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2019年08月06日

「自然」を「言葉」で表現する

今回は「歌詞」の比喩方の考え方です。

日本語は難しいですが、使いこなせると「美しさ」「儚さ」妖艶に表す事が出来ます。

季節を「言葉」で。

「季節」を例え話で表現してみます。
「春」と言えば。
・春一番(春に吹く突風)
・桜
・卒業
・始業式
・始まりと終わり

ここから、「比喩法」へ。
「春一番」の風をラブソングっぽく。
→「君に吹く風は迷いもなく心に吹く」

「桜」の散りゆく様を「出会いや別れ」に。
→「ヒラヒラ舞う花びらにあなたとの思い出を見る」

「卒業、始業」を心のモヤモヤを表すように。
→「終わりの時はいつか訪れる始まり」


いやぁ、クサイですね(笑)
こんな感じで「春夏秋冬」で表していくといつの間にか
「季節ソング」
が出来ます。
「ラブソング」「メッセージソング」と肩肘張らずに作って行きましょう!

「感情」を「言葉」で。

例えば、「青春」はどう考えますか?
・甘酸っぱい
・ときめき
・自転車で(しかも、たちこぎ)全速力

などのポジティブから、
・失恋
・失恋後の恋煩い
・学校、学生との別れ

などのネガティブまでありますよね。

ここで「比喩法」。
「青春」を飲み物で、
→「炭酸水の海を泳いで、〇〇(誰かの家、有名な場所)にたどり着く」

また、そこに通る「風」「木々の擦れる音」なんかも言葉で。
→「光の通る沢山の泡(風と捉える)が螺旋を描いて互いに話す(木々の擦れる音)」

こう表すと、想像力が問われますし、実際の場所を書くと「土地感」が出てより
「リアリティー」
が出てきます。

「天気」を「言葉」で。

では「雨」では?
「雨の音」を「悲しく降る感情」として。
→「振り続ける雨音の中、誰1人として見向きもしない」

ここでは「雨」そのものを主人公に置き換えてみると「感情移入」しやすいです。

それが「土砂降り」なのか「小雨」、風も入り「打ち付ける」ものなのかで、
「喜怒哀楽」
を表す事が出来そうですよね。

頭の片隅にでも置いておくと、「ストレート」系ではなく
「変化球」系も使えます。
曲を作ろうと思われている方、ちょっと恥ずかしくはなりますけど、チャレンジしてみてください!


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「音楽専門士」の面(資格)を持つわたしが邦楽、洋楽問わず好きな事をご紹介していくブログです。シンガーソングライターをやっていた時期もありました。
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