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2015年02月12日

ある日の「その時」

「その時」があまりにも突然やってきた日でした。

最近は夫の帰りが早かったので、夫に5歳長男と3歳長女をお風呂に入れてもらっていました。
「その日」は飲み会で夫不在だったため、久しぶりに私が2人をお風呂に入れることになりました。
ハイハイして後追いを始めている0歳次男君(8ヶ月)をおんぶして、自分は浴槽のそばで見守ります。

身体を洗って浴槽につかった2人の様子が、どうもおかしい。
いつもは楽しく遊ぶ始めるのに、二人とも浴槽の端と端に離れて座り、股間を隠しています。

「みないで」
「みちゃった」
「みないで」
「みちゃった」
「やめて」
「みるな」

と、お股を見た、見ない、見ちゃった、やめてとお互いが延々と繰り返しています。

まさかこれは・・・と思いました。

性の芽生え!?

長男はまだ5歳、長女はまだ3歳なのに。

もう?

にわかには信じがたい光景でした。

ですが、もう2人は仲良く遊ぶという雰囲気ではありませんでした。

年頃の女の子がお父さんを嫌うように、自分と近い異性の遺伝子を遠ざけたいという気持ちが働いているのでしょうか。
法律で近親婚が禁止されているように、人間の近親者との交配は多くのリスクがあることは周知の事実です。
そのことから本能的にも、子孫を守るためにそういった気持ちが生まれるのでしょうか。



ふと、こんな思いが頭をよぎりました。

今後もう、この二人がお風呂で仲良く遊ぶ姿を見ることはないんだ、と。

平静を装いながら、心に涙が溜まりました。
あまりにも、唐突に「その時」がやってきたので、気持ちが追い付いていきませんでした。

個々に話を聞いてみると、どうも5歳長男が言いだしたのを3歳長女も真似をしていたようです。






きっと今後も、こんな風にある日突然様々な「その時」がやってくるんだろうなと、思いました。
成長の嬉しさと寂しさは表裏一体です。
毎日大変だ大変だと、ストレスを溜めてしまうことも多いのですが、終わってしまうと急にその日々が愛おしくなります。
育児って大変ですが、でも、それ以上に「幸せな生活」なんだろうと思います。



その価値を心から理解できる日は、もっと先なのでしょうけど。



















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