先日、藤本タツキ先生の原作漫画を
劇場アニメーション化した
『ルックバック』を鑑賞してきました。
※ネタバレなしですが、ここから内容に触れていきますので
気になる方は注意してお読みください
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藤本タツキ先生の作品といえば
「チェンソーマン」を思い浮かべる方が多いと思いますが
本作は、チェンソーマンの世界観とは違い
実際に起きていそうな出来事がストーリー化されています。
自分の中にある消化できなかったものを、無理やり消化する為にできた作品です。
描いて消化できたかというと、できたのかできなかったのかはわからないですが
この作品を映像化するにあたり、たくさんの人が関わってくれたことには感謝しかありません。
藤本先生が劇場アニメ「ルックバック」の公式サイトで
本作についてこのようなコメントを寄せられているように
作中には先生ご自身の経験、体験も含まれているのかなと推察しました
(あくまで私見です)。
クリエイティビティと向き合うことは孤独で
終わりが見えず、諦めたり挫折しそうになります。
しかし、いつも先を走ってくれている人がいて
その背中を追いかけ続けた先に
見える景色があるのかもしれないと思いました。
私事ですが
最近は、「この人のようになりたい!」と
心から思える人= 憧れの人
は居なくなってしまいました。
それは、つまりわたしが今の年齢になって
ちゃんと自分で自分を認めてあげたいという気持ちが
出てきたからだと思います。
話は逸れてしまいましたが
本作は、クリエイティビティを追求し続けて
成し遂げたクリエイター、アーティスト、漫画家、
アニメーターなどに刺さることはもちろん
一度でもその道を目指したことがある人に
刺さる内容だと思います。
今まさにクリエイティビティの
第一線で活躍している友人の姿が思い浮かびました。
友人と切磋琢磨していた日々を
懐かしく思い返しながらも
今は自分の道を進み続けなければいけないと
気が引き締まりました。
ぜひ、劇場公開されているうちにご鑑賞ください。
上映時間が58分と短いので
さくっと観られます。おすすめです。
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