2018年06月24日
ポートレート撮影でのレンズの焦点距離は?
ミラーレスや一眼レフカメラなどレンズ交換可能なカメラなら、
撮りたいイメージに合わせてレンズを選ぶことができます。
ではポートレートを撮るならどんなレンズが向いているのか?
について考えたいと思います。
@標準レンズ(焦点距離50mm前後)
一般的に焦点距離50mm前後のレンズが標準域と呼ばれています。
50mmは実際に人が見た距離感に近く、被写体との距離感も掴み易いです。
(センサーサイズによって若干変動あります)
A広角レンズ(焦点距離14mm〜24mm前後)
数値が小さい程、広い範囲を写真に収めることができ、風景の広大さを表現したい場合などに重宝されます。
ただし、像の歪みも大きくなりやすいので、必要であれば現像処理などで修正します。
また、被写体に寄って撮ると、中心部分が大きく写ることも特徴です。
B中望遠〜望遠レンズ(100mm〜400mm前後)
広角とは反対に、望遠にするほど被写体の歪みが小さくなります。
また、背景が圧縮され、ボケも大きくなりますので、被写体をより浮び上がらせることができます。
…と、簡単にレンズの特徴を書いてみましたが、
この他にもきっと特徴はあると思います(笑)
「で、結局どれがポートレートに向いてるの?」
はい、ではシチュエーション別に考えてみましょう。
・広大な風景をバックにポートレートを撮りたい!
ということであれば迷わず「広角レンズ」でしょう。
ただし、範囲が広い分余計な景色も写り込み易いので注意が必要です。
・風景の一部分をバックに撮りたいのであれば、中望遠〜望遠がおすすめです。
余計な景色をカットし、ボケも大きくなりますので被写体を強調できます。
ボケが大きくなる分、背景が何か分からなくなることもあるので、「絞り」を調整してみましょう。
望遠になるほど、被写体と距離をとる必要があるので、室内など狭い空間では向いていません。
スナップ写真でまず望遠レンズはおすすめできません。
常に被写体から遠くに離れる必要があるため、実用的ではありません。
カフェや買い物などで気軽に撮れる焦点距離としては、
35mm〜50mmでしょう。
被写体に近づける分、臨場感も増します。
望遠と違い、背景の圧縮効果はあまり期待できませんので、
余計なものが写らないよう、工夫が必要です。
ポートレート撮影でベストな焦点距離は?
答えは、一概には言えません!(答えになってませんね…)
結局被写体と一緒に何を撮りたいか?どんな場所で、どんなシチュエーションで撮りたいか?
によって、選ぶ焦点距離も変わってくるということですね。
今回は焦点距離に絞って書いてみましたが、
レンズはズームレンズか単焦点レンズかによっても特徴が違いますし、
F値によっても明るさやボケ具合が変わります。
過去の記事で、単焦点レンズやズームレンズ、F値のことについても書いていますので、
是非ご覧ください。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
撮りたいイメージに合わせてレンズを選ぶことができます。
ではポートレートを撮るならどんなレンズが向いているのか?
について考えたいと思います。
各レンズの特徴
@標準レンズ(焦点距離50mm前後)
一般的に焦点距離50mm前後のレンズが標準域と呼ばれています。
50mmは実際に人が見た距離感に近く、被写体との距離感も掴み易いです。
(センサーサイズによって若干変動あります)
A広角レンズ(焦点距離14mm〜24mm前後)
数値が小さい程、広い範囲を写真に収めることができ、風景の広大さを表現したい場合などに重宝されます。
ただし、像の歪みも大きくなりやすいので、必要であれば現像処理などで修正します。
また、被写体に寄って撮ると、中心部分が大きく写ることも特徴です。
B中望遠〜望遠レンズ(100mm〜400mm前後)
広角とは反対に、望遠にするほど被写体の歪みが小さくなります。
また、背景が圧縮され、ボケも大きくなりますので、被写体をより浮び上がらせることができます。
…と、簡単にレンズの特徴を書いてみましたが、
この他にもきっと特徴はあると思います(笑)
「で、結局どれがポートレートに向いてるの?」
はい、ではシチュエーション別に考えてみましょう。
風景と一緒に人物を写したい
・広大な風景をバックにポートレートを撮りたい!
ということであれば迷わず「広角レンズ」でしょう。
ただし、範囲が広い分余計な景色も写り込み易いので注意が必要です。
・風景の一部分をバックに撮りたいのであれば、中望遠〜望遠がおすすめです。
余計な景色をカットし、ボケも大きくなりますので被写体を強調できます。
ボケが大きくなる分、背景が何か分からなくなることもあるので、「絞り」を調整してみましょう。
望遠になるほど、被写体と距離をとる必要があるので、室内など狭い空間では向いていません。
カフェや街中で人物を撮りたい
スナップ写真でまず望遠レンズはおすすめできません。
常に被写体から遠くに離れる必要があるため、実用的ではありません。
カフェや買い物などで気軽に撮れる焦点距離としては、
35mm〜50mmでしょう。
被写体に近づける分、臨場感も増します。
望遠と違い、背景の圧縮効果はあまり期待できませんので、
余計なものが写らないよう、工夫が必要です。
まとめ
ポートレート撮影でベストな焦点距離は?
答えは、一概には言えません!(答えになってませんね…)
結局被写体と一緒に何を撮りたいか?どんな場所で、どんなシチュエーションで撮りたいか?
によって、選ぶ焦点距離も変わってくるということですね。
今回は焦点距離に絞って書いてみましたが、
レンズはズームレンズか単焦点レンズかによっても特徴が違いますし、
F値によっても明るさやボケ具合が変わります。
過去の記事で、単焦点レンズやズームレンズ、F値のことについても書いていますので、
是非ご覧ください。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございます。
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