2020年02月17日
競馬と言えば有馬記念!歴代名馬が勢揃いのカッコ良いp3選
JRAでは大きなレースが開催される時にはテレビCMが流れ、レースの開催を告知しています。最近では若手の俳優、女優が競馬初心者ながらも一緒に競馬にのめり込んでいくシーンがシリーズで流れ話題となっています。
また昔では過去に勝利した名馬のレースを恰好良く紹介したりしていて、見ているファンたちを興奮させていました。
この記事では日本のG1の中でも注目度が高く、名馬のみが勝つことを許されている「有馬記念」のテレビcmに特化して記事で紹介していきたいと思います。
有馬記念ってどんなレース!?
日本で開催されているレースの中でも最高峰のレースと言われているのが有馬記念です。毎年年末に開催されており、このレースを最後に引退する馬が多いのも特徴です。
グリキャップ、キタサンブラック、ディープインパクトなど数々の名馬がこの有馬記念で華々しい勝利を挙げ引退しています。1着の優勝賞金は3億円となっており、馬券を買う人もかなり多く一年の終わりに大勝負を賭ける人も少なくありません。
出走できるのは基本的にファン投票で選ばれた競走馬のみとなっており、実力が高い馬のみが走ることを許されるレースになっています。
あのディープインパクトがハーツクライに敗れ初めて黒星が付いたレースとしても有名なレースですね。それくらいこのレースは簡単に勝つことができないのです。ファン投票1位の馬も毎年苦戦しており、善戦はするものの1着になることは多くありません。
過去に放送された有馬記念の恰好良いテレビcmを3つ紹介!
大きなレース前になるとJRAがテレビpを放送しています。今までに鳥肌が立つような恰好良いcmがたくさんありましたが、今回は有馬記念に絞ってご紹介したいと思います。
また2011年に放送されたものがファンを興奮させるほど恰好良いものが多く、有名なもの多いので2011年の有馬記念のテレビcmから今回はご紹介していきます!
有馬記念の恰好良いテレビcmその1:グラスワンダー
1999年の有馬記念で見事勝利したグラスワンダーを紹介するcmになっています。グラスワンダーと言えばかなりの名馬ですが、実は1998年の有馬記念も勝利していました。99年でも1番人気で登場するのですが、そのレース内容は凄まじいものでした。
最後の100mでは2番人気だったスペシャルウィークと接戦を繰り広げ、どちらが勝利したか分からなくらいの僅差でのゴールでした。判定の結果ハナ差でグラスワンダーが勝利するのですが、あまりのデッドヒートっぷりに「最も興奮したレース」に挙げる人も少なくありません。
cm内では「グラスワンダー、空前絶後のデッドヒート。」「勝利は予想できる 結末は予想できない」というセリフがカッコ良さを引き出していました。
グラスワンダーの動画を見に行く
有馬記念の恰好良いテレビcmその2:オグリキャップ
2つ目に紹介するのは1990年に開催された有馬記念のcmになります。この時勝利するのはオグリキャップなのですが、この時すでにこの有馬記念を最後に引退することが決定していました。
多くのG1で勝利をし圧倒的な走りをしてきたオグリキャップですが、前々走の天皇賞秋では6着、前走のジャパンカップでは11着になっており「もうオグリは終わった…」という雰囲気が流れていました。
4レースぶりに有馬記念でオグリキャップに騎乗することになった武豊さんも、最初は覇気が全く感じられななかったとコメントしており「おい、お前はオグリキャップなんだぞ」とオグリを鼓舞したことは有名な話です。
4番人気ながらも見事自分に引退レースに花を飾り、ラストランでの大復活となったのです。cm内では「オグリキャップ復活。ラストラン。」「神はいる。そう思った。」と紹介されました。競馬の神様の存在を信じたくなるほどのレースは一度見てみて欲しいと思います。
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有馬記念の恰好良いテレビcmその3:テイエムオペラオー
最後は2000年に勝利したテイエムオペラオーのcmをご紹介します。まず最初にcm内で流れたセリフがコチラです「テイエムオペラオー反撃、最終コーナー。」「逆境も過ぎれば甘い。そう思った。」と紹介されました。
その理由ですがブッチギリの1番人気となっていたテイエムオペラオー。それもそのはず2000年2月20日に開催されたG2の京都記念からG1を4レース含む破竹の7連勝をしており、この有馬記念では8連勝目を賭けたレースとなっていました。
それくらい当時のテイエムオペラオーはとんでもない強さを発揮しており、他のジョッキーからすれば一番自由にさせたくない馬だったのです。
レースが開始されると他の馬とぶつかりジョッキーが立ち上がるような素振りを見せており、後方からのレースになってしまいます。確実にマークが厳しくなっており、テイエムオペラオーが前に出てこれないような包囲網が敷かれていました。
しかし、最終コーナーに差しかかるとジワジワと前と距離を詰めていくテイエムオペラオー。直線に入ると馬群に沈みそうになりますが、それでも食い下がります。そして残り100m付近でようやく前が開き、そこから一気にスピードを上げ見事1着になります。
見事8連勝を達成し、名馬として完全にその名を轟かせることになるのです。
テイエムオペラオーのcmを見に行く
まとめ
今回は恰好良い有馬記念のテレビcmについて紹介させていただきました。これ以外にもとても恰好良く競馬のことをもっと好きになることができるcmがたくさんあるので、興味がある方は見てみてください。そのレースの背景にある境遇なども一緒に調べるともっと面白いですよ!