きのの3人育児にっき

1歳2か月の次男君。
立って手の届くところにあるものは何でも落とし、気になるものは弄びます。
ダイニングテーブルの上に置いてあった食器も例外ではなく、4歳長女のマグカップや、お気に入りの小鉢も落とされて割られてしまいこの世を去りました（泣）



そんな中、6歳長男にも悲劇が訪れます。



100円ショップで買ったばかりのいい匂いのする消しゴムが、次男君の手によって無残な姿に変えられていました。
ケースは破壊され、消しゴム本体はかじられていたのです。
それに気が付いた長男は激昂しました。

「オレ〇〇（次男名前）叩く！！」

と言ったので

「叩くのはやめてね。でも次男君が悪いね。酷いよね」

と私はいいました。





復讐が叶わなかった長男は、次に悲しみが込み上げてきたようで

「オレのパリパリニャーン！！」

と叫んで泣き出しました。

「パリパリニャーン」とは、消しゴムの商品名です。

そして、

「オレねんねの部屋（家族で寝ている部屋）へ行く！！！」

と言って泣きながら部屋へ駆けて行きました。





叩かれなかった代わりに怒鳴られて泣かされ、縋りついてきた次男君をあやしながら、
「オレのパリパリニャーン！」が可愛かったな・・・と人知れずほっこりしながら思いました（笑）
長男には可哀想ですが、すぐに再び買い与えたりはしません。






私はこう思うからです。

世の中は残酷・・・もとい理不尽なんだよ。
学ぶがいい・・・長男よ（何キャラ）

被害者は、加害者になることを許されない。
更に被害者は救済されない。
世の中は理不尽なんだよ。





被害者にならないように、生きて行っておくれ。


大切な物は次男君の手の届かない所に置いておこうね←重要




長男は以前にも、お気に入りの仮面ライダードライブの食玩パズルを1ピースだけ次男君に舐められてブヨブヨにされてしまったことがあり、この時も怒りと悲しみで泣き叫びました。
「もう〇〇（次男名前）とは絶っっ対遊ばない！」と怒っていました。
今回も同様の事を言っていましたが、しばらくすると普通に接していました。
上の子特有の心の広さは、こんなところで培われるのかな？と思いました。



物を大切に思うこと
許すこと
繰り返されないように気をつけること

長男は、次男君のアクションから、色んなことを学んでいます。





理不尽な経験だけど、頑張れ長男！
きっとその経験は心の栄養に・・・なる・・・はず。



「上の子特有の受難」でした。