2018年08月05日
花火を撮影する方法とおすすめのカメラ
みなさんこんにちは。
先日愛知県岡崎市の某花火大会の撮影をしてきました。
花火の撮影は難しいですね。
オートモードでの撮影ならシャッターを切るだけなので簡単ですが、
花火の光の軌道を写して流れるような花火を撮りたかったので
そのためにはカメラのB(バルブ)モードで露光時間を調整したり、
ミラーアップ撮影(カメラ内部の反射鏡を上げた状態で止めることで、カメラの振動を抑える)や
三脚を使用して手ぶれを防いだり、色々工夫必要なので難しいです。
花火撮影に必要な機能・性能・機材
・バルブ撮影(Bモード)
露光時間を調整でき、花火の軌跡を写し流れるような花火が撮影できる。
この機能がないカメラの場合は、設定できるシャッタースピードの範囲で調整して撮影します。
・高感度に強い
暗い場所でもノイズを抑えて撮影できるカメラがおすすめ。
・レリーズコントローラー
カメラのシャッターボタンを押すと、どうしても振動がカメラに伝わってしまうため、
外付けのレリーズコントローラーを使用すると、振動を防げます。
・三脚
カメラを固定する三脚は、長時間露光での撮影では必須です。
軽すぎる三脚だと、少しの風で振動することがあるので、三脚選びも重要です。
花火を撮影するときのカメラの設定
【B(バルブ)モードで撮影する】
・ISO感度 100〜800
・レンズの絞り F12〜F16
明るさにも関わってきますが、F値が低すぎるとピントが合う範囲(被写界深度)が浅くなり、
逆に絞り過ぎると暗くなり、画質にも影響します。
・シャッタースピード 0.5秒〜2秒
シャッターはレリーズコントローラーで花火が打ち上がるタイミングを見て、
好きな時間押し続けてボタンを離します。この時間が長いほど
花火の光の軌跡は長くなり、全体的に明るくなります。
明るくなり過ぎるようなら、ISO感度を下げて調整します。
・ミラーアップ撮影モードにする
一眼レフカメラの場合、シャッターを切るとカメラの内部の反射鏡が跳ね上がり、
この時に振動が生じます。そのため、予め反射鏡を上げた状態にすることで振動を抑えます。
ミラーレスの場合は反射鏡が無いのでこの機能はありません。
花火撮影におすすめのカメラ
以下花火撮影でおすすめのカメラを紹介します。
キヤノン(Canon) デジタルミラーレス一眼カメラ EOS Kiss M
キヤノン EOS Kiss M 【EF-M15-45 IS STM レンズキット】 (ホワイト/ミラーレス一眼カメラ) EOSKISSMWH1545ISLK |
・常用ISO感度25600、拡張でISO51200で暗闇に強い。
・背面モニターはバリアングル式
・タッチパネルを採用
・専用アプリ「Camera Connect」で、スマホへ画像を自動送信可能
・小さくて軽く、一眼入門機として初心者の方におすすめの高感度カメラ
キヤノン(Canon) コンパクトデジタルカメラ PowerShot G7 X Mark II
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII |
・コンパクト機ながらISO感度は125〜12800に対応
・映像エンジンDIGIC 7によるノイズリダクション性能
・バルブ撮影可能
ソニー(SONY) ミラーレス一眼 α7III ILCE-7M3K
ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ズームレンズキット FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS ILCE-7M3K |
・フルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを採用し、ISO感度は最高で51200まで対応
・光学式5軸手ブレ補正で手持ちの夜景撮影もしっかりサポート
・4K・30fpsの動画の撮影が可能
ニコン(Nikon) デジタル一眼レフカメラ D500
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5600 AF-P 18-55 VR レンズキット ブラック D5600LKBK クリーニング クロス付き |
・常用のISO感度51200
・フォーカスポイントを153点搭載し、被写体をしっかり捉えることが可能
・高画質な「4K UHD」に対応
・電子手ブレ補正、白とび・黒つぶれを抑える「アクティブD-ライティング」機能搭載
まとめ
花火の撮影は、日中の普段の撮影とは違うテクニックが必要ですので、慣れるまでは難しいかもしれませんが、
良い写真が撮れるともっと写真が好きになり、どんどん技術も向上していきますので、
短い花火の季節ですが、失敗を恐れず、とくかく沢山写真を撮ってみましょう。
今回もご覧いただきありがとうございました。
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