投稿者は空手の指導者をしているらしい。
フルコンタクト系の空手の試合で、拳が顔に当たったので、審判が止めを掛けたが、拳を当てた方の子供は、止めが掛かって後ろを向いている選手の後頭部に蹴り技を加えてしまった。
しかも、セコンドに居た指導者は止めが掛かっても「行け!」と叫んでいたらしい。
負傷した選手は、そのまま他入れ込んでおり、全く救護の人間が来ない。
主審と副審は負傷した選手を観ることも無く、何やら審議を始めている。
こうした一連の安全性を欠く子供の格闘技の試合の動画の投稿は、大炎上となった。
私も主審の行動に不信感を持ったコメントを投稿した。
この動画にはさらに、負傷した選手の親が相手に批判的な言葉を怒鳴り着けたとして、負傷した選手側が三ヶ月の大会出場停止の処分になったそうだ。
それが更に炎上の油を注いだ。
かなりのインプレッシュ件数での大炎上が二日ほど続いた。
そして、何故か投稿された動画は、削除されてしまっていた。
それから二日ほどして、同じ投稿者が負傷した選手の処分は無かったことを伝える投稿をした。
その投稿に、この大会の主催団体が記載されていた。
ネットで調べると、直ぐにその空手の協会名と、大会のルールブックが表示された。
ザットだがルールを読んでみると、この大会の安全対策は殆ど無く、怪我や事故は自己責任とされている。
正直、かなり問題のある空手の団体で有ることが判った。
また、別の投稿では、この傘下団体の指導者は入れ墨をしている人たちが多く、どうも普通の団体とは違う雰囲気の参加団体だったようだ。
こうした事実があらゆる人からTwitter(X)に投稿され、更に大炎上になった。
そして、また処分を免れたという投稿は削除されていた。
削除前に、大会の主催者を擁護するコメントも発していた。
また、組織的にこの大会主催者を擁護する投稿・返信が送られてきた。
その殆どが海外からのモノだった。
正直、気持ちの悪い空手の団体だと思った。
こうした一連の騒動を観て思ったのだが、最近は暴力団が道場と称して一般の人間に格闘技を教える様な稼ぎ方をしているのでは?と思ってしまった。
この大会に参加する団体の人間が暴力団かは判らない。
しかし、気質という気配の無い人間で有る事は感じられた。
不思議なことに、こうした武道とか格闘技は平和な時代に流行るモノだ。
戦争になるとこの様な武道とか格闘技はなんの役にも立たないからだ。
2021年に行われた東京オリンピックの空手競技で優勝したウクライナの選手は、ロシア侵攻の戦いで戦死している。
銃弾の飛び交う洗浄で武道や格闘技など生き残る為の有利な条件にはならない。
逆に根拠の無い戦いへの自信が死を早めるかも知れないのだ。
洗浄とは、勇猛果敢な兵隊から死んで行く。
ドラマや映画のような華々しい撃ち合いなど皆無だ。
武道や格闘技は平和な時代だからこそ、成り立つと言っても過言では無い。
この平和な時代の日本で武道や格闘技で反社会勢力が幅を利かせ始めているのかも知れないと今、思った。
最近、反社会勢力の関係者は何処に隠れたのかと思っていたが、こうした武道や格闘技の世界で、子供を指導する立場で生活しているのかも知れない。
本当に困った社会になっているかも知れない。
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