2016年03月07日
しっかり睡眠取れてますか?
毎日少しずつ暖かくなってきて、
春を感じられるようになりましたよね!
この時期は、リラックスした時に働く、
副交感神経が優位になり、
うとうとしがちな季節です(^^;;
メラトニンという睡眠ホルモンの、
分泌が減ることで、睡眠と覚醒のメリハリが、
なくなり、熟睡感がなくなってしまうそうです。
厚生労働省のホームページによると、
日本では成人の5人に1人、つまり
1500万〜2000万人の人が不眠に
悩んでいると推計されています。
良い睡眠をとるためのポイントをご紹介します。
@良い睡眠は「量」より「質」が大事!
睡眠の質は、眠りについて3時間で決まると
言われています。
夜22時から朝2時までに寝ることが
「ゴールデンタイム」と呼ばれ、
美容に良いとされていましたが、
最近の研究では
”寝入りばなの約3時間の間にしっかりと
熟睡する方が重要”であるという考え方が、
有力です。
寝入ったあとの3時間は脳が休まるもっとも
大切な時間帯なのでしっかり休養することが、
心身の疲れを回復させるポイントです。
Aすっきり目覚めて、
日中の眠気がなければOK!
快適な睡眠を得るための睡眠時間やパターンは、
年齢や季節に応じて人それぞれ違います。
特に年齢の影響は大きく、
10代前半までは8時間以上、
成人以降50代までは6.5時間〜7時間、
60代以上で平均6時間弱と、
年齢が上がるにつれ睡眠時間が減少することが、
分っています。
年をとると睡眠時間が少し短くなることは
自然であり、日中の眠気で困らない程度の
自然な睡眠が取れていれば問題ありません。
しかし、寝つけない、熟睡感がない、
日中の眠気が強いことなどが続く場合は、
要注意です。
◎不眠の主な症状
・入眠障害(寝つきの悪い状態が続く)
・中途覚醒(寝ついた後、何度も目が覚める)
・早期覚醒(起床の時間よりも早く目覚め、
もう一眠りしようと思っても眠れない)
・熟眠障害(ぐっすり眠ったという熟睡感がない)
寝つけない、日中の強い眠気などは
医療機関への相談をおすすめします。
睡眠ポリグラフ検査など、
1泊入院で行われる精密検査が、
精神科(睡眠外来)、心療内科、耳鼻咽喉科、
呼吸器内科などで受けることができます。
睡眠不足や睡眠の質の悪化による睡眠障害は、
さまざまな病気の原因や脳の障害に
つながることが最近の研究で分ってきました。
認知症・生活習慣病・記憶力の低下・肥満・
うつ病などの多くの病気のリスクが高まり、
また日中の眠気による集中力の低下が
重大な事故につながる恐れもあります。
睡眠の問題を解消するためにも、
良い睡眠に必要な節度ある規則正しい生活を
送ることがとても重要になります。
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