こちらが、ワイルドのアリゾナ・セドナ産
こちらが、国内でよく流通しているブリード個体になります。
現地の発生時期は雨季の8月下旬から9月中旬となっていますが、非常に乾燥した砂漠地帯に生息しているため、卵のふ化に他のダイナステス属には見られない特徴を有しています。
アリゾナ・セドナの気温、湿度
これを見て分かることは砂漠とはいえ、最低-1.3℃から最高35.1℃とかなりの温度差があること。
ここからは私の推測でしかありませんが、8月には雨季を迎え、発生期の9月に産卵された卵は、すぐに寒い冬を迎えることになります。ですので暖かくなるまでの約7か月間、卵のままで過ごし、4月か5月頃に孵化するのではないかと考えられます。
ブリードルームで産卵した卵がなかなか孵化しない場合は、採卵保管中のマットを一度乾燥させると孵化すると教えてもらったのですが、これはつまり5月の乾季を再現してあげれば良いということなのかと思われます。
しかし改めてこの表を見ると、沖縄辺りの温暖な地域では野外で十分生息することが可能ですね。
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image