂(無形文化財)
引用 博物館明治村公式HP
大明寺聖パウロ教会堂は明治12年に長崎湾の伊王島に建てられた教会です。フランス人宣教師ブレル神父の指導で伊王島に住んでいた大渡伊勢吉が建築しました。大渡は開国後長崎に最初に作られた、大浦天主堂建築に携わった人物です。
外観は普通の農家の造りにしか見えず、キリスト教禁制が解かれた後も、表向きは農家なのはキリスト教に対しての迫害の影響なのでしょう。内部は後期ゴシック様式で身廊(中央)と側廊(両側)の三廊式です。
身廊の天井は「こうもり天井」と呼ばれ後期ゴシックの教会堂の交差リブボールド天井を模して漆喰塗で仕上げられています。
柱を何本も立てると窮屈になってしまうことから、木造建築の技術を使って柱をなくすといった工夫も凝らされています。
長崎と言えばキリスト教のイメージはありますね。しかし外観が農家のような造りになっていたのは初めて知りました。
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まとめ
・聖ヨハネ教会堂は重要文化財でプロテスタントの教会
・聖ザビエル天主堂は当時の「薔薇窓」が屋内展示してある
・大明寺聖パウロ教会堂は外観は農家、内部はゴシック様式
明治に建てられた教会ですが、それぞれの建築様式の違い、特徴、時代背景等を想像しながら見学されると一層楽しめるのではないでしょうか。
日本人の得意とする欧米の新しいものを取り入れつつ、日本独自の技術を使いより優れたものにするという日本人の器用さが随所に見られます。
参考ブログ 「明治村」は若い方からご年配の方まで「ばばあの店」では1番人気!
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