61年も前の本だ。
しかし、61年前の本にしては、現代にも通用する分析の内容だ。
新型コロナウィルスのパンデミック以来、病気というとウィルス感染症などが有名どころだが、新型コロナウィルス前の感染症や季節病というモノを覚えている人がどれほど居るだろう。
そもそも、季節病って何だろう。
季節により発生件数の多い病のことだと思う。
具体的に夏の季節病は何だろう。
最近の地球温暖化の影響で、夏は熱射病の名が上がる。
不意の季節病は何だろう。
風邪、心臓病、脳卒中、お風呂場でのヒートショックなどが有る。
戦前の昭和期は、夏の季節病は赤痢、下痢などの腸内機関の病が多かったようだ。
冬の季節病では、老衰も季節病だったらしい。
更に大正時代、明治時代には、夏の季節病が結構多かったようだ。
戦後の日本は公衆衛生が整い、国民の栄養バランスも良くなってきた。
そうした社会権卿の変化から季節病の変化も出てきているのかも知れない。
季節病は社会構造と生活状況で時代ごとに変化するようだ。
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