アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2014年12月16日

もみじ(もみぢ)

もみじ
石佛に差しかかるもみじが紅葉して綺麗だ、と事務局から庭のもみじの写真が届きました。

カエデ(楓・かえで)科、カエデ属。もみじの紅葉(こうよう)が素晴らしいですね。もみじの代表「いろはもみじ」です。庭の泉水の小滝に舞い落ちたもみじ葉にもこころ惹かれます。
もみじ
江戸時代から多くの園芸品種が作り出されその数300種以上といわれます。楓(かえで)と 紅葉(もみじ)は植物分類上は同じだが、楓のなかで特に紅葉の美しい種類を「もみじ」と呼ぶ説があります。

また、盆栽や造園業の世界では、葉の切れ込みの浅いのが「かえで」、葉の切れ込み(谷)の深いのが「もみじ」、と切れ込み具合によって両者を呼び分けているといいます。

「かえで」の語原は「蛙手(かえるで)」から転じたもので、水かきのように切れ込みの浅い葉のものを楓(かえで)といい、「もみじ」の語源は、 秋に赤や黄に変わる様子を、昔、「紅葉づ(もみづ)」 といったことにもとづくものですね。
もみじ

なお、「イロハもみじ(いろは紅葉)」の名は、掌状に5〜7裂する葉の先を 「いろは……」と 数えたことからと言われています。(参考:『短歌作例事典』『季節の花300』『植物語源辞典』『広辞苑』)

では、短歌を三首あげておきます。
紀  貫之(『古今集』巻五)
見る人もなくて散りぬるおくやまのもみぢはよるの錦なりけり

尾山篤二カ(『雲を描く』)
紅葉は一葉もおかず火の如し見事々々とわれは見惚れぬ

碇 千奈美(『ちごゆり』2000)
いにしへの人の立居をつくづくと思へば紅葉風なく舞へり


こちら↓をクリックして、応援いただけたら幸いです。

いつも応援ありがとうございます。
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス: 必須項目


ホームページアドレス:

コメント: 必須項目

認証コード: 必須項目

※画像の中の文字を半角で入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/3077234
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
ファン
検索
<< 2019年02月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28    
プロフィール
短歌文学会さんの画像
短歌文学会
佐賀県鳥栖市に拠点をおく「短歌文学会」を紹介するブログです。短歌の楽しさ・魅力をみなさんと共有できたらと思っています♪管理者は、3代目主宰者の娘であり、文学会会員のaquaです。
プロフィール
最新記事
最新コメント
カテゴリアーカイブ
リンク集

俳句・短歌 ブログランキングへ
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。