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2018年08月05日
マニュアル撮影って必要?オートで撮ればいいじゃん
早速ですが、先日友人から標題の通り、
「マニュアルっている?オートでいいじゃん」と愚かな質問がきましたが、
まあ仕方ないか、と気持ちを落ち着かせて丁重に答えてあげました。
カメラに詳しくない人で、絞り・シャッタースピード・感度を意識している人は少ないかと思います。
綺麗に撮れればそれで良いわけで、シャッターを押すだけで撮影できるのであれば
それに越した事はないかと思われます。
私の場合、写真が「記録のみ」が目的であればオート機能を使うこともあります。
しかし、自分の撮りたいイメージに近づけるためには、マニュアル撮影はかかせません。
例えば、ポートレートを撮影する場合、オートモードで撮影すると
私はどんな写真が出来上がるのか正直分かりません。
私の考えているイメージとカメラが考えているイメージは違います。
私が背景をもっとぼかしたいと思っていても、カメラ側は「いやそんなぼかさなくていいでしょう」と
思っているかもしれません。
背景のボケ具合は、レンズの絞り具合や、ズームレンズの焦点距離などで変わってきますが、
レンズの絞りはオートだと自動で絞り(F値)を決めてしまいますので、
適正露出にするためにカメラ側で絞りを絞ってしまうこともあり、
思っていたボケ具合と違ってくるわけです。
マニュアルで撮影すれば、私はまず「ぼかしたい」という意図がありますので
絞りは開放にし、それに合わせて感度やシャッタースピードを調整します。
これにより、同じ被写体でも全く雰囲気の違う写真になります。
(本当は見本の写真があれば分かりやすいのですが、今回は無いのですみません…)
オートモードしか使ったことない方は、是非マニュアルモードを使ってみてください。
慣れるまでは難しいかもしれませんが、絞り・シャッタースピード・感度の関係性が分かってくると
撮影がもっと楽しくなるはずです。写真はもちろん高機能な現代のカメラがあってこそのものですが、
それをどう使いこなすか、性能を十分に発揮できているかはどうかは、使っている私達次第です。
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初心者が2本目に買うレンズは何がいい?
今回はレンズのお話です。
初めてカメラを買う時、おそらくですがほとんどの方は「レンズキット」と言われる、
カメラ本体とズームレンズがセットになったものを買われるかと思います。(違ったらすみません)
私も標準ズームレンズが付いたレンズキットを購入しました。
当然ですが、初めてカメラを買う人は、レンズも持っていませんので、
レンズが無いと撮影できない分けですから、とりあえず汎用性の高いズームレンズが
セットのお買い得のレンズキットを買うことでしょう。
はじめから撮影の目的が明確で、例えば「望遠で撮影したい」という人も中にはいるかもしれません。
そういう人はカメラボディと、望遠レンズを別々で購入するかもしれません。
初めてカメラを購入する人は、おそらくレンズの特性等についてもそんなに詳しくはないと思われますので、
はじめから単焦点レンズが欲しいとか、広角レンズが欲しいというのも考えにくいです。
となると、やはり最初に手にするレンズは標準ズームレンズが多いのではないでしょうか。
では2本目のレンズは何にすればいいんでしょう。
【そもそも2本目のレンズが欲しくなるかどうか】
私の知り合いで、エントリーモデルの一眼レフで標準ズームレンズのみを
10年近く使っている人がいます。全くプロとかではなく、ごく普通のパパさんです。
他のレンズは買わないのかと尋ねても、「レンズって高いし、別に今のままで十分満足している」とのこと。
他のレンズの魅力を知らないだけなのでは?と思いましたが、
知らない方が幸せなのかもしれない…とも思いました(笑)
私が2本目のレンズが欲しいと思ったきっかけは、「もっとぼかした写真が撮りたい」だった気がします。
とにかくボケてる写真というのは一眼レフならでは表現だったので、
ボケが大きい単焦点レンズを買いました。
ちなみにキャノンの撒き餌レンズと言われる50mmF1.8です。
このレンズのおかげで見事に沼にはまりました…
安価で手軽に単焦点を楽しめるので、飛びつく人も多いのではないでしょうか。
レンズを買おうと思う時は、やはり理由があるかと思います。
私のように、もっとぼかした写真が撮りたい、遠くのものを撮りたい、など。
レンズを使ってみて、その描写の違いに感動し、撮りたいものができる場合もあるかと思いますが、
高価なレンズを目的なくとりあえず買ってみようって人は稀だと思います。
もし撮りたいイメージが無いのであれば、無理に新しいレンズを購入する必要はないと思います。
また、色々な人のすばらしい作品を見ると、この写真はどうやって撮ったんだろう?と知りたくなります。
広大な風景写真は広角レンズだからこそ表現でき、
小さな昆虫などを鮮明に映すためにはマクロレンズが必要になります。
すばらしい作品を見て、自分もこんな写真を撮りたいと思うのであれば、
新しいレンズの購入を検討してもいいかもしれません。
(もちろんレンズを変えただけでは良い作品は生まれません)
2本目のレンズを購入するかどうかは、
「もっと良い写真が撮りたい」と思うかどうかで、
どんなレンズを買うかは
「どんな写真を撮りたいか」に限ると思います。
【まとめ】
私のようにすっかり写真にはまってしまうと、もっと上手くなりたい、そしてもっとレンズが欲しい…
となってしまいますが、私の知人のように現状に満足であればそれはそれでいいことですし、
レンズを買わなくても腕は上がります。
2本目のレンズは何を買ったらいいか分からない人がいるとすれば、
まずは撮りたいものがあるか、何を撮りたいか、その為にはどんな性能が必要かを
考えれば、おのずと購入すべきレンズはみえてくるのではないでしょうか。
(あと予算も大事ですよね)
今回もご覧いただきありがとうございました。
カメラストラップって付けてる?
今回はカメラストラップについての投稿です。
みなさん、カメラストラップ、付けてます?
中にはストラップ自体付けない方もいるみたいですね。
付けない人の意見を聞くと、
・撮影の邪魔だから
・落とした事がないから大丈夫
・落としても案外カメラは頑丈だから大丈夫(これはカメラによると思いますが…)
・付属の純正ストラップがあまり好きじゃない、
かと言って新しいものをわざわざ買おうと思わない
・なかなか良いストラップが見つからない
大抵以上の声が聞こえてきます。
私はと言いますと、紆余曲折経て、ネックストラップを使っています。
付けていない時期もありましたが、やはり持ち歩く上で
手で握って持っていると、かなり手が疲れてきますし、
両手を使いたいとき、カメラで片手が塞がっているので不便でした。
撮影の時は、付いてない方が邪魔にならず確かに便利でしたね。
縦位置の撮影ではストラップがファインダーに掛かってイラっとします(笑)
グリップストラップを使ったこともありますが、
手が固定されるので、手ぶれの軽減や、落下の防止にもなりますが、
グリップから手を離したい時に不便ですね。
[ディスピッチ]DSPTCH カメラ スリング ストラップ CAMERA SLING STRAP
[ディスパッチ]DSPTCH カメラ スリング ストラップ CAMERA SLING STRAP カメラストラップ 73501 ブラック |
【メリット】
・このストラップは、カメラとの接続部付近で簡単に取り外しが可能です。
邪魔だと思う時にワンタッチで取り外しできるのがありがたいですね。
・カラーも多彩で自分好みのストラップを選べます。
・とにかくオシャレでかっこいい。あのファッション通販サイトZOZOTOWNでも販売されています。
・長さ調節ができ、長めに調整もできるので、私は斜めがけにして使っています。
【デメリット】
・首に当たる部分に、特にクッション材などはないので、
長時間の装着時は少し首や肩に負担がかかります。
・純正のネックストラップより細めなので、大きな超望遠レンズなどの重量のあるものには
少々不安があります。
いかがでしたか?みなさんはストラップは使っていますか?
そしてどんなストラップを使っていますか?
もしおすすめのストラップがあればコメントいただけると嬉しいです。
ではまた次回。
花火を撮影する方法とおすすめのカメラ
みなさんこんにちは。
先日愛知県岡崎市の某花火大会の撮影をしてきました。
花火の撮影は難しいですね。
オートモードでの撮影ならシャッターを切るだけなので簡単ですが、
花火の光の軌道を写して流れるような花火を撮りたかったので
そのためにはカメラのB(バルブ)モードで露光時間を調整したり、
ミラーアップ撮影(カメラ内部の反射鏡を上げた状態で止めることで、カメラの振動を抑える)や
三脚を使用して手ぶれを防いだり、色々工夫必要なので難しいです。
・バルブ撮影(Bモード)
露光時間を調整でき、花火の軌跡を写し流れるような花火が撮影できる。
この機能がないカメラの場合は、設定できるシャッタースピードの範囲で調整して撮影します。
・高感度に強い
暗い場所でもノイズを抑えて撮影できるカメラがおすすめ。
・レリーズコントローラー
カメラのシャッターボタンを押すと、どうしても振動がカメラに伝わってしまうため、
外付けのレリーズコントローラーを使用すると、振動を防げます。
・三脚
カメラを固定する三脚は、長時間露光での撮影では必須です。
軽すぎる三脚だと、少しの風で振動することがあるので、三脚選びも重要です。
【B(バルブ)モードで撮影する】
・ISO感度 100〜800
・レンズの絞り F12〜F16
明るさにも関わってきますが、F値が低すぎるとピントが合う範囲(被写界深度)が浅くなり、
逆に絞り過ぎると暗くなり、画質にも影響します。
・シャッタースピード 0.5秒〜2秒
シャッターはレリーズコントローラーで花火が打ち上がるタイミングを見て、
好きな時間押し続けてボタンを離します。この時間が長いほど
花火の光の軌跡は長くなり、全体的に明るくなります。
明るくなり過ぎるようなら、ISO感度を下げて調整します。
・ミラーアップ撮影モードにする
一眼レフカメラの場合、シャッターを切るとカメラの内部の反射鏡が跳ね上がり、
この時に振動が生じます。そのため、予め反射鏡を上げた状態にすることで振動を抑えます。
ミラーレスの場合は反射鏡が無いのでこの機能はありません。
以下花火撮影でおすすめのカメラを紹介します。
キヤノン(Canon) デジタルミラーレス一眼カメラ EOS Kiss M
キヤノン EOS Kiss M 【EF-M15-45 IS STM レンズキット】 (ホワイト/ミラーレス一眼カメラ) EOSKISSMWH1545ISLK |
・常用ISO感度25600、拡張でISO51200で暗闇に強い。
・背面モニターはバリアングル式
・タッチパネルを採用
・専用アプリ「Camera Connect」で、スマホへ画像を自動送信可能
・小さくて軽く、一眼入門機として初心者の方におすすめの高感度カメラ
キヤノン(Canon) コンパクトデジタルカメラ PowerShot G7 X Mark II
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII |
・コンパクト機ながらISO感度は125〜12800に対応
・映像エンジンDIGIC 7によるノイズリダクション性能
・バルブ撮影可能
ソニー(SONY) ミラーレス一眼 α7III ILCE-7M3K
ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ズームレンズキット FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS ILCE-7M3K |
・フルサイズ裏面照射型CMOSセンサーを採用し、ISO感度は最高で51200まで対応
・光学式5軸手ブレ補正で手持ちの夜景撮影もしっかりサポート
・4K・30fpsの動画の撮影が可能
ニコン(Nikon) デジタル一眼レフカメラ D500
Nikon デジタル一眼レフカメラ D5600 AF-P 18-55 VR レンズキット ブラック D5600LKBK クリーニング クロス付き |
・常用のISO感度51200
・フォーカスポイントを153点搭載し、被写体をしっかり捉えることが可能
・高画質な「4K UHD」に対応
・電子手ブレ補正、白とび・黒つぶれを抑える「アクティブD-ライティング」機能搭載
花火の撮影は、日中の普段の撮影とは違うテクニックが必要ですので、慣れるまでは難しいかもしれませんが、
良い写真が撮れるともっと写真が好きになり、どんどん技術も向上していきますので、
短い花火の季節ですが、失敗を恐れず、とくかく沢山写真を撮ってみましょう。
今回もご覧いただきありがとうございました。
2018年07月31日
写真を撮るときの構図の決め方
今回は写真における「構図」について考えたいと思います。
構図と言われると、写真や絵画に携わってない方は
「こーず?なにそれ美味しいの?」となるでしょう。
構図の定義は私もよく分かりませんが、
写真における構図は、被写体が限られた画角の中で
どのように配置されているか。と認識しています。
では写真を撮るとき、私たちはどのように構図を決めているのでしょう。
構図には基本的な4つの構図があるようです。
・三分割法
・四分割法
・日の丸構図
・対角構図
この4つの構図に収まるように撮影すると
安定感のある写真になるというわけです。
詳しくはちょっと検索すると出てくるかと思いますので
ここでは割愛しますね(笑)
他にも基本的なことはあります。
水平をしっかりとったり、主題と副題のバランスを考えたり…
基本をまず知ることは重要だと思います。
例えば、斜めにした方がなんとなくかっこいい
という理由で、水平をとっていない写真を良く見かけます。
私はこういう写真を見ると、
写真自体が面白くないことを公言しているように見えます。
水平だとつまらないので、とりあえず斜めにしてみた。
といったところでしょうか。
構図の基本を理解し、それに沿った写真を撮っても
つまらないと感じるのであれば、それは
構図が基本だからつまらないのではなく、
他に問題があるのかもしれません。
少しアングルを変えたり、視点を変えるだけで
写真は劇的に変わります。
私も撮影している時は気づかず、
現像しているときに後悔します。
私は撮影現場ではとにかく必死で考えています。
どのアングルで撮れば被写体が引き立つか、
望遠で撮って背景を圧縮するべきか、
広角で撮るべきか、
背景はどれくらいボカすか、
不要な背景はどの角度で撮れば消えるか、
光は順光か逆行か、良い光はないか、
ストロボは必要か、
パッと思いつくだけ書きましたが、
色々なことを考えた上で、
被写体のベストショットを納めなければなりません。
良い写真を撮るためには、
そこに「思い」がなければなりません。
私の場合は、とにかくお客さんに喜んでもらいたい。
という強い思いで撮っております。
構図のお話のつもりが、なんか熱くなってしまってすみません(笑)
基本の構図にすれば正解という訳ではありませんが、
すばらしい写真は案外、基本に忠実だったりします。
まずは基本の構図を意識して撮影し、
それを面白くするにはどうすればいいかを考えることが大切だと思います。
色んな視点で見ると、撮影はもっと楽しくなると思います。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
2018年07月30日
ひまわり畑でポートレート撮影
2018年07月22日
キャノンの新しいレンズ!EF70-200mm F2.8L IS III USM発売!
キャノンから新しいズームレンズ、EF70-200mm F2.8L IS III USMの発売が決定しました。
発売予定日は9月中旬とのことです。
現行モデルの「II型」からどんな進化を遂げているんでしょうか。
II型は言うまでもなく、すばらしいレンズでアマチュアからプロまで多くの指示を得ていました。
大三元レンズの1つで憧れのレンズの1つですね。
新型の「III型」が発売されれば価格がもう少し落ち着くかもしれないですね。
・ASC(エアースフィアコーティング)による逆光耐性の向上
ASC(Air Sphere Coating)はレンズ表面に、二酸化ケイ素と空気を含んだ膜を形成することで、光の反射を抑制するコーティング技術です。フレア・ゴーストの発生を大幅に抑制しています。
また、ASCは他の反射防止膜に比べて強度が高いのも特長です。
・フッ素コーティングによる防汚性能の向上
もう一つ、フッ素コーティングは、レンズ表面に付着した汚れを簡単に取り除くことを目的とした防汚コーティングです。
溶剤を使わずに乾いた布で取り除くことが可能で、静電気を帯びにくく、ホコリもつきにくいのが特徴です。
さらに表面が滑らかで傷つき難く、水滴が付着しにくいのも特徴です。
以上2点が大きな違いかと思われますが、他にも外観の違いがいくつかあるようです。
私個人的には「そんなに変わって無いんじゃ…」と思いましたがいかがでしょう。
フレアやゴーストを軽減できるところはありがたいですが、「II型」との価格差を考えると
買い替えるかは悩ましいところです。
まだII型を持っていない方は新しい「III型」を買ってもいいのかな、といった感じです。
キヤノン 望遠ズームレンズ EF70-200mm F2.8L IS III USM EF70-200LIS3
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今回もご覧いただきありがとうございました。
ではまた次回!
私が初心者におすすめするカメラ
いつも聞かれることですが、
先日久々に「おすすめのカメラはなんですか?」と聞かれまして、
「今ならミラーレスもいいですよ〜」なんてお答えしました。
ちょっと前の私なら、迷わず「カメラなら一眼レフの〇〇がいいです!」と
お答えしていたでしょう。
なぜ今ならミラーレスがいいのか?
【ミラーレス一眼と一眼レフの違い】
・一眼レフカメラの内部には鏡が入っており、レンズから入った光をこの鏡に反射させてファインダーに送っています。
ミラーレス一眼にはこの鏡が無く、レンズから入った光をセンサーがデジタル信号に変換させて、モニターに表示されます。(ミラーレス=名前の通りミラーが無いカメラのことなんですね)
・私が感じた違いについて。
ISO感度や絞り、シャッタースピードなどの設定を変えるとき、
ミラーレスカメラの場合、液晶モニターに数値が映し出されて、それを見ながら変更します。
ボタンを押す→液晶モニターにデジタル変換して映す→それを見て判断する。
この流れが私としてはどうしてもモタついていると感じてしまいます。
一眼レフの場合、ファインダーを見ながら、人差し指でカメラ上部のボタンを押して、直観的にリアルタイムで操作し変更することができるのでタイムラグが無く、シャッターチャンスを逃しにくいです。
【最新のミラーレス一眼】
・ミラーレスはカメラ内部に鏡がなく、光をデジタル変換させてモニターに映しています。
これにより、タイムラグが発生し、シャッターを押すタイミングが遅れる。
と考えていましたが、最新のミラーレス機はほとんどタイムラグが感じられませんでした。
・設定を変更する時感じていたモタつきについて。
一眼レフに比べ直観的な操作はできませんが、最新のミラーレスは改善されており、
カメラ上部の操作ダイヤルの操作性が上がっていたり、液晶モニターにタッチパネル機能がついており、
素早い設定変更ができたりと、昔と比べればかなり進化しているなと感じています。
【最新のミラーレスおすすめポイント】
・軽くてコンパクトなので携帯しやすい
・被写体がモニターに映し出されるまでのタイムラグがほとんど気にならなくなった
・設定変更時のモタつきが改善されている
・最新の映像エンジンを搭載し、画質が良い(一眼レフと画質の良さはもはや変わりませんね)
・マウントアダプターを付ければ、一眼レフのレンズも装着できる
私が今一番おすすめしたいミラーレス一眼は、
「CANON EOS Kiss M」です。ホワイトとブラックの2色展開です。
用途に合わせて、色々なお買い得レンズキットがあるみたいなのでご紹介します。
@EOS Kiss M・EF-M15-45 IS STM レンズキット
焦点距離15-45mmのレンズがセットです。
広角から標準域のレンズなので、風景やちょっとしたお出掛けや室内のスナップ撮影に向いています。
キヤノン EOS Kiss M 【EF-M15-45 IS STM レンズキット】 (ブラック/ミラーレス一眼カメラ) EOSKISSMBK1545ISLK 新品価格 |
AEOS Kiss M・EF-M18-150 IS STM レンズキット
広角から望遠域までカバーしたレンズキットです。
レンズ交換をせず、1本のレンズで幅広く撮影したい方におすすめです。
キヤノン EOS Kiss M 【EF-M18-150 IS STM レンズキット】 (ブラック/ミラーレス一眼カメラ) EOSKISSMBK18150ISSTM 新品価格 |
BEOS Kiss M・ダブルレンズキット
15-45mmのレンズと22mmの単焦点レンズの2本がセットです。
単焦点レンズは背景を大きくボカすことができ、明るいレンズなので
インスタ映えすること間違いなしです。
キヤノン EOS Kiss M(ブラック)・ダブルレンズキット EOSKISSMBK-WLK 新品価格 |
BEOS Kiss M・ダブルズームキット
15-45mmのズームレンズと、55-200mmの標準域から望遠までカバーしたレンズの2本がセットです。
この2本があればどんな場面でも対応できますね。
キヤノン EOS Kiss M 【ダブルズームキット】 (ブラック/ミラーレス一眼カメラ) EOSKISSMBKWZK 新品価格 |
いかがだったでしょう。今回は初心者の方におすすめするカメラ。ということで
今一番おすすめのミラーレスカメラをご紹介しました。
最近のミラーレスは本当に進化しており、ミラーレスと一眼レフの境目は無くなってきているように思います。
プロの方でもミラーレスを使う方が増えてきており、
私もいずれはミラーレスに買い替える時が来るのではないでしょうか。
今回もご覧いただきありがとうございました。
2018年07月21日
私が最近ハマってしまったレンズ沼。CANON 24-70mm F2.8II USM
カメラマンのyoshiです。
今回は私が最近ハマっているというか、やたら使っているレンズをご紹介します。
それはこちら、
キャノンの24-70mm F2.8II USM です!
なにを今さら…と言われるかと思いますが、
ご存知キャノンの大三元の一角を担うレンズです。
大三元の語源は麻雀からきているようで、私も詳しくは知りませんが、
最高峰の性能を誇る3つのレンズを表しています。
1つが広角ズームレンズ(16-35mm)、
2つ目が標準ズームレンズ(24-70mm)
3つ目が望遠ズームレンズ(70-200mm)です。
この3つのズームレンズは、どの焦点距離でも通しでF2.8となっております。
F値はレンズの明るさを表しており、数値が低いほど明るいレンズとなります。
F値が低いと明るいだけでなく、ボケも大きくなります。
そして何よりこの大三元レンズ、やっぱり画質がすばらしい。
パープルフリンジやフレアも出にくいです。
(以前使っていた標準ズームレンズや、少し古い単焦点レンズはフリンジが酷く、
現像処理でフリンジを消す作業に大変時間がかかっていました。)
私はポートレート撮影をすることが多く、単焦点レンズを複数揃えていました。
単焦点レンズはF値が1.4〜1.8と明るく、大きくてとろけるようなボケ味が好きでした。
ただ、私が使っている単焦点レンズは少し古い型ということもあり、画質があまりよくなく、
現像処理でノイズやフリンジを消すのに時間がかかっていました。
最新の単焦点なら画質が良いですが、かなり高価です。
また、単焦点レンズのボケ味は好きですが、状況に応じたレンズ交換が必要になってきます。
特にお子さんの記念撮影では、レンズ交換する暇がなく、
良い瞬間をとらえることで精一杯でした。
こんな時「ズームレンズだったらな…」と思うことが多くなりました。
ズームレンズはあまり良いボケ味は期待できない。という概念がありましたので、
単焦点レンズの最新のレンズを買おうと思いました。
しかし価格を見ると…高い…
これをまたいくつも揃えるとなると大変なことになるな…
どうしよう。
そこで、私の撮影スタイルをもう一度考えてみました。
【私の撮影スタイル】
・子供を撮ることが多い
・ブライダル関係の撮影をしている
・プライベートでスナップ写真を撮ることが多い
・旅行で風景も撮りたい
ポートレート撮影で止まった人間を撮るうえでは単焦点で問題ありませんが、
子供を撮るときや結婚式では、どの焦点距離でシャッターチャンスが訪れるか分からず、
広角で撮るべきか、望遠側で撮るべきが一瞬で判断し、シャッターを押さなければなりません。
レンズ交換をする時間はありません。
単焦点レンズだと、あとから「もう少しアップで撮りたかった」「広角で撮るべきだった」と
後悔することがよくありました。
スナップ写真や風景写真では、もちろん単焦点で撮る事も可能ですが、
風景を撮りたかったり、近くの物を撮りたかったり、状況は逐一変わっていきます。
その都度レンズを交換するのはやっぱり大変です。
【やっぱり私にはズームレンズが向いている】
以上の点を踏まえると、単焦点よりズームレンズが私には向いているな、とは思いましたが、
単焦点の明るさ、ボケ味は捨てがたいものでした。
ズームレンズで単焦点並みに明るくて、ボケ味の良いレンズがあれば…
…ありました!24-70mm F2.8II USMです。
でもやっぱり高い。お手頃価格のズームレンズではF値が3.5〜5.6…
私の求めるボケ味や明るさは期待できないと思い、ズームレンズを買うならこれしかないと思いました。
【使ってみればいいじゃない】
「そうかレンタルしてみればいいじゃんか!」
なんで気付かないんだよ。と思いながら早速レンタル屋さんでお借りし試してみました。
「なんということでしょう」
これがズームレンズ??びっくりしましましたね。これが大三元かと。
ボケ味はF2.8ということもあり、やわらかく綺麗なボケ。
どの焦点距離でもF2.8で明るい。
私が使っている古い単焦点よりよっぽど綺麗なボケと綺麗な画質。
あれほど悩んでいたパープルフリンジが無い!
そしてピントが早い!
お仕事でも使わせていただきましたが、ズームレンズってほんとに便利ですね。
このレンズの短所は無いんじゃないかと思っていましたが、
ちょっと気になる面もありました。
・価格が高い
確かに高いですが、安い単焦点を何本も揃えるくらいなら、これ1本持ってた方がいいような気もしています。
ただ、単焦点の持ち味が好きな方もいますので一概にいえません。
・重い
単焦点レンズと比べるととても重いです。持ち歩くにはちょっとした覚悟が必要です。
しかし良い写真が撮れるなら私は苦にはなりません。
・手ぶれ補正がない
これもちょっと残念なところでもありますが、その分価格が抑えられ、重量も軽くなり、
画質が良くなればいいかなと思っています。
いかがでしたか?今回はキャノンの24-70mmF2.8II USMについてご紹介しました。
なかなか初心者の方には手が出しづらい価格ではありますが、是非一度レンタルでもいいので
お試しいただきたいと思います。
このレンズを使ってる方みえましたら感想など教えてくれたら嬉しいです。
今回もご覧いただきありがとうございました!
ストロボは純正がいい?
今回は「ストロボは純正がいいのか?」というテーマで考えたいと思います。
前回のストロボの記事では、初心者の方が気軽に始めることができるストロボ。
というテーマで投稿させていただきましたが、
「安いストロボは壊れないか心配」
「純正じゃないと誤作動が起きるんじゃないの?」
「とりあえず純正なら間違いないでしょ」
というお声を聞きまして、改めてストロボのお話を投稿させていただこうと思いました。
まず、ストロボは純正がいいかどうか。の前に、ストロボ選ぶ基準を考えることが大切です。
ストロボを選ぶ時の基準
@機能性
発光量、発光までのチャージ時間、TTL機能(オート機能)があるかないか、
HSS(ハイスピードシンクロ)があるかないか、ラジオスレーブ機能(オフカメラで遠隔操作可能か)、
ラジオスレーブ機能は何メートルまで離れることができるか、照射角度を調整できるか、
ストロボのヘッドを2軸で調整することができる。等…
A価格
Bアフターサービスが受けられる
@機能性
高価なストロボほど、様々な機能が付いています。
発光量は安いストロボでもほとんどが調整できます。チャージ時間や連続発光できる回数などは差が出るポイントです。連続で発光することがなければそんなに気にするところではないです。
TTL機能は、いわゆるオート機能で、環境に応じてストロボが光量を調整してくれます。
ただし、あくまで直接被写体に光を当てる前提で調整されることが多いので、バウンス撮影などでは
あまり当てになりません。結局は自分で調整することになるかと思いますので、
TTL機能は私は全く使っていません。
HSS(ハイスピードシンクロ)についてですが、ストロボは大抵SS(シャッタースピード)が速くなりすぎると、
発光とシャッターのタイミングが合わず、うまく光が写らなくなりますが、
このHSS機能があれば、シャッタースピードを速くしてもストロボが同調してくれる機能です。
日中シンクロなどで、露出を抑えるためにSSを早くする必要がある場合や、
スポーツ撮影などでSSを早くしたい場合は必要になってきます。
日中シンクロでは、NDフィルターで露出をコントロールすればSSを早くする必要はなくなります。
私の場合はNDフィルターを使っていますので、HSSは必須ではなく、あれば便利かなという程度です。
ラジオスレーブ機能は私の場合必須です。安いストロボでもほとんど付いていますね。
ただし、電波が届く距離が極端に短かったり、ストロボの向きやちょっとした障害物でも反応しないものもありますので
確認が必要です。また、外国産の安いストロボで、電波法の技適マークがついてないものは違法となる恐れがありますので、こちらも注意が必要です。
照射角の調整については、安いストロボでは調整できないものが多いです。
被写体に当てる光の範囲を調整したい方は必要かと思います。
私の場合は、アンブレラやソフトボックスを使って、ある程度照射角は調整していますので、
無くてもいいかな、という機能です。
ストロボのヘッドの部分の向きを自在に変えることができる機能は、安いストロボでもほとんど付いてます。
オンカメラでバウンス撮影する場合は必須ですね。
A価格
中国製など安いものだと2千円〜3千円で、純正は安いものでも2万円ほどはします。
Bアフターサービス
中国製などは故障しても保障が無く、修理もできません。
純正は保障がついており、故障すれば修理に出すことができます。
故障するかしないかは、使い方にも寄ります。フル発光で高頻度で使い続ければ
純正かどうかに関わらず故障のリスクも高まります。
ちなみに私は3千円程の中国製を1年程使っていましたが故障はしませんでした。
使用頻度が多くなかったことが要因でしょうか。
以上の点を踏まえると、ストロボは必ずしも純正にする必要はないのでないか。と思います。
・中国製だと保証が効かず、アフターサービスもありませんので、不具合が起きれば
買い替えるしかありません。ただ、純正でも壊れる時は壊れます。保障が効きますがストロボ自体高価です。
修理代も安くはありません。安いストロボでも予備として2〜3台あれば、万が一の時もなんとかなります。
・技摘マークが付いていれば、純正品ではなく安いストロボでも使用しているプロの方はみえます。
・高価な理由の一つとして、TTLやHSSなどの様々な機能が付いているということがあります。
使わない機能であれば、シンプルな操作性の安価なストロボでも問題ないです。
以下私がおすすめするストロボを紹介します。
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単品で買うよりセットがお得です。
国産なのでアフターサービスもしっかりしており、万が一の時も安心です。
中国製に比べれば高価ですが、プロの方にとっては安心とサポートには代えられません。
機能面も充実しており純正に特にこだわりが無ければ最もおすすめしたいストロボです。
新品価格 |
2つ目は、ゴドックスのストロボTT600です。
中国製ですが、別売りのワイヤレストリガーは技摘マーク付で国内で使用可能です。
TTL機能はありませんが、HSS対応です。
上位機種はTTLが付いていますが、値段も上がります。
私はTTL使わないので、断然こちらがおすすめです。
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TTL、HSSを使わず、光れば良いという人にはこちら。
光量は十分で、ヘッド部分が自在に調整でき、バウンス撮影も可能です。
初心者の方こそTTLを使わず、マニュアルで光量を調整するべきだと思いますので、
ストロボを始めて購入される方に断然おすすめです。
いかがでしたか?ストロボを始めて購入される方は何を買ったらいいか分からず、
「純正じゃないと作動しないのでは?」
「よく分からないから純正買っとけば間違いないでしょ」
と思われるかもしれません。
たしかに互換性がないと作動しなかったり、光りはするけどTTLが機能しなかったり、
その辺は購入前に確認が必要です。
ただ、純正でも壊れる時は壊れます。私の中ではストロボは消耗品だと思っています。
発光すればするほど、内部の発光管が劣化していきます。
これは仕方ないことですが、純正だろうといつかは壊れます。
そう考えると、何万円も出すことにちょっと躊躇してしまいますよね。
ストロボを購入するときは、純正かどうかよりも、
自分がどんな写真が撮りたくて、それにはどんな性能が必要かを考えることが大切です。