2018年07月21日
ストロボは純正がいい?
みなさんこんにちは。
今回は「ストロボは純正がいいのか?」というテーマで考えたいと思います。
前回のストロボの記事では、初心者の方が気軽に始めることができるストロボ。
というテーマで投稿させていただきましたが、
「安いストロボは壊れないか心配」
「純正じゃないと誤作動が起きるんじゃないの?」
「とりあえず純正なら間違いないでしょ」
というお声を聞きまして、改めてストロボのお話を投稿させていただこうと思いました。
まず、ストロボは純正がいいかどうか。の前に、ストロボ選ぶ基準を考えることが大切です。
ストロボを選ぶ時の基準
@機能性
発光量、発光までのチャージ時間、TTL機能(オート機能)があるかないか、
HSS(ハイスピードシンクロ)があるかないか、ラジオスレーブ機能(オフカメラで遠隔操作可能か)、
ラジオスレーブ機能は何メートルまで離れることができるか、照射角度を調整できるか、
ストロボのヘッドを2軸で調整することができる。等…
A価格
Bアフターサービスが受けられる
@機能性
高価なストロボほど、様々な機能が付いています。
発光量は安いストロボでもほとんどが調整できます。チャージ時間や連続発光できる回数などは差が出るポイントです。連続で発光することがなければそんなに気にするところではないです。
TTL機能は、いわゆるオート機能で、環境に応じてストロボが光量を調整してくれます。
ただし、あくまで直接被写体に光を当てる前提で調整されることが多いので、バウンス撮影などでは
あまり当てになりません。結局は自分で調整することになるかと思いますので、
TTL機能は私は全く使っていません。
HSS(ハイスピードシンクロ)についてですが、ストロボは大抵SS(シャッタースピード)が速くなりすぎると、
発光とシャッターのタイミングが合わず、うまく光が写らなくなりますが、
このHSS機能があれば、シャッタースピードを速くしてもストロボが同調してくれる機能です。
日中シンクロなどで、露出を抑えるためにSSを早くする必要がある場合や、
スポーツ撮影などでSSを早くしたい場合は必要になってきます。
日中シンクロでは、NDフィルターで露出をコントロールすればSSを早くする必要はなくなります。
私の場合はNDフィルターを使っていますので、HSSは必須ではなく、あれば便利かなという程度です。
ラジオスレーブ機能は私の場合必須です。安いストロボでもほとんど付いていますね。
ただし、電波が届く距離が極端に短かったり、ストロボの向きやちょっとした障害物でも反応しないものもありますので
確認が必要です。また、外国産の安いストロボで、電波法の技適マークがついてないものは違法となる恐れがありますので、こちらも注意が必要です。
照射角の調整については、安いストロボでは調整できないものが多いです。
被写体に当てる光の範囲を調整したい方は必要かと思います。
私の場合は、アンブレラやソフトボックスを使って、ある程度照射角は調整していますので、
無くてもいいかな、という機能です。
ストロボのヘッドの部分の向きを自在に変えることができる機能は、安いストロボでもほとんど付いてます。
オンカメラでバウンス撮影する場合は必須ですね。
A価格
中国製など安いものだと2千円〜3千円で、純正は安いものでも2万円ほどはします。
Bアフターサービス
中国製などは故障しても保障が無く、修理もできません。
純正は保障がついており、故障すれば修理に出すことができます。
故障するかしないかは、使い方にも寄ります。フル発光で高頻度で使い続ければ
純正かどうかに関わらず故障のリスクも高まります。
ちなみに私は3千円程の中国製を1年程使っていましたが故障はしませんでした。
使用頻度が多くなかったことが要因でしょうか。
以上の点を踏まえると、ストロボは必ずしも純正にする必要はないのでないか。と思います。
・中国製だと保証が効かず、アフターサービスもありませんので、不具合が起きれば
買い替えるしかありません。ただ、純正でも壊れる時は壊れます。保障が効きますがストロボ自体高価です。
修理代も安くはありません。安いストロボでも予備として2〜3台あれば、万が一の時もなんとかなります。
・技摘マークが付いていれば、純正品ではなく安いストロボでも使用しているプロの方はみえます。
・高価な理由の一つとして、TTLやHSSなどの様々な機能が付いているということがあります。
使わない機能であれば、シンプルな操作性の安価なストロボでも問題ないです。
以下私がおすすめするストロボを紹介します。
ニッシンのDi700Aとワイヤレスコマンダーのセットです。
単品で買うよりセットがお得です。
国産なのでアフターサービスもしっかりしており、万が一の時も安心です。
中国製に比べれば高価ですが、プロの方にとっては安心とサポートには代えられません。
機能面も充実しており純正に特にこだわりが無ければ最もおすすめしたいストロボです。
2つ目は、ゴドックスのストロボTT600です。
中国製ですが、別売りのワイヤレストリガーは技摘マーク付で国内で使用可能です。
TTL機能はありませんが、HSS対応です。
上位機種はTTLが付いていますが、値段も上がります。
私はTTL使わないので、断然こちらがおすすめです。
TTL、HSSを使わず、光れば良いという人にはこちら。
光量は十分で、ヘッド部分が自在に調整でき、バウンス撮影も可能です。
初心者の方こそTTLを使わず、マニュアルで光量を調整するべきだと思いますので、
ストロボを始めて購入される方に断然おすすめです。
いかがでしたか?ストロボを始めて購入される方は何を買ったらいいか分からず、
「純正じゃないと作動しないのでは?」
「よく分からないから純正買っとけば間違いないでしょ」
と思われるかもしれません。
たしかに互換性がないと作動しなかったり、光りはするけどTTLが機能しなかったり、
その辺は購入前に確認が必要です。
ただ、純正でも壊れる時は壊れます。私の中ではストロボは消耗品だと思っています。
発光すればするほど、内部の発光管が劣化していきます。
これは仕方ないことですが、純正だろうといつかは壊れます。
そう考えると、何万円も出すことにちょっと躊躇してしまいますよね。
ストロボを購入するときは、純正かどうかよりも、
自分がどんな写真が撮りたくて、それにはどんな性能が必要かを考えることが大切です。
今回は「ストロボは純正がいいのか?」というテーマで考えたいと思います。
前回のストロボの記事では、初心者の方が気軽に始めることができるストロボ。
というテーマで投稿させていただきましたが、
「安いストロボは壊れないか心配」
「純正じゃないと誤作動が起きるんじゃないの?」
「とりあえず純正なら間違いないでしょ」
というお声を聞きまして、改めてストロボのお話を投稿させていただこうと思いました。
ストロボを選ぶ基準
まず、ストロボは純正がいいかどうか。の前に、ストロボ選ぶ基準を考えることが大切です。
ストロボを選ぶ時の基準
@機能性
発光量、発光までのチャージ時間、TTL機能(オート機能)があるかないか、
HSS(ハイスピードシンクロ)があるかないか、ラジオスレーブ機能(オフカメラで遠隔操作可能か)、
ラジオスレーブ機能は何メートルまで離れることができるか、照射角度を調整できるか、
ストロボのヘッドを2軸で調整することができる。等…
A価格
Bアフターサービスが受けられる
@機能性
高価なストロボほど、様々な機能が付いています。
発光量は安いストロボでもほとんどが調整できます。チャージ時間や連続発光できる回数などは差が出るポイントです。連続で発光することがなければそんなに気にするところではないです。
TTL機能は、いわゆるオート機能で、環境に応じてストロボが光量を調整してくれます。
ただし、あくまで直接被写体に光を当てる前提で調整されることが多いので、バウンス撮影などでは
あまり当てになりません。結局は自分で調整することになるかと思いますので、
TTL機能は私は全く使っていません。
HSS(ハイスピードシンクロ)についてですが、ストロボは大抵SS(シャッタースピード)が速くなりすぎると、
発光とシャッターのタイミングが合わず、うまく光が写らなくなりますが、
このHSS機能があれば、シャッタースピードを速くしてもストロボが同調してくれる機能です。
日中シンクロなどで、露出を抑えるためにSSを早くする必要がある場合や、
スポーツ撮影などでSSを早くしたい場合は必要になってきます。
日中シンクロでは、NDフィルターで露出をコントロールすればSSを早くする必要はなくなります。
私の場合はNDフィルターを使っていますので、HSSは必須ではなく、あれば便利かなという程度です。
ラジオスレーブ機能は私の場合必須です。安いストロボでもほとんど付いていますね。
ただし、電波が届く距離が極端に短かったり、ストロボの向きやちょっとした障害物でも反応しないものもありますので
確認が必要です。また、外国産の安いストロボで、電波法の技適マークがついてないものは違法となる恐れがありますので、こちらも注意が必要です。
照射角の調整については、安いストロボでは調整できないものが多いです。
被写体に当てる光の範囲を調整したい方は必要かと思います。
私の場合は、アンブレラやソフトボックスを使って、ある程度照射角は調整していますので、
無くてもいいかな、という機能です。
ストロボのヘッドの部分の向きを自在に変えることができる機能は、安いストロボでもほとんど付いてます。
オンカメラでバウンス撮影する場合は必須ですね。
A価格
中国製など安いものだと2千円〜3千円で、純正は安いものでも2万円ほどはします。
Bアフターサービス
中国製などは故障しても保障が無く、修理もできません。
純正は保障がついており、故障すれば修理に出すことができます。
故障するかしないかは、使い方にも寄ります。フル発光で高頻度で使い続ければ
純正かどうかに関わらず故障のリスクも高まります。
ちなみに私は3千円程の中国製を1年程使っていましたが故障はしませんでした。
使用頻度が多くなかったことが要因でしょうか。
純正にこだわる必要はない
以上の点を踏まえると、ストロボは必ずしも純正にする必要はないのでないか。と思います。
・中国製だと保証が効かず、アフターサービスもありませんので、不具合が起きれば
買い替えるしかありません。ただ、純正でも壊れる時は壊れます。保障が効きますがストロボ自体高価です。
修理代も安くはありません。安いストロボでも予備として2〜3台あれば、万が一の時もなんとかなります。
・技摘マークが付いていれば、純正品ではなく安いストロボでも使用しているプロの方はみえます。
・高価な理由の一つとして、TTLやHSSなどの様々な機能が付いているということがあります。
使わない機能であれば、シンプルな操作性の安価なストロボでも問題ないです。
私がおすすめするストロボ
以下私がおすすめするストロボを紹介します。
ニッシンデジタル Di700A Air1 キット キヤノン用【NAS対応/技適マーク付(Air1)】 新品価格 |
ニッシンのDi700Aとワイヤレスコマンダーのセットです。
単品で買うよりセットがお得です。
国産なのでアフターサービスもしっかりしており、万が一の時も安心です。
中国製に比べれば高価ですが、プロの方にとっては安心とサポートには代えられません。
機能面も充実しており純正に特にこだわりが無ければ最もおすすめしたいストロボです。
新品価格 |
2つ目は、ゴドックスのストロボTT600です。
中国製ですが、別売りのワイヤレストリガーは技摘マーク付で国内で使用可能です。
TTL機能はありませんが、HSS対応です。
上位機種はTTLが付いていますが、値段も上がります。
私はTTL使わないので、断然こちらがおすすめです。
NEEWER カメラ/一眼レンズカメラ用 TT560 フラッシュ・スピードライト Nikon,Canon,Pentax,Olympusなどに対応 【並行輸入品】 新品価格 |
TTL、HSSを使わず、光れば良いという人にはこちら。
光量は十分で、ヘッド部分が自在に調整でき、バウンス撮影も可能です。
初心者の方こそTTLを使わず、マニュアルで光量を調整するべきだと思いますので、
ストロボを始めて購入される方に断然おすすめです。
まとめ
いかがでしたか?ストロボを始めて購入される方は何を買ったらいいか分からず、
「純正じゃないと作動しないのでは?」
「よく分からないから純正買っとけば間違いないでしょ」
と思われるかもしれません。
たしかに互換性がないと作動しなかったり、光りはするけどTTLが機能しなかったり、
その辺は購入前に確認が必要です。
ただ、純正でも壊れる時は壊れます。私の中ではストロボは消耗品だと思っています。
発光すればするほど、内部の発光管が劣化していきます。
これは仕方ないことですが、純正だろうといつかは壊れます。
そう考えると、何万円も出すことにちょっと躊躇してしまいますよね。
ストロボを購入するときは、純正かどうかよりも、
自分がどんな写真が撮りたくて、それにはどんな性能が必要かを考えることが大切です。
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