きのの3人育児にっき

小学校のアサガオの観察と聞くと、懐かしい人も多いのではないでしょうか。
私もその一人です。
そのことに関係して、６歳長男の通う小学校のある日の持ち物に、ストッキングを持ってきてくださいとありました。

アサガオとストッキングが結びつかなくて、戸惑いました。
お便りを読むと、ストッキングにティッシュで包んだアサガオの種を入れて、お腹に巻くとありました。
つまり、ストッキングを腹巻にして、中にアサガオの種を入れて温めるというものです。
理由は、アサガオを育てるにあたって愛着を育てる目的と、温めて発芽を促す目的があるとのことでした。

種をお腹で温めるなんて初めて聞いたので、半信半疑でした。

２年生ママに聞いてみると、一晩で発芽した子もいるのだとか。

それを聞いて思いました。
アサガオ、かわいいじゃないの。

アサガオの種入りストッキングをお腹に巻いて帰ってきた長男に、発芽の旨を話すと長男は大はりきり。
唯一外していいとされているお風呂の時は、
「種ちゃんを寝かせる」
と言って、丁寧にフリース布団に包んでお風呂に入っていました。

さて、結果のわかる翌日の小学校です。
全員が発芽するわけじゃないから、発芽してなくて長男ががっかりしなければいいな〜と思っておりました。

小学校から帰ってきた長男に聞いてみると、
「芽が出ていたよ」
と言っていました。

やったー！！！
種ちゃんやったね！！

「アサガオのパパになったんだね」
と長男に言うと、嬉しそうに笑いました。

その話題が終わった後、何気なく学年便りに目を通すと、発芽した種を二つ、満面の笑みで見せている長男が映っている写真が載っていました。

お便りに載ってるじゃん！！

驚いて長男に言うと、彼はしれっとした様子で
「載ってるよ？」
と言いました。

・・・ふ〜ん、そうなんだ・・・。
と思いました。
すごいじゃん！と言ってあげたかったのに、反応の薄さに出ばなを挫かれた感じになり、言いそびれてしまいました。


今は、小学校で観察日記をつけているようです。
夏休みは親にとっては大変ですが、アサガオちゃんを持って帰ってくるのでに今から楽しみです。