2018年05月29日
借金1億円を返済した最強仮想通貨女子「私が億超えした理由」
過熱する仮想通貨市場は、多くのインフルエンサーを生んだ。
その中でも異彩を放つのが、弱冠23歳の億り人、かなぴっぴ氏だ。
その投資手法に迫る。
◆逆億り人→億り人を経験した最強トレーダー降臨!
仮想通貨界隈きっての女傑がいる。20代の若さで借金1億円の「逆億り人」から「億り人」となったトレーダーのかなぴっぴ氏だ。
「物心ついたときからお金が好きでした。中学生の頃からライブグッズの転売や携帯電話のMNP転売で稼いで、そこでつくった資金3000万円を元手にFXや仮想通貨投資を21歳で始めたんです」
◆ハイレバFXで焼かれて背負った借金1億円
’16年には未上場だった仮想通貨のエイダコイン(ADA)を40万円ほど購入。
レートは0.2円と現在の150分の1であるものの、試練の時は長く続いた。
「一向に上場せず、換金できない時期がすごく長くて……正直騙されたと思いました。
この頃に始めたFXでは、レバレッジ最大800倍という海外取引所で溶かしまくったんです」
追証がかかり、家が燃えたりして気づけば、損失額は1億円にまで膨れ上がった。
窮地に陥った彼女を救ったのは、ほかでもない仮想通貨だった。
「’16年に300万円ほどビットコイン、イーサリアム、リップルを買っていたんです。それが’17年5月のアルトバブルを受けて、どれも軒並み数十倍に爆上げ。無事、借金を完済できました」
半ば諦めながらも1000万円まで買い増しを続けたADAは、’17年10月に晴れて上場。
’18年1月には約150円の最高値をつけ、ドン底から見事億り人に這い上がったのだ。
◆ガチホと長期保有は別! まずは脱初心者を目指せ
どうすれば彼女のように億り人になれるのか。聞くと、まず飛び出たのはこんな言葉だった。
「そもそも日本人は、養分になって損している人が多すぎます」
「養分」とは高値掴みや狼狽売りで損をして、ほかの投資家に利益を与えてしまう人を指すスラング。
まずはここからの脱却が第一歩だと、かなぴっぴ氏は説く。
「負けるのは、利確と損切りができない人。自分が投資した銘柄が思うような値動きをしなくても早く損切りすることが大事だし、大きく勝とうとするから欲が出る。私は価格が2倍になったら必ず投資額の半分を利確して、原資を抜く。そうすれば精神的に安定するし、さらに他の通貨に投資して資産を増やすことができます」
耳の痛い話は、さらに続く。
「ガチホと長期投資は別物です。 自分では勉強せずに特に明確な根拠がないまま“インフルエンサーが推していたから”と雰囲気で買い、漠然とコインを保持して、いざ価格が下がると狼狽売りをする。こんな人が養分になるんです」
◆「リッチリスト」を確認して大口投資家の動きを先読み
独自の情報分析を行うかなぴっぴ氏は、機関投資家など大口の動きを機敏に捉えることを重要視している。
「大口が介入するときは、大量の売りで相場を下げるか、大量の買いで相場を上げて、そこで売り抜けるかのどちらかです。イーサリアム系の通貨は『イーサスキャン』で調べると”リッチリスト”と呼ばれる上位保有者の一覧が公開されているので、その口座の動きを見ていれば彼らの思惑を察知することができますよ」
AI活用のプラットフォームであるニューロメーション(NTK)という銘柄では、今年3月に開催された世界的イベント「フューチャーオブAI」に出展したタイミングで大口の買いを確認した。
「一瞬で数百イーサが動いてた。これはまさに大口が“仕込み”に入っているということ。NTKの価格は上がると確信しました」
運営側のマーケティング手法にも目配せを怠らないのが、かなぴっぴ流トレード術だ。
「中華系コインのマーケティング力は圧倒的です。仮想通貨を無料配布するイベント“エアドロップ”や“投げ銭”など日本発祥のマーケティング手法を効率的に使って盛り上げるのがうまい。そこに大口が介入することで相場がつくられている。イベント情報は公式テレグラムを片端からフォローしています。最近、買ったものでいうと中華系の取引所OKEXが発行するOKBトークンは2.5倍に、HuobiのHTトークンは3倍になりました」
分散型のアプリケーションを構築するためのプラットフォームEOSに関しても運営の手腕を評価し、推奨銘柄に挙げる。
「EOSは4月に買い始めたのですが、1か月足らずで価格が3倍にまで高騰した投機銘柄です。中国系のコインの場合、日本と比べて絶対的なイナゴの数が多いので、大口がチャートをつくった直後に必ず爆上げする。こういう動き方やマーケティング手法を覚えておけば、確実に稼げます」
驚異の的中率を誇るかなぴっぴ氏だが、トレード以外の活動も精力的だ。5月にはチャットアプリ「Discord」にて有料グループを開設し、後進の育成にも励んでいる。
「これまでトレードを教えてきた人の中には、元手資金50万円を2000万円にまで増やした人もいます。相場の世界は、ゼロサムゲームなので全員が全員、稼げるわけではない。まずは身近な人から稼げるようなってほしいですね。稼がせる自信ですか? もちろんありますよ」
仮想通貨市場に現れた、なんとも豪快な女傑。その眼力は鋭い。
《かなぴっぴ氏の注目銘柄》
※直近価格は取材時のもの
●EOS
公開日’17年6月
直近価格1495円
過去最高値2339円
目標価格4万5000円
イーサリアムなどと同様の分散型アプリケーションを構築するためのプラットフォーム。トランザクションは驚異の速さを誇り、手数料無料でコスト削減効果が見込める。ICO直後には時価総額トップ10にランクインしたことも注目を集めた
●HT(Huobi Token)
公開日’18年1月
直近価格452円
過去最高値480円
目標価格2000円
香港に拠点を置く大手取引所「Huobi」が発行している独自トークン、類似のものにバイナンスが発行するBNBトークンなどがある。四半期ごとに利益額の20%の買い戻しが行われ、ハッキング被害などの有事でのユーザー保護のための準備金として使用される
●TTT(Trust Note)
公開日’18年4月
直近価格13円
過去最高値18円
目標価格1000円
中国初のDAG元帳構造を特徴とする仮想通貨、取引所「Bit-Z」に上場。無料配布イベントのエアドロップが盛ん。「日本ではまだ知名度は低い、つまり日本マネーが入っていないことは好材料の証し。中国でのテレグラムでは約10万人もの登録者数がいます」
●NTK(ニューロメーション)
公開日’18年2月
直近価格40円
過去最高値76円
目標価格1万円
AIを開発するためのプラットフォームをつくり、効率的な活用を目指すコイン。4月にはビッグサイトで行われたAI EXPOにも出展した。「長期投資銘柄、プロダクトの魅力は計り知れないので大口が入り始めたら一気に高騰しそう」
●OKB
公開日’18年3月
直近価格485円
過去最高値440円
目標価格2000円
中華系コインの新興注目株、今やその取引高がバイナンスを超えた大手取引所「OKEX」が発行するイーサリアムベースのコイン。
毎週金曜日にはOKBの保有者には取引所が得た手数料収入の半分がBTCで再分配されるなどマーケティング手法も注目される
【かなぴっぴ氏】
仮想通貨女子、専業トレーダー。ポートフォリオは常に40種以上を管理している
。NEMを使った保護猫活動ネムネコプロジェクトも。
@4_0929
引用元:HARBOR BUSINESS Online
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180528-00166550-hbolz-bus_all
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