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2016年03月07日

CTを撮った日1

その日はごく普通の午後でした。

小学校から帰った長男は、近所に遊びに行っていました。

遊びに行って程なくして、長男が大泣きしながら帰ってきました。

家に入るなり頭を抱えて寝ころび、痛い痛いと泣き叫びます。

ただ事じゃない様子に、私は緊張しました。

6才長男に理由を尋ねると「転んで頭をぶつけた」とのこと。

よくよく聞いていくと、

・歩いていて転んだ

・手をつかなかった

・コンクリートに頭を強く打った

とのことでした。




脳挫傷が怖い。

とすぐに思いました。

ボーンコレクターという本だったか、水上スキーをやっていた子どもが転んで水面に頭を強打し、その日は普通に過ごしたものの、脳にじわじわと出血があり、数日後脳挫傷で亡くなったという話を思い出したからです。

一緒に遊んでいた近所の子供3人(1年生1人、2年生1人、4歳児1人)も、うちのお勝手口から長男の様子を見に集まってきました。

3人の中で長男の転倒を直接目撃した子はいませんでした。

彼らは口々に、興奮気味に転んだ状況の推論を言ってきました。

ちょっとしたお祭り状態です。



その中のひとりの、2年生の女の子がやはり興奮気味にこんなことを言いました。




「泣いたトコ初めて見た・・・っ!」(目がキラキラしていた)




冷やかしなら早く失せろ・・・!!

と、その言葉を聞いた瞬間思いました。

「〇〇(長男名前)は、今日はもう家で休ませるから、またね。」

と言う様な事を言って笑顔で(目は笑っていなかったと思われる)奴らを追い返しました。


まともに心配してくれた子が居なかったことがちょっとショックでした。




それはさて置き、痛がっている長男を休ませ、夫に電話で相談し、脳神経外科を受診することに決めました。

午後5時過ぎのことでした。

お医者さんに向かう車の中で、意識もはっきりしているし、手足の動きにも支障のない長男でしたが彼の気持ちは「瀕死モード」に突入していて、

「命にかかわる?」←無駄に語彙数が多い6歳児

とか、

「入院するならどこの病院?」

とか言っていました。

大丈夫だから!と、半ばキレながら(励ましながら)車を走らせ、途中下の子のお守要員の夫を拾い、お医者さんへと急ぎました。





長くなったので2に続けようと思います。










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