2014年07月07日
以心伝心
短歌文学会が月一回発行する歌誌『姫由理』七月号に「あぢさゐの頃」と題する歌がのりました。
その中の一首、
庭に咲くあぢさゐ華やぎ思ひ出す母に贈りしあぢさゐは今
自宅の庭に咲いた華やかな紫陽花を眺めながら、何年か前の母の日に紫陽花を贈ったことがあり、あの紫陽花も、今頃咲いてゐるかな……、母も愛でているかな……と思いながら詠まれたのでしょう。
以心伝心。その母親様からの歌が届きました。
娘(こ)に賜びて幾年を経つ母の日のピンクの紫陽花今水色に咲く
青深き花色きはだつ白鉢の”フェアリー・アイ”とふ名をもつ紫陽花
(フェアリーアイ)
読んだ娘さんもさぞかし安堵された事でしょう。
ちなみに、紫陽花の花(萼)の色はアントシアニンという色素によるもので、土壌の酸性度によって花の色が変わり、一般に酸性ならば青、アルカリ性ならば赤になると言われていますね。
土壌が酸性だとアルミニウムがイオンとなって土中に溶け出し、アジサイに吸収されて花のアントシアニンと結合し青色を呈し、逆に、土壌が中性やアルカリ性であればアルミニウムは溶け出さずアジサイに吸収されないため、花は赤色となるとされています。
(碇弘毅記)
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その中の一首、
庭に咲くあぢさゐ華やぎ思ひ出す母に贈りしあぢさゐは今
自宅の庭に咲いた華やかな紫陽花を眺めながら、何年か前の母の日に紫陽花を贈ったことがあり、あの紫陽花も、今頃咲いてゐるかな……、母も愛でているかな……と思いながら詠まれたのでしょう。
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娘(こ)に賜びて幾年を経つ母の日のピンクの紫陽花今水色に咲く
青深き花色きはだつ白鉢の”フェアリー・アイ”とふ名をもつ紫陽花
(フェアリーアイ)
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ちなみに、紫陽花の花(萼)の色はアントシアニンという色素によるもので、土壌の酸性度によって花の色が変わり、一般に酸性ならば青、アルカリ性ならば赤になると言われていますね。
土壌が酸性だとアルミニウムがイオンとなって土中に溶け出し、アジサイに吸収されて花のアントシアニンと結合し青色を呈し、逆に、土壌が中性やアルカリ性であればアルミニウムは溶け出さずアジサイに吸収されないため、花は赤色となるとされています。
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