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2022年02月06日

中国宮廷時代劇ドラマ『如意伝』 57話

正確に記述すると「如懿伝〜紫禁城に散る宿命の王妃〜」なんだけど、ちょっと前から見始めてます。地道に回数を重ね、本日やっと57話を視聴全部で87話もあるから、残り30話!

残り30話って…

日本のドラマなら3クール分になってしまうよ。


それにしても、重い。

面白いけど、重い。


重いけど、観ちゃう。

特にこの57話はちょっとした区切りに思えて、これから怒涛の展開になりそうな予感。いや、もう予感というより悪寒がするくらい、主人公に待ち受ける運命が想像できて怖い。

実はこのドラマと対で語られることの多い、中国で同じ時期に放送されたドラマ瓔珞 <エイラク>』を先に視聴しました。

如意伝と瓔珞は、どちらも中国清朝・乾隆帝時代の宮廷内を舞台にしたドラマです。だから、登場人物の名前は重なる部分が多いんです。

実在の人物を題材にしてるとはいえ主人公になってる人物が違うため、視点が全く異なるし、ここまで中身が違えるものかとビックリするほどストーリーが違うのも面白いです。

瓔珞を観てる時期、乾隆帝時代のことをチョコチョコッと調べてみたんですね。そうしたら、如意伝の主人公になってる如意=継皇后の逸話が残ってて、それが、ドラマを制作する側からしたらオイシイに違いないって内容なんですね。

で、サブタイトルですよ。

「紫禁城に散る宿命の王妃」

もう、これだけで確実に見えちゃうものがあるじゃないですか。

その逸話は、瓔珞では上手にドラマの着地点として使ってたんですが、如意伝では、長〜い時間をかけて如意に感情移入してきた中で、「これがどうしてそうなった…」という着地点に結び付きそうな様子が見え隠れするもんだから、常にハラハラしちゃって、1話見終わるごとに、ま〜〜、肩が凝る!

「陰謀度」で言ったら、如意伝のほうが数倍エグイ。

今日視聴した57話では、如意と懇意だった妃嬪・舒妃が世を去るお話でした。瓔珞に登場してた舒妃とは真逆の雰囲気で描かれていて、あちらでは最後の最後まで元気だったから、まさかこんな所で退場するとは思ってもいなくて油断したわぁ〜。

話の流れから、今後は如意を貶める役割になるんじゃないかと思ってたのよね。最初は目立たない存在だったけど、信念と誠意をもった数少ない存在という役割で、その人が心に闇を抱えておかしくなっていく感じかな?という妄想をしてましたけど、まさかこんなに悲しい最期を迎えるとは…。

でも、誠実さは失わなかっただけでも良かった。

それにしても主人公じゃない人がこの仕打ちでしょ? 如意はどうなっちゃうんだ?

そしてそして今回は、『瓔珞』では主人公だった令妃が、ここから怒涛の大逆転になっていくに違いない…と感じさせる回でした。

令妃が最初に登場した、まだ衛嬿婉だった頃。
今思えば、あの登場の仕方が実に上手かったんですよ。

確実に「男に好かれて女に嫌われるヤツ〜」って雰囲気を振りまいてたよね。

意識的とも無自覚ともとれる「わたし困ってるの・・・」という涙目で訴える姿にコロッと騙されていく男たちっていうのが、万国共通なんだーっと思っちゃいました。

長く長く燻ぶり続けて悪質さのレベルが上がっちゃってる令妃。怖過ぎ。

瓔珞は、ドラマとしては「スカッと系」で、主人公自身が窮地に陥りながらも機転をきかしたり策略を巡らしたりして「なんだコイツ」って相手をバッサバッサと倒していくドラマでした。

同じ人物を描いてるはずなんだけど、私が好きだった瓔珞は、ここには居ない。。。


残り30話。頑張ります!


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如意伝は全部で87話です。
U-NEXTでは「独占見放題」に分類されているので、月額料金のみで視聴できます。

U-NEXTの月額料金は 2,189円(税込み)で、ちょっとお高いかな〜という印象ですが、これだけの長編ドラマになると、完全に全話が無料対象になっているほうがお得。1話のみ無料で残りは有料ってケースの配信サービスもあるので、これから視聴を始めるなら、その辺りは比較したほうがいいと思います。

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posted by 管理人 at 20:25 | アジアドラマ
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