とんちゃんのひなたぼっこ

先日、母が持ってきてくれました。
祖父の自宅で咲いていたそうで、今は部屋中が
水仙の香りに包まれています


子供のころから、水仙の香りと凛とした姿が大好きで、
一番好きなお花です。
和服がすきだったり、和風のおうちに住むことが夢だったり
するように、和の雰囲気を持った水仙はなんだか
理想の女性像のようなんです

でも、その水仙の花言葉は自己愛・・
自分が好きなのかぁなんて思いながらも
「まあ、自分のことが嫌いで他人を愛することはできない」
なんて思ったり・・

他には、思い出・記念・もって生まれた素質・優しい記憶等・・
「思い出」といわれて今でも昨日のことの様に思い出すのは、
好きだった人のことです。

中学時代好きだった人に、20歳を過ぎて再会し、
再び好きになった人がいます。

その人と結婚した・・というならロマンチックな話ですが
現実は違います。

小学校、中学校、高校と同じ学校に通い、
その人は、今の今も20年サッカーをしています。
ひとつのことをここまでまっすぐに貫いている人は
私の周りには彼しかいません。

私が結婚してからは会うこともなく、
ごくたまに連絡がくるくらいですが、
彼の書くブログで近況を知ることが出来ます。

夫が病気になり、子供を持つことも先送りに
しなければならないこの現実を、
何とかがんばって乗り越えようとする日々の中で、
不謹慎ながらにも、人には言えない彼の思い出を、
思い出すこともあります。

たまに夢に出てくる彼は、
いつも変わらずサッカーボールを蹴っています

きっと、おじいちゃんになっても
彼はボールを蹴っていると思います。

過去を振り返ることは、あまり好きではありませんが、
素敵な思い出が、時には自分を支えてくれることもあります

今日という日が、数年後、何十年後かに
自分を支えてくれるようないい思い出となるように
今日を大切にしたいものです。