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2021年04月10日

カブトムシ Trypoxylus dichotoma septentrionalis

国産カブトムシ、今年の羽化1号です。野外のものはまだ幼虫ですが、年中20℃以上の屋内環境で飼育したら、通常より4か月ほど早く羽化しますね。
日本のカブトムシの学名は、Trypoxylus dichotoma septentrionalisが正解のようです。ネットで調べるとAllomyrina dichotoma dichotomaと記載されているものもあり、国カブなんて学名気にしたことがなかったので、初めて知りました。どうやらAllomyrinaは古い呼び名みたいです。

kokusan20210410.jpg

学名:Trypoxylus dichotoma septentrionalis
和名:カブトムシ
産地:Japan

今年は虫の数を増やそうと色々とブリードしてますが、良い結果と悪い結果が両極端でした。
採れ過ぎて困るほど採りたかったんですが上手くは行きませんね。

良好な産卵結果は、ヘラヘラ、ブルーマイスターツヤクワ、ミヤシタシロカブト、ウガンデンシス、オーベルチュール、タランドス、サバゲイオオツノカナブン、ゴロファポルテリ、ババオウゴンオニ、ゴライアスです。ゴライアスは3ペアブリードで爆産中。大半はまだ卵ですが現在幼虫だけで20頭くらい確保できてます。

調子悪いのは、ボーリンフタマタ、ミクラミヤマ、ブルメイスターホソクワ、ディディエールシカ、アエネア、レギウス、ニジイロクワガタ、ハスタートノコ、フキヌキシカです。アエネアなんて3ペアもセットしたのに幼虫3頭と撃沈でした。

生き物相手だと人間の思い通りには行かないものですね。それが楽しいところでもありますが。
すでに記事は削除済みですが、訳あって昆虫館の館長は辞退しました。





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