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2014年05月27日

事務局だより〜ひめゆり開花!

以前、歌誌「姫由理」の由来をご紹介したことがありましたね。

一昨日・昨日と蕾に赤みを増してきていた、事務局のお庭にあるヒメユリが・・・
ヒメユリ
今朝、ついに開花!

事務局より「 昨日は午前中が雨、午後から晴れ、陽差しにパワーを得て今朝一気に開いたようだ」とお便りが届きました。
ヒメユリ

日本最古の和歌集「万葉集」におさめられている大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)という女性歌人の恋の歌ハートたち(複数ハート)を、もう一度見てみましょう。

夏の野の繁みに咲ける姫百合の知えぬ恋は苦しきものを(そ)
(巻8-1500)

意味:夏の野の繁みにひっそりと咲く姫百合(ひめゆり)のように、ひっそりと心に秘めた恋は、苦しいものです。

ヒメユリ
花の可愛い姿、咲き振りの可憐さ、そして情熱的な花いろを見ると、 歌を詠んだ万葉人の気持も分かる気がしますね。




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