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バタロー
趣味は最近始めた競馬とゾンビ映画です。
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2019年12月24日

競馬場で流れるファンファーレについての3つの豆知識

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競馬所の大レースを華やかなに彩ってくれるファンファーレ。あの音楽を聴くとテンションが上がり、いよいよレースが始まるなという興奮が高まりますよね!

この記事では競馬場で流れるファンファーレについての豆知識を紹介していきたいなと思います。意外と知らない情報が多いと思いますので、是非覚えておきましょう!

豆知識1:ファンファーレは日本特有の文化



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何となくイメージ的にファンファーレは世界特有の競馬文化なのかなと思いきや、実は日本発祥であり、世界で必ずファンファーレを行う国はありません。例外としてケンタッキーダービーでは「Call to Post」がファンファーレとして使用されているものの、他の国ではファンファーレを全く演奏しないのが普通です。

日本特有で世界でも稀な特殊なものなんですね!

そもそもファンファーレを始めたきっかけは、中央競馬のラジオNIKKEIが中央競馬実況中継の放送の時にレース発走のタイミングが場内の音声のみでは分かりにくいという事が理由でスタートしました。1959年にエドゥアルト・シュトラウス1世「テープは切られた」をファンファーレとして流し始めたのが始まりです。

これを日本中央競馬会が気に入り、数ヶ月後に競馬場内でも流されるようになりました。通常は録音していた音源を流すのが通例ですが、G1競争などの大きなレースでは、は陸上自衛隊、海上自衛隊、航空自衛隊の音楽隊、地元の交響楽団、大学の吹奏楽部などがファンファーレを生演奏する事が恒例となっていますね。

豆知識2:作曲者が凄い!



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各レースの発走に先立って流れる音楽であるファンファーレは、競馬場やレースの条件などによって流れる音楽が異なります。その種類は主に5種類(中央競馬)で、流れている曲に名前はありません。

「札幌・函館競馬場」「福島・新潟競馬場」「東京・中山競馬場」「京都・阪神競馬場」「小倉・中京競馬場」の5種類が用意されていて、それらの中でもレース条件によって異なるファンファーレが利用されています。

中央競馬で利用されている5種類のファンファーレの何が凄いって作曲者が凄いんです。

東京競馬場・中山競馬場(作曲:すぎやまこういち)


東京競馬場と中山競馬場で流れるファンファーレの作曲を行ったのは『すぎやまこういち』さんです。すぎやまこういちと言えば1968年から活躍している作曲家で、ザ・タイガースやザ・ピーナッツの黄金時代を支えた功労者として知られています。

1980年頃からはゲーム音楽を手がけるようになり、代表作は何と言ってもドラゴンクエストです。ドラクエの作曲家として世界中に名を知られていて、毎年オーケストラを率いてクラシックコンサートを行っています。現在もドラクエの新作が出るたびに作曲を担当しています。

京都競馬場・阪神競馬場(作曲:宮川泰)


京都競馬場と阪神競馬場のファンファーレを作曲したのは宮川泰さんです。『巨泉×前武ゲバゲバ90分!』、『宇宙戦艦ヤマト』、『ズームイン!!朝!』、『午後は○○おもいッきりテレビ』などアニメやゲームの音楽だけでなくテレビ番組にも多数の作品を提供しています。

1993年の第44回から2005年の第56回まで、『NHK紅白歌合戦』の大エンディングである「蛍の光」の二代目指揮者を担当していた事でも知られています。

札幌競馬場・函館競馬場(作曲:鷺巣詩郎)


札幌競馬場と函館競馬場の作曲を担当しているのが鷺巣詩郎さんです。『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ系列)における楽曲群を担当していた事で知られており、現在はロンドン・パリ・東京を拠点として、映画音楽の担当なども行っています。

福島競馬場・新潟競馬場(作曲:服部克久)


福島競馬場と新潟競馬場のファンファーレを作曲したのは服部克久さんです。日本テレビ『サンデーダーク』、『ハニータイム』、フジテレビ『ミュージックフェア』などを皮切りに、テレビ、ラジオ番組、ドラマ、アニメ、映画の音楽を数多く担当し、1971年には「花のメルヘン」で第13回日本レコード大賞編曲賞を受賞した経歴を持っています。

中京競馬場・小倉競馬場(作曲:川口真)


中京競馬場と小倉競馬場のファンファーレを作曲したのは川口真さんです。1970年「手紙」(由紀さおり)をヒットさせ、「真夏のあらし」(西郷輝彦)で第12回日本レコード大賞作曲賞を受賞しました。70年代前半には尾崎紀世彦「さよならをもう1度」(1971年)、夏木マリ「絹の靴下」(1973)、金井克子「他人の関係」(1974)、布施明「積木の部屋」(1974)などの名曲、佳曲、ヒット曲を作曲、編曲した経歴を持っています。

豆知識3:実はCDが発売されている



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競馬場で流れるファンファーレは実は一部であり、あの後にも音楽は続きます。その全てが収録されているCDが実は発売されているんですね。

1998年4月1日に中央競馬のファンファーレを収録したCDが、ポリグラムから『中央競馬のファンファーレ「KING OF TURF」』の名で発売されました。企画・監修は、東京競馬場のファンファーレを作曲したすぎやまこういちさんです。

2001年9月27日に『KING OF TURF〜中央競馬のファンファーレ 2001年完全盤〜』が発売され、宝塚記念と障害競走のファンファーレが追加されました。興味がある方は是非調べてみてチェックしてみましょう!

今の時代ネットで検索して探してみれば昔のCDでも簡単に入手する事が出来ますからね。

まとめ


競馬を華麗に彩るファンファーレについて紹介してきましたが参考になりましたか?競馬と言えばファンファーレ。あの音楽が鳴り響くと自然とテンションが上がってきますよね。特にG1は生演奏になる事が多いので更にテンションが上がってくるかと思います。

ファンファーレに関しての豆知識を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。これからはレースだけでなくファンファーレにも注目してみると、更に競馬を楽しめると思いますよ!



posted by バタロー at 10:13 | 競馬の知識
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