きのの3人育児にっき

長いことぐらぐらしていた長男の前歯が1本抜けました。

小学校の朝、長男が「抜けそう」と言って自分で引っ張って抜いていました。








痛くなかったと言って笑った口の中が、血まみれになっていました。







血が苦手な私はちょっと慌てました。

「なんか消毒とかした方がいいのかな！」

と夫に言ったところ

「放っとけばいいよ」

と夫は落ち着いて言いました。

あわあわしていたところに、夫の落ち着いた意見を聞いて私も落ち着くことができました。

イソジンでうがいだけさせて、長男は元気に登校して行きました。

夫は、長男が居なくなるとこっそりと私に

「俺も血にびっくりした」

と言ってきました。

どうやら、血を見て私と同じく動揺していたのですが、平静を装っていたようです。

父親の威厳を守ったのね。

朝からなんだかほっこりとした気持ちになりました。




さて、やっと前歯の抜けた長男ですが、まだ次の歯は生えていないので抜けたままになっています。

前歯の無い顔でにこっと笑うと、なんとも言えない間の抜けた感じの可愛い顔になります。

その日の夜は、夕食時に機嫌の良い長男が歌いました。

何故か首を左右に振りながら、前歯の抜けた顔で笑顔で歌う長男でした。

その様子がとても可笑しかったです。







この顔も期間限定なんだなあ・・・と、思いました。

写真に収めるまではしなくても、こっそりと楽しんでおこうと思いました。