2014年09月11日
蛙・かえる(かへる)、かわず(かはづ)
睡蓮の開花は?と覗ってみると開花の気配はなし。
ただ、ひき蛙が、涼しくなってきて朝の体を温めるかのように、葉の上に這い蹲っているのでした。……と事務局から写真が届きました。
「かえる」は、カエル目(無尾類ともいう)の両生類の総称。幼生はオタマジャクシ。古来、人間生活に近い存在で、田や雨の神とする地域もあります。(参考『広辞苑』)
万葉集にも、カヘル、カハヅ、タニグク等の読みで20首詠まれています。カジカガエル、ヒキガエル、アマガエルなどが含まれていますね。
では、短歌を二首上げておきます。
碇 登志雄(『神幸』)
苔の庭を傳ひ來る風の青みつつひるをひびき來遠田の蛙
土井 敏明(『姫由理』2014)
山峡をうがち流るる音の間に河鹿蛙の澄める声聞く
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ただ、ひき蛙が、涼しくなってきて朝の体を温めるかのように、葉の上に這い蹲っているのでした。……と事務局から写真が届きました。
「かえる」は、カエル目(無尾類ともいう)の両生類の総称。幼生はオタマジャクシ。古来、人間生活に近い存在で、田や雨の神とする地域もあります。(参考『広辞苑』)
万葉集にも、カヘル、カハヅ、タニグク等の読みで20首詠まれています。カジカガエル、ヒキガエル、アマガエルなどが含まれていますね。
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碇 登志雄(『神幸』)
苔の庭を傳ひ來る風の青みつつひるをひびき來遠田の蛙
土井 敏明(『姫由理』2014)
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