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2016年09月18日

小学2年生の運動会

7歳長男の小学校の運動会がありました。

運動会の3日前に、5歳長女からヘルパンギーナをうつされ、運動会参加が絶望的だと思われた長男でしたが、当日2日前に40.1度という高熱を出しながらも、前日の朝には36.3度という驚異の回復力によって、運動会参加が可能になったのでした。(若いって凄いな)

今の運動会は、半日であっさりと終わります。

3クラス6学年が、それぞれの見せ場を持ちますが、棒倒しや騎馬戦の無い、低学年の参加種目は、全校参加の応援合戦や全体体操や選抜リレーを除くと、たったの2種目です。

その種目は、短距離走と、学年ダンスです。

すぐに出番のやってくる、幼稚園や保育園とは違い、待ち時間も長く、広い校庭で同じ体育着を来た生徒がごちゃごちゃと行うので、下の子と一緒に定位置から見学しても、正直良く見えません。

それでも、遠くで一生懸命に短距離走をする我が子を見た時は、胸が熱くなりました。

似たような服を着ていても、順位がよくわからなくても、自分の子はやっぱり特別なんだなと、実感しました。

学年ダンスは、チアガールの持つようなキラキラしたボンボンを持って、病み上がりにも関わらずキレのある動きを披露していました。(感動)

そんな私ですが、昨年に続き今回も興奮した競技が高学年女子で行われる、騎馬戦でした。

紅白にそれぞれ一騎ずつ、紅白の羽織を着た大将の騎馬があります。

長男が紅組なので、紅組を応援していましたが、一回戦は負けてしまいました。

二回戦は、双方にらみ合いの、それぞれの工夫した作戦が見られる展開でした。

紅組は、大将の騎馬をその他の騎馬がぐるりと囲んで守り、動きません。

白組の騎馬が単騎で近づいた際に狙いうちをし、複数の紅組の騎馬で囲んで、確実に1騎ずつ倒していきました。

白組の戦力を大きく削いだ後、大将戦がありました。

騎馬に乗った女子が、両手を相手に向けて激しく交互に動かしていました。

真剣真向勝負です。

大将戦は特に迫力がありました。

紅組の大将が白い帽子を叩き落とした時は、大きく歓声があがりました。

感動してしまい、我が子が出場していない種目なのに目頭が熱くなる私。

運動会って、いいですよね・・・。

こんなに感動を与えてくれた運動会。

帰宅した息子に、「運動会で、一番心に残ったことは何?」と聞いてみました。




何もない。




と、彼は言いました。

短距離走が5位だった事や、疲れた事?が気に入らなかった様子でした。

何でこんなに殿様気質に育ってしまったのか・・・。

農民出(精神面)の私には、理解に苦しむものがあります。

長男のこの答えには、がっかりしてしまいましたが、参加できた事が勲章です。

去年は下の子が具合が悪かったので、夫と長女と次男くんはお留守番、私だけが見に行きました。

今年は全員で行けたので、それも嬉しかったです。

長男も、目先の損得ばかりでなくて、もっと大きい視点で物事を感じて、自分から楽しむ事を覚えていけたらいいなと思いました。

我が家の運動会風景でした。





















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