システム化と言うと、敷居が高いように思える。
EUC(エンド・ユーザー・コンピューティング)は、システムツールを使う人間が自分達の使いやすいように作ることを指している。
つまり、システム化は使う人間の使いやすいようにつくって良いのだ。
では、どこから作れば良いのか?
システム化したい事を整理する:
システム化とは、具体的にはコンピュータで処理しやすいデータにして、其れを使い易いと思う方法で利用することである。
Excelの場合、Cellに入力したデータを集計したり、グラフ化したりする。
その作業がルーティーン化するのなら、データを用意したら、クリック一つで差牛追うが終わるように工夫することだ。
集計作業には集計関数を使う、集計したデータを一覧表にするのなら、罫線を引いたりと装飾する。
定型の書式が決まっているなら、その書式にデータが載る様に仕組みを作るのがシステム化だ。
マニュアルで行っている作業の流れをデータを中心に図化してみる:
EUC(エンド・ユーザー・コンピューティング)でのヒアリングは、手作業で行っている事を一つ一つ、何故そうやって居るのかを確認する。
そして、最終的にその作業の成果物は何になるかを確認する。
元のデータは何から始まるのか、どこから提供されるのか、そのデータは使った後はどうなるのか等の細かい事も確認する。
途中で試算表の様なモノを作るのであれば、その試算表の項目なども確認する。
最初は、マニュアルで行っている作業の整理から始めるのが一般的だ。
そうした確認した作業手順を図化すると、何をすれば良いのかが判ってくる。
データを用意する:
AccessではTableというオブジェクトにデータを格納してから総てが始まる。
一般的に、Tableに人間がデータをExcelのように登録することは殆ど無い。
Excelやテキスト形式で保存されているデータなどをAccessに取り込んで使うのが一般的だ。
Excelでも、テキストファイル(.txt.csv)等の拡張子ファイルのImportやデータ変換をしてExcelで利用できる形にする。
それと同じ考え方だ。
AccessもExcelのSheetをTableにしたり、テキストファイル(.txt.csv)からデータをTableに取り込む事が可能なのだ。
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