新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
2016年04月07日
団体信用生命保険(団信)と、収入保障保険について
こんにちは、つばさです。
住宅ローンを組む際に必ず考える事の一つとして
万が一の事(死亡や高度障害)があった時、どうしよう?
があると思います。
民間の金融機関で住宅ローンを組む場合は
万が一の場合の、ローン返済が滞らないように
団体信用生命保険(団信)への加入が必須
となっており、団信の保険料も
金利に含まれているため特に心配しなくて大丈夫です。
しかし、フラット35においては団信への加入必須とはなっておらず
任意での加入(加入しなくても良い)となっています。
ただし冒頭のように、万が一の事態があった時に
ローン返済が出来ず、自宅を手放さなければいけない・・・といったことだけは
絶対に防がなければいけません。
団信に加入していれば
ローン返済者(被保険者)が、死亡か高度障害状態になった場合
残りのローン残債を、一括で全額無し(チャラ)になります。
その為、保険に加入しておいた方が良いのは間違いないのですが
フラット35の場合は、団信でではなく
民間保険会社が扱っている保険に加入することも可能です。
団信に代わる保険として、良く選ばれているものが
収入保障保険というものになります。
通常の定期保険(死亡保険)だと
死亡時などに、一括して設定した金額をドーンと支払ってもらえますので
それを、そのままローン返済に充てることも可能です。
しかし、収入保障保険の場合は
死亡時などに、設定した金額を設定した年齢まで
毎月受け取ることが出来る保険になります。
ん?と思われる方も多いと思います。
言葉だけだと分かりづらいですね、イメージは次のような感じになります。
上記の例ですが
35歳保険加入時に、万が一死亡してしまった場合
・定期保険 → 3000万円の保険金を一括で貰える
・収入保障 → 毎月10万円を25年間受け取れる (合計金額は、3000万円)
と、合計金額では同じ金額を受け取ることが出来ますが
55歳の時に死亡してしまった場合
・定期保険 → 3000万円の保険金を一括で貰える
・収入保障 → 毎月10万円を5年間受け取れる (合計金額は、600万円)
と、差が生まれてきます。
ここまでだけ見ると、
『定期保険の方がいつでも同じ金額貰えるから良いよね』
となるのですが・・・
貰える金額が高い = 支払う保険金が高い
という事なのです。
収入保障保険の場合は、合計で貰える金額が減ってきますが
その分、毎月支払う保険金も安く設定されています。
こういった部分が、住宅ローン返済の形にマッチしているということで
選択される方が多いようです。
住宅ローン: 毎月10万円の返済 35年間 でローンを組む場合に
収入保障 : 期間35年間、万が一の場合は毎月10万円貰える設定
にしておくと、一括での返済は出来ませんが
支払われる保険金を、そのまま毎月ローン返済に充てること出来ます。
実は、私も今回フラット35を利用するのですが
団信には加入せずに、こういった収入保障保険を利用する予定で
今月、前もって加入予定です。
※ローン開始は7月〜8月予定なのですが、
誕生日を迎えて年齢増える前に入ろうかなと・・・
あくまでも私の場合なのですが、今の金利のままでいくと
月々のローン返済額が、6万円台になる計算のため
収入保障保険を、7万円・35年間で設定して加入予定です。
まだローン開始までに金利が上がる可能性もあるため
本当は、ローン開始に合わせて加入するのがベストなんですけどね^^;
ちなみに、このローン金額でフラット35の団信に加入しようすると
保険料が合計:150万円程掛かりますが
私が加入予定の収入保障保険では、合計:130万円程と
少し保険料を抑えることが出来ます。
また団信の特徴として、あくまでもローン期間中の保険のため
繰上げ返済してローン完済となると、保険も終了となりますが
収入保障保険の場合は、設定した保険期間まで保障が続くのもメリットですね。
実は、団信ですと年齢に関わらず保険料が一定(ローン融資額と金利で決定)ですが
収入保険は、加入者の年齢が高くなると保険料もあがりますので
保険料だけみると
若い人にとっては、収入保障がお得
30歳〜35歳以上であれば、団信の方がお得
なんて言われてたりもするようです。
しかし、団信の方がお得と言われている年齢以上の私でも・・・
上記の通り、収入保障保険の方が保険料が安くなりました。
というにも、団信は一つしか無いのですが
収入保障保険は、各保険会社で提供しているサービスが
かなり異なってきて、金額もバラバラですので
もちろん逆に高くなってしまう保険もあるため、注意が必要です。
また収入保障保険では
・一括で受け取れないため、毎月ローン返済の手間が掛かる
→ 一括で受け取ることも出来ますが、貰える金額が減ります
団信の場合は、代わりに一括でローンを完済してくれます
というデメリットが存在します。
もし万が一の事があった際に、残された方が
加入している保険内容をちゃんと理解しておかなければ
ローン返済が滞ってしまう可能性もありますね。
私の場合も、妻には保険内容を説明済なのですが
何かあった際は、きっと色々と大変でしょうから
手続方法などを書面で残しておいておこうかなと思います。
また収入保障保険では、保険会社によって
非喫煙の健康体であれば保険料が安くなるなどもありますので
フラット35を利用される方限定となりますが
保険料を抑える方法として
一度、検討の中に入れてみてはいかがでしょうか。
そして保険は種類が多すぎて、どれが一番お得か?を探すのは大変なため
新しく加入される方は、ぜひ保険のプロへの相談がオススメです。
上記のような無料サービスを上手く活用することで
皆さんそれぞれに合った、最適な保険を見つけていきましょう。
≪前の記事へ 次の記事へ≫
住宅ローンを組む際に必ず考える事の一つとして
万が一の事(死亡や高度障害)があった時、どうしよう?
があると思います。
民間の金融機関で住宅ローンを組む場合は
万が一の場合の、ローン返済が滞らないように
団体信用生命保険(団信)への加入が必須
となっており、団信の保険料も
金利に含まれているため特に心配しなくて大丈夫です。
しかし、フラット35においては団信への加入必須とはなっておらず
任意での加入(加入しなくても良い)となっています。
ただし冒頭のように、万が一の事態があった時に
ローン返済が出来ず、自宅を手放さなければいけない・・・といったことだけは
絶対に防がなければいけません。
団信に加入していれば
ローン返済者(被保険者)が、死亡か高度障害状態になった場合
残りのローン残債を、一括で全額無し(チャラ)になります。
その為、保険に加入しておいた方が良いのは間違いないのですが
フラット35の場合は、団信でではなく
民間保険会社が扱っている保険に加入することも可能です。
団信に代わる保険として、良く選ばれているものが
収入保障保険というものになります。
通常の定期保険(死亡保険)だと
死亡時などに、一括して設定した金額をドーンと支払ってもらえますので
それを、そのままローン返済に充てることも可能です。
しかし、収入保障保険の場合は
死亡時などに、設定した金額を設定した年齢まで
毎月受け取ることが出来る保険になります。
ん?と思われる方も多いと思います。
言葉だけだと分かりづらいですね、イメージは次のような感じになります。
上記の例ですが
35歳保険加入時に、万が一死亡してしまった場合
・定期保険 → 3000万円の保険金を一括で貰える
・収入保障 → 毎月10万円を25年間受け取れる (合計金額は、3000万円)
と、合計金額では同じ金額を受け取ることが出来ますが
55歳の時に死亡してしまった場合
・定期保険 → 3000万円の保険金を一括で貰える
・収入保障 → 毎月10万円を5年間受け取れる (合計金額は、600万円)
と、差が生まれてきます。
ここまでだけ見ると、
『定期保険の方がいつでも同じ金額貰えるから良いよね』
となるのですが・・・
貰える金額が高い = 支払う保険金が高い
という事なのです。
収入保障保険の場合は、合計で貰える金額が減ってきますが
その分、毎月支払う保険金も安く設定されています。
こういった部分が、住宅ローン返済の形にマッチしているということで
選択される方が多いようです。
住宅ローン: 毎月10万円の返済 35年間 でローンを組む場合に
収入保障 : 期間35年間、万が一の場合は毎月10万円貰える設定
にしておくと、一括での返済は出来ませんが
支払われる保険金を、そのまま毎月ローン返済に充てること出来ます。
実は、私も今回フラット35を利用するのですが
団信には加入せずに、こういった収入保障保険を利用する予定で
今月、前もって加入予定です。
※ローン開始は7月〜8月予定なのですが、
誕生日を迎えて年齢増える前に入ろうかなと・・・
あくまでも私の場合なのですが、今の金利のままでいくと
月々のローン返済額が、6万円台になる計算のため
収入保障保険を、7万円・35年間で設定して加入予定です。
まだローン開始までに金利が上がる可能性もあるため
本当は、ローン開始に合わせて加入するのがベストなんですけどね^^;
ちなみに、このローン金額でフラット35の団信に加入しようすると
保険料が合計:150万円程掛かりますが
私が加入予定の収入保障保険では、合計:130万円程と
少し保険料を抑えることが出来ます。
また団信の特徴として、あくまでもローン期間中の保険のため
繰上げ返済してローン完済となると、保険も終了となりますが
収入保障保険の場合は、設定した保険期間まで保障が続くのもメリットですね。
実は、団信ですと年齢に関わらず保険料が一定(ローン融資額と金利で決定)ですが
収入保険は、加入者の年齢が高くなると保険料もあがりますので
保険料だけみると
若い人にとっては、収入保障がお得
30歳〜35歳以上であれば、団信の方がお得
なんて言われてたりもするようです。
しかし、団信の方がお得と言われている年齢以上の私でも・・・
上記の通り、収入保障保険の方が保険料が安くなりました。
というにも、団信は一つしか無いのですが
収入保障保険は、各保険会社で提供しているサービスが
かなり異なってきて、金額もバラバラですので
もちろん逆に高くなってしまう保険もあるため、注意が必要です。
また収入保障保険では
・一括で受け取れないため、毎月ローン返済の手間が掛かる
→ 一括で受け取ることも出来ますが、貰える金額が減ります
団信の場合は、代わりに一括でローンを完済してくれます
というデメリットが存在します。
もし万が一の事があった際に、残された方が
加入している保険内容をちゃんと理解しておかなければ
ローン返済が滞ってしまう可能性もありますね。
私の場合も、妻には保険内容を説明済なのですが
何かあった際は、きっと色々と大変でしょうから
手続方法などを書面で残しておいておこうかなと思います。
また収入保障保険では、保険会社によって
非喫煙の健康体であれば保険料が安くなるなどもありますので
フラット35を利用される方限定となりますが
保険料を抑える方法として
一度、検討の中に入れてみてはいかがでしょうか。
そして保険は種類が多すぎて、どれが一番お得か?を探すのは大変なため
新しく加入される方は、ぜひ保険のプロへの相談がオススメです。
上記のような無料サービスを上手く活用することで
皆さんそれぞれに合った、最適な保険を見つけていきましょう。