2018年06月25日
書評『若きウェルテルの悩み』
こんにちわ、小谷中広之です
「小谷中広之」が読んだ本の書評をします。「小谷中広之」なりに感じたこと(感情)を書き、少しでも皆様の何かのきっかけになれればこのうえない喜びです(定期的に書評は更新していきます)
「小谷中広之」が感じ、思った事を書きたいと思っております
今回のご紹介する本は、ゲーテ様の「若きウェルテルの悩み」です
このような方にお勧めです
「ナポレオンファン 恋愛に無関心な人」
著者の方のプロフィール
「1749年ドイツ生まれ 作家」
まとめ
この本との出会いは「フンボルトの冒険」という一冊
さらにこの本はナポレオンが航海に出るときに持って行った一冊であり、ゲーテが描く恋愛小説なのだ
ちなみに私はこの本を読んでから恋愛小説だと気づいたのだが、なぜ航海にでるナポレオンは恋愛小説を選んだのだろうかという疑問がこの本を読んで一番思ったことだ
おおよそナポレオンはこの本は航海に出る前にすでに読んでいたと私は思う
そうであるならばなおさらになぜ恋愛小説?なのかと今書評をかいていても疑問だらけだ
単純に考えれば航海に出るときのナポレオンはウェルテルのような恋愛状況であった、そう考えるのが妥当かと感じる
が、私的にはそれではなんだかナポレオンのイメージとは異なってしまう
ではどのような意味合いでナポレオンはこの一冊を選んだのだろうか?
読み途中だったため航海に出るときのズボンの中にたまたま入れっぱなしだった?
ただのゲーテファン?
そもそも意味などないのか?
もうナポレオンはこの世に存在などしていないのだから真意はわからないが読者としての私はとりあえずこう思うことにした
意味などない、と
古くから読み継がれている本を読むときには、その本を同じように歴代の人達も読んでいたことを想いながら読むことも本の魅力の一つであるからこそ、この本はナポレオンのことを想いながら読んでみることも一つの読み方なのだと私は思っている
人を動かす最大の原動力となると考えられる恋の力
恋の力は時に人を破滅へと向かわせてしまう
それほどまでに恋の力は目に見えず意識できずに誠勝手に人を動かしていく
まるでウィルスに感染したかのように
ウェルテルはこのウィルスに感染してしまい、感染に気付いていても対処するすべはなくウィルスに自分の感情と行動をゆだねてしまう
叶わぬ恋、奪おうとすれば必ず誰かを傷付けなければならない、誰かを傷付けてでも奪い獲得した恋は果たして本当に二人を幸せへと導くのだろうか?いやその前に大切なことを忘れてはいないか?奪おうとしている相手は自分を好きになってくれるのか?傷つけ奪ったところで自分の心は満たされていくのか?満たされるはずはない、なぜならば相手は自分を好きにはなってくれないのだから、そうであるならば傷つくのはこの自分一人で十分ではないだろうか?これ以上あの人の近くにいては自分は壊れてしまい誰かを無意味に傷つけるかもしれない、早くこの場所からいなくならねば、どこか遠い所へと行き自分を今一度見つめなおしてみようではないか、見つめなおしてもなおこの人のことを愛して苦しいのであれば苦しみから逃れる方法はもう一つしか残っていない、つまり…
ここまで読んでいただきありがとうございます。読んでいただいた方の人生での何かのお役に立てればとても嬉しいです
この本の他の文章が気になった方下記のサイトで購入可能です。
若きウェルテルの悩み改版 (新潮文庫) [ ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ ] |
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