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2022年03月07日

社会保障制度の国際比較−格差社会と国の役割【SDGs英語ニュースについて議論する】補足資料

英会話無料体験実施中


2022年3月5日に【SDGs英語ニュースについて議論する】ワークショップ第4回「コロナ禍で明らかになったアメリカと欧州における社会保障制度の格差:Coronavirus Crisis Shows Imbalance Between US, European Safety Nets」を開催しました。この中で統計や社会福祉の概念に関して、注意が必要な個所がありましたので、まとめておきます。

https://note.com/globalagenda/n/n07d36c876bdb

社会保障費の国際比較と統計

ワークショップは以下のVOAの記事を利用しました。

Coronavirus Crisis Shows Imbalance Between US, European Safety Nets
https://learningenglish.voanews.com/a/coronavirus-crisis-shows-imbalance-between-us-european-safety-nets/5416515.html

文章は以下の節により締めくくられています。この節の中では「社会保障給付金 (social security payments)」とGDPの関係が論じられています。

The total value of goods and services provided by a country is called its gross domestic product, or GDP. In the United States, 6 percent of the GDP in 2018 was social security payments, the OECD reports. In France, the amount was 16 percent. And, social security payments accounted for 14 percent of Germany’s 2018 GDP.


しかし、通常OECDの統計を使った「社会保障費とGDPの関係」の国際比較が論じられる時は、一般的には社会保障給付に必要な事務費用と実際の給付金額の合計額(public social spending)であることに注意が必要です。上記のVOAの記事では社会保障給付金のみの国際比較になっています。以下、最新のOECDの統計です。

Social spending makes up 20% of OECD GDP
https://www.oecd.org/els/soc/OECD2020-Social-Expenditure-SOCX-Update.pdf

自分でデータを集める時は、英語の原文と日本語の意味がマッチしているように注意を払う必要があります。

政治思想と社会保障制度

今日、話題になったのが、社会保障制度と政治思想及びガバナンスの関係です。いわゆる先進国の中で社会保障費の給付に差が出るのは、その国の「経済力」ではなく、「政治思想及びガバナンス」が主な理由です。なかでも、なぜ、世界一裕福な国である米国の貧困率が高く、社会保障制度が貧弱なのか、疑問に思った人は多いのではないでしょうか。それを知るためには米国の歴史とその他の先進国の社会保障に関する発展史を比較して検討する必要があります。

なぜ米国では「社会保障制度」が脆弱なのか?それを知るための、有名な一節があります。ノーベル文学賞受賞者のJohn Steinbeckの言葉とされていますが、事実ではないとの意見もあります。

"Socialism never took root in America because the poor see themselves not as an exploited proletariat but as temporarily embarrassed millionaires."


しかし、この一節は、米国の文化を知るために重要なキーワードが複数含まれています。欧州で福祉国家を建設する機運を高めた原因の一つである、ロシア革命と社会主義の思想、移民国家として発展してきた米国の歴史、アメリカン・ドリームの神話などと大いに関係があります。

日本の社会保障制度の発展もわが国独自の歴史とそれを支える思想の影響を大きく受けてきました。米国の社会保障制度についても、欧州との比較で重要な歴史的差異があります。これらを論じるためには、もっと時間が必要なので、これは後に有料記事として発表したいと思います。
タグ:社会保障 SDGs

2022年03月06日

【論文の教室:基礎・実践編】大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座@オンライン 3/20(日

大学生、社会人に必要な論文・レポートの作成・執筆のスキルを最短で学習

2022年3月の「論文の教室」オンライン開催のお知らせです。2022年度がまもなく始まります。新年度からの課題レポートや卒業研究の提出に備えて、春休みの間にしっかり「論文・レポートの書き方」を学んでみませんか?長文記事やレポート等を執筆する必要のある社会人にも有用な講座です。


日時: 2022年3月20(日)10:30-16:00

第1部 10:30〜12:30  第2部 14:00〜16:00


Yahooチケットまたは銀行振り込みでのお申込みお願いします。


1)【Yahooチケットからの申し込み】


【論文の教室:基礎・実践編】大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座@オンライン 3/20(日)

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/010qe8qu2y721.html


2)【銀行振込での申し込み】


振込用紙は以下のサイトからダウンロードお願いいたします。

https://www.global-agenda-21c.com/contact



ニューノーマル時代に必要なライティング・スキル

パンデミックが世界中に蔓延する中、2020年の新学期は始まりました。4月初めからオンライン授業に移行できた大学は比較的少なく、5月の下旬頃より、ようやく足並みがそろったようです。慣れないオンライン授業で大変なスタートを切った新大学生の方も多いのではないでしょうか。コースをオンラインで履修するだけでも大変なのですが、大学生活が始まってすぐに、今まで取り組んだことのない課題や研究レポートの提出を求められて困っている大学生の方を何人か見かけました。また、日本の教育制度では過去にはレポートを提出させる大学は比較的少なかったのですが、社会人になってから、仕事でまとまった量の企画書をや報告書を書く必要に迫られ、四苦八苦されているお話もお聞きします。


これまで私たちは主に研究者、留学予定者並びに英語エッセイ・小論文科目での受験生に対して英語及び日本語のアカデミックライティングの指導をしてきたのですが、最近需要が増えているにもかかわらず、きちんと論文やレポート執筆の方法を学ぶ機会がなかったという学生や社会人を対象に「基礎から始めるレポート・論文の教室」という講座を運営しています。


この講座は基本的には大学生以上を想定しているのですが、内容としては中学生・高校生でも参加可能です。ただ、具体的な課題やテーマがないと、なかなか取り組みへの意欲が湧かないのも事実です。そこで「賞金!」も期待できる懸賞論文に応募するという方法があります。締め切りもあるため、決められた期間内に終える、という論文のお約束にも対応しています。そこで、一般の人が応募できるエッセイ・論文コンテストを紹介します。


第3回 一般社団法人ICTマネジメント研究会 学生小論文アワード《学生限定》

https://compe.japandesign.ne.jp/ict-student-essay-2022/


コースの内容は以下のとおりです。第一部では論文執筆の基礎(始め方)を学び、第二部では受講者の方が実際に与えられた課題をもとに「実践編」として受講者で一緒に考えるという構成になっています。


【内容】

第一部:基礎編


1. 論文とは何か?

2. 論文の3本の柱

3. 論文の種類

4. テーマの決め方・取り組み方

5. 文献調査の手法

6. 論文のスコープを決める(タイトルをつける)

7. 引用・参照文献の書き方


第二部:実践編


1. 論文のアウトラインを作る

2. 議論(argument/discussion)をどう発展させるか

3. 検証の方法

4. エビデンスの集め方

5. ライティングのコツ

6. プレゼンテーション・講評


オンラインで開催します。オンライン講義はGoogle Meetを利用予定です。お申込み後にGmailでカレンダー形式の招待状を送付しますので、その中の「Google Meetの会議に参加する」をクリックするだけでを講義を受けることが出来ます。

参加対象者:大学生及び社会人

定員:10名


費用:7,000~16.000円 (教材、消費税込み)第一部と第二部を別々に受講できます。

サロン会員割引価格7,000円〜14,000円

通常価格 8,000〜16,000円


【キャンセル・欠席の扱い】


欠席された場合は次回あるいは別セミナーに振り替えとします。希望者には後日それを基に書いていただいた論文の添削と個人指導をいたします。集団指導コースも今後のニーズを見ながら、随時開催予定です。オンラインの開催も計画しています。遠方の方にはSkypeやGoogle Meetを利用した講義と添削サービスを提供いたします。


【講師】


Dr. Kuniko Shibata

グローバル・アジェンダ 代表

『朝英語の会』梅田&神戸〜The Japan Times 紙記事について議論する, リーダー


【講師の略歴】


The London School of Economics and Political Science (LSE) 博士課程卒業, PhD in Regional Planning. 日本の大学を卒業後、営業職から米国への語学留学、大手外資系企業の役員秘書職を経て、英国の大学院で公共政策(地域都市政策)の博士号を首席(Distinction)で取得。米国のロータリー財団と南オーストラリア州政府からフェローシップを得て、カナダのThe University of British Columbia、豪州のThe University of Adelaideの都市政策研究科に客員研究員として留学。主に国際学術雑誌及び欧米の出版社から研究成果を発表。論文は国際学会での受賞等、海外で高い評価を得ている。過去25年間、国内外で政府、シンクタンク、大学、企業等の依頼を受け、公共セクターのリサーチャー並びにコンサルタントとして政策研究及び市場調査に従事する。都市計画、地域振興、観光/文化、環境/エネルギー、医療/介護福祉、コンプライアンスなど幅広い分野をカバー、白書や政府委員会レポート等の執筆、外国政府・企業関係者との交渉を引き受けてきた。現在は、関西を拠点に政策調査、日本企業の海外展開支援及び調査コンサルティング事業、海外企業の日本市場におけるマーケティング及び販路開拓支援、グローバル人材教育事業を手掛けている。


【オンライン・サロン& noteゴールド会員について】

現在、オンライン・サロン「WritingCafe」及び「朝英語の会@京阪神〜The Japan Times 紙記事について議論する〜」、noteサークル「英語で学ぶ大人の社会科」、有料ニュースレターの会員を募集しています。サロン会員とゴールド会員は全てのワークショップに割引価格で参加できます。


【オンラインサロン】

https://www.global-agenda-21c.com/onlinesalon


【note】サークル

https://note.com/globalagenda/circle


以下は朝英語の会@京阪神に関する記事を掲載したブログ頁です。これまでに行ったワークショップの詳細や参加者の様子をアップしています。


【Global Agenda​】

https://www.global-agenda-21c.com/blog


実はこれまでのこの講座の受講者の多くは社会人なのですが、今まで学習したことが無い内容だった、とのご意見でした。基礎編の内容は海外で教わった論文の準備や文献調査の手法を中心にグローバル・アジェンダがこれまでの執筆の経験をもとに再構成したものです。第二部の実践編も他の受講者からのアイディアが参考になったと好評でした。


コロナ感染の拡大はまだ続いているため、2022年も大学のオンライン講座が続くと思われます。レポート課題が数多く提出されている今こそ、ぜひとも論文・レポート執筆のスキルを身に着けてみませんか?


「論文・レポートの書き方」参考記事

また「論文の書き方」に関しては以下の記事も参考になると思います。


アカデミック・ライティング: なぜ訓練が重要なのか

https://note.com/globalagenda/n/n2589ef5f9d01


【論文の教室】盗用・剽窃に関する注意

https://note.com/globalagenda/n/n3e478782ff05


「論文の自己評価について」【論文の教室】大学生・社会人のためのレポートの書き方

https://note.com/globalagenda/n/n529c7d979be0


大学の役割:研究機関 vs 教育機関

https://note.com/globalagenda/n/n33ec227fe51a


さらににライティングのスキルをアップされたい方は以下のサイトも参考にしてください。


[WritingCafe] 英語論文アカデミック・ライティング・グループ

https://globalagenda.wixsite.com/writing


このワークショップに関心のある方は以下のニュースレターに登録していただくと案内が届きます。


【英語で学ぶ現代社会】を無料ニュースレター@Revueで購読しませんか?

https://www.getrevue.co/profile/GlobalAgendaKobe


英語論文講座[基礎&発展編]Unit 1・2・3:アカデミック・ライティング 3/21(祝・月)@オンライン

2020年の12月に国立大学医学系の大学院生を対象に「英語論文の書き方」2日間の集中コースを引き受けました。その講義のために準備した複数の新モジュールがあります。大学生・大学院生・研究者を対象として以下の英語論文講座を開講します。自分のレベルに合わせて、複数のユニットから選択できます。実施場所はオンラインです。


英語アカデミック・ライティング講座
2022年3月21日(祝・月)

[Unit 1]  初めての英語論文

アカデミック・ライティング英語論文講座【基礎編-概要】
10:30〜12:00(90分)


論文とは何か?

英語論文執筆に必要な技術

英語論文の特徴

英語のAcademic Writingをどう学ぶか

英語論文のタイプ

英語論文の読者及び執筆の目的を定義する

英語論文の構成

パラグラフの構造

序章・終章のまとめ


[Unit 2] Prewriting:執筆前の準備

アカデミック・ライティング英語論文講座【発展編1-概要】
13:30〜15:00(90分)

英語論文の構想を練る:主に大学・大学院での課題や論文を想定した内容です。

ライティングのための準備

課題を理解する

読者を想定する

論文の構想を考えるための3つ考え方

論文の評価軸


[Unit 3] 読者を理解する&日本人の英語論文の弱点

アカデミック・ライティング英語論文講座【発展編2-概要】
15:15〜16:45(90分)

日本人の英語論文の弱点を説明した後、論文の「読者は誰か」「読者の期待」の定義の方法について講義。この分析の後に論文の設問・内容の再構築について論じます。

​日本人の英語論文の弱点

論文の読者・目的は何か:読者を理解する

論文の設問・内容を再構築する ​


【チケットの購入】

[Yahooチケット]


英語論文講座[基礎&発展編]Unit1・2・3ーアカデミック・ライティング3/21(祝・月)@オンライン https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/012dpin0y0821.html


[銀行振り込み]

下記から振込用紙をダウンロードしてお申し込みください。Unit1・2・3の3つのコースを合わせて、銀行振り込みでお申し込みの方には代金を500円割引いたします。
https://www.global-agenda-21c.com/contact


なお、この英語論文講座[基礎編]は日本語でのアカデミック・ライティング・スキルよりは上級のコースになります。論文の書き方に自信がない方は3/20(日)「論文の教室」の基礎編の受講をお勧めします。


【論文の教室:基礎・実践編】大学生・社会人のための論文・レポート執筆講座 3/20(日)@オンライン|
https://note.com/globalagenda/n/n09d4c2c0ece5


オンラインの授業はGoogle Meetを利用する予定です。お申し込み後にGmailでカレンダーの招待状を送付しますので、その中の「Google Meetの会議に参加をする」をクリックするだけで始められます。

参加対象者:大学生、大学院生、研究者、社会人

費用:5,500円〜16.500円 (教材、消費税込み)

サロン会員割引価格 5,500円〜
通常価格 6,000円〜

希望者には後日それを基に書いていただいた論文の添削と個人指導をいたします。集団指導コースも今後のニーズを見ながら、随時開催予定です。

【キャンセル・欠席の扱い】


欠席された場合は次回あるいは別セミナーに振り替えとします。

【講師】


Dr. Kuniko Shibata
グローバル・アジェンダ 代表
『朝英語の会』梅田&神戸〜The Japan Times 紙記事について議論する, リーダー


【講師の略歴】

The London School of Economics and Political Science (LSE) 博士課程卒業, PhD in Regional Planning. 日本の大学を卒業後、営業職から米国への語学留学、大手外資系企業の役員秘書職を経て、英国の大学院で公共政策(地域都市政策)の博士号を首席(Distinction)で取得。米国のロータリー財団と南オーストラリア州政府からフェローシップを得て、カナダのThe University of British Columbia、豪州のThe University of Adelaideの都市政策研究科に客員研究員として留学。主に国際学術雑誌及び欧米の出版社から研究成果を発表。論文は国際学会での受賞等、海外で高い評価を得ている。過去25年間、国内外で政府、シンクタンク、大学、企業等の依頼を受け、公共セクターのリサーチャー並びにコンサルタントとして政策研究及び市場調査に従事する。都市計画、地域振興、観光/文化、環境/エネルギー、医療/介護福祉、コンプライアンスなど幅広い分野をカバー、白書や政府委員会レポート等の執筆、外国政府・企業関係者との交渉を引き受けてきた。現在は、関西を拠点に政策調査、日本企業の海外展開支援及び調査コンサルティング事業、海外企業の日本市場におけるマーケティング及び販路開拓支援、グローバル人材教育事業を手掛けている。




【連絡先】


代表:Kuniko Shibata, PhD

Global Agenda (グローバル・アジェンダ)Kobe Research Centre for Global Society

http://www.global-agenda-21c.com/


【オンライン・サロン会員について】

https://www.global-agenda-21c.com/onlinesalon


「朝英語の会」@大阪&神戸の過去の活動についてごらんになりたい方は以下のブログ記事でご確認ください。

https://www.global-agenda-21c.com/blog



「論文・レポートの書き方」参考記事

また「論文の書き方」に関しては以下の記事も参考になると思います。

アカデミック・ライティング: なぜ訓練が重要なのか
https://note.com/globalagenda/n/n2589ef5f9d01

【論文の教室】盗用・剽窃に関する注意
https://note.com/globalagenda/n/n3e478782ff05

「論文の自己評価について」【論文の教室】大学生・社会人のためのレポートの書き方
https://note.com/globalagenda/n/n529c7d979be0

大学の役割:研究機関 vs 教育機関
https://note.com/globalagenda/n/n33ec227fe51a

さらににライティングのスキルをアップされたい方は以下のサイトも参考にしてください。

[WritingCafe] 英語論文アカデミック・ライティング・グループ
https://globalagenda.wixsite.com/writing


タグ:英語論文

2022年03月02日

SDGsと地産地消&食事の質【SDGs英語ニュースについて議論する】第5回 3/12(土)10時@オンライン

宅配レンタルサブスク【TSUTAYA DISCAS】


グローバルな場で必要な英語力て何?「SDGsの現状」を英語で理解し、発信するための新英語ワークショップ

SDGs1.jpg


新ワークショップ企画「SDGs英語ニュースについて議論する」ワークショップ第5回を3/12(土)10時@オンラインで開催します。今回は新しいテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の中の2番目の記事「世界一健康的な新ダイエット:The World's Latest Healthiest Diet」を利用します。この記事はSDGsの「目標2:飢餓をゼロに」に対応しています。また書籍を持っていなくても記事はWebでも読むことができますので、参加は可能です。以下新ワークショップの案内です。

ワークショップ 第5回「世界一健康的な新ダイエット:The World's Latest Healthiest Diet」のご案内

「SDGs英語ニュースについて議論する」は今後のビジネス・社会の動向、国際関係を知るためには必須の内容です。今回のテーマはSDGsの2番目の目標「飢餓をゼロに」ですが、このテーマは単に、貧困が主な原因の「飢餓」だけでなく「食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」というのが目標なのだそうです。

日本ではコロナ禍で子どものいる家庭や若者の困窮が注目され、食料の配布があったり、こども食堂が全国で作られたりもしています。しかし、このテーマは単に食事の提供だけでなく、その生産過程である農業の生産性や持続可能性の向上、食糧市場、摂取される食事の栄養価など、幅広い課題がテーマです。

日時: 2022年3月12(土)10時〜11時30分
場所: オンライン
定員: 10名程度まで
費用: 会員-1,100円、非会員-1,900円、初回または見学のみ-800円、回数券(3回)5,250円


教材はテキストまたは以下のHPでご確認ください。但し、テキストの内容とHPの記事は全く同じではありません。できるだけ、テキストを購入されることをお薦めします。準備なしでは設問には答えられないと思います。設問は参加予定者及びオンライン・サロン会員に送付します。

The World's Latest Healthiest Diet
https://learningenglish.voanews.com/a/worlds-latest-healthiest-diet/4590300.html

現代社会において、単に「食事が十分に食べられる」だけでは、「飢餓をゼロに」という国連の目標を満たすことはできないようです。貧困は飢餓の最大の敵ですが、気候変動が悪化する今、農業の見直しは必須です。また、食育や食糧市場へのアクセスの問題で、栄養価の低い食事に留まっているというケースも存在します。今回は「健康的な食事の条件」から見た飢餓の問題を議論します。

チケット

チケットはこのサイトから購入お願いいたします。参加者が多い場合は再度、ワークショップを開催します。

SDGsと地産地消・食事の質【SDGs英語ニュースについて議論する】第5回 3/12(土)10時@オンライン
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01dq7myrcv721.html

また銀行振り込みの場合、以下のサイトから用紙をダウンロードしてご利用ください。
https://www.global-agenda-21c.com/contact


【2022年】新ワークショップ企画「SDGs英語ニュースについて議論する」

2022年から新しいワークショップを企画しています。このワークショップの目的はSDGsの内容を英語で理解し、自分でも世界に向けて発信する能力を身に着けることです。留学を目指している方、企業でR&D、マーケティング、海外関連の部署に勤務する人にお薦めの内容です。

現在、英語中級〜上級者向けの「Global Newsについて語ろう!」を主宰しています。このワークショップは2017年からThe Japan Times紙が発表していた教材「朝英語の会」を利用して、対面で(場所は大阪梅田&神戸三宮)開催していました。パンデミックのため、2020年春からはオンラインで開催しています。2020年末にThe Japan Time紙が同プログラムが終了したことを受けて、2021年からは出来るだけ同じレベルの英語メディア記事を利用し、グローバル・アジェンダが設問と解説を作成し、ワークショップを開催しています。

対面でワークショップを開催していた時は複数のグループに分かれ、各テーブルにリーダーがいました。こちらは参加者が交代でテーブル・リーダーを引き受ける形で、全体の進行をグローバル・アジェンダが担当していました。オンラインでのワークショップは参加人数を絞り、グローバル・アジェンダ代表であるDr.Shibataがファシリテーションを務めています。スタイルとしては、欧米の大学・大学院のゼミで行われる議論形式の内容です。参加者は事前に与えられた資料を読むことで、より深くテーマについて学び、英語で積極的に発言することを期待されています。

また、ワークショップ内では、資料に含まれていない関連事項に関する解説もあります。この方式を採用することにより、参加者の時事問題の理解力と英語での発信力は短期間で飛躍的に伸びました。現在利用しているCNNのテキストに基づくワークショップは2022年1月末で終了するため、3月から新しいテキスト「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」を利用し、SDGsの17のテーマについてじっくり学習する予定です。

この書籍で取り上げられる内容は欧米の教育システムでは比較的早い時期から、カリキュラムに取り入れられています。また、北米の大学の教養課程や欧米の社会科学系の学部では、これらのテーマについては、過去に議論を積み上げてきています。しかし、日本の教育機関ではSDGs全てのテーマについて深い議論をすることは稀だと思います。また、多くの研究や報道は英語で次々に発信されているため、日本人がSDGsを理解する妨げになっています。

「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」の英語は難解ではありません。しかし、関連する社会問題を理解していないと発言できないテーマばかりです。今後の予定としては週1回、1本のエッセイを29週間かけでグループで議論し、これらSDGsに関わる社会問題を英語で自分でも発信できるようにすることが目標です。ワークショップはグローバル・アジェンダが現在主宰しているフォーマットを利用します。

「SDGs英語ニュースについて議論する」はSDGsの17のテーマ全てについてVoice of America (VOA)の記事を利用し、英語で議論します。以下、VOAに関する説明です。

"Voice of America (VOA) is the largest U.S. international broadcaster, providing news and information in more than 40 languages to an estimated weekly audience of more than 311 million people."


VOAの詳細は以下のサイトでご確認ください。

Voice of America (VOA)
https://www.voanews.com/

「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」について

「VOAで聞き読みSDGs英語ニュース入門」はSDGsの17項目を英語で知るための入門書です。この書籍はSDGsをテーマに英語を学びたい方を対象に、SDGsの解説およびVOAの関連ニュース記事を掲載しています。

以下、本からの抜粋です。

【本の特長】

17項目それぞれの解説と、理解を深めるためのキーワード付き
「英文」「語注」「和訳」「英語音声」の4点セットが揃っており、 シャドーイング学習にも最適
学習素材にはVOA Learning Englishを使用し、英語を聞き慣れていない人のリスニング練習にも最適

【対象とする読者層】

高校レベル以上の英語を学んでおり、もう少し広いテー マを用いて英語を学びたい方
SDGs について、英語で情報(特にニュース記事)を集めたい方
SDGs に興味があり、できればそれをテーマに英語を学んでみたい方
SDGsの全貌がよくわからないので英語原文を当たってみたいけど挫折した方

本の詳細は以下のHPからご確認ください。

VOAで聞き読み SDGs英語ニュース入門
コスモピアeステーション編集部・編

]https://www.cosmopier.com/shoseki/4864541663/


内容


SDGsについて

Part1 人間 People

目標1 貧困をなくそう
コロナ禍で明らかになったアメリカと欧州における社会保障制度の格差
目標2 飢餓をゼロに
世界一健康的な新ダイエット
5人に1人が不健康な食事が原因で死亡
目標3 すべての人に健康と福祉を
ビデオゲームは精神的健康に役立つか
がんは高所得国の死因の第1位
目標4 質の高い教育をみんなに
授業をオンラインに移行:難題もあるが、試してみるよい機会
ユネスコが発表:新型コロナウイルスの影響で児童生徒2億9,000万人が登校できず
目標5 ジェンダー平等を実現しよう
日本の女性たちがハイヒール拒否キャンペーン
「ミス・アメリカ」が水着審査を廃止
目標6 安全な水とトイレを世界中に
ブラジル発:水不足は世界的な問題
世界人口の4分の1が水不足の危機に直面

Part2 繁栄 Prosperity

目標7 エネルギーをみんなに そしてクリーンに
発電部門によるCO2排出量、2019年は2%減少
研究者らが、二酸化炭素を価値ある燃料に変える装置を開発
目標8 働きがいも 経済成長も
女性が経済を主導するとどうなるか
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
専門家が提言、大学は研究にもっと投資すべき
目標10 人や国の不平等をなくそう
8人が世界の富の半分を支配する
アメリカの教育者たちが再検討 「黒人の歴史」を学校でどう教えるか
目標11 住み続けられるまちづくりを
世界保健機関(WHO)の調査報告:都市住民の80%が有害な空気を吸っている
大気汚染は高齢者にとって病院受診につながる

Part3 地球 Planet

目標12 つくる責任 つかう責任
食品ロスとの闘いにAIを活用する日本企業
ファッションデザイナーたち、環境保護のために素材を再利用
目標13 気候変動に具体的な対策を
地球温暖化で早まる花粉シーズン
アメリカは「気候変動難民」の保護を検討
目標14 海の豊かさを守ろう
海の健全さが人間の健康にも影響する
目標15 陸の豊かさも守ろう
研究結果:2050年までに外来種が激増することが判明

Part4 平和・パートナーシップ Peace・Partnership

目標16 平和と公正をすべての人に
世界の4人に3人の子どもが暴力を経験
日本の拘置所、有罪判決を待たずに多くを収容
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう
世界23カ国の首脳、「パンデミック条約」制定を支持

(仮)今後のワークショップの予定

週1回、土曜日午前10時から90分、定員10名でオンラインでの開催を予定しています。コロナの感染が落ち着いたら、大阪梅田での対面のワークショップも検討してみます。この場合、日時は別途設定します。また参加希望者が多いようでしたら、追加のワークショップを開催します。

(仮)参加費

会員-1,100円、非会員-1,900円、回数券(3枚)-5,250円、初回参加者-800円


詳細



質問のある方は、下記からご連絡ください。

グローバル・アジェンダ:問い合わせ
https://www.global-agenda-21c.com/contact

【チケットの発行】

参加申し込みをした方にはGoogle Meetの会議の招待状と設問を送付します。オンラインでは、通信上の問題が発生する場合がありますが、不具合の場合、次回無料で参加できます。キャンセルの場合も次回への振り替えになります。

【銀行振り込み】

申し込みはYahooチケットの他、銀行振り込み/事務所にて支払いでも可能です。初回のみ申込用紙を以下のサイトからダウンロードして振り込みをお願いします。一度設定すると後は申込書無しで銀行振込+電子メールで参加日の連絡を頂くだけで申し込みが可能になります。

https://www.global-agenda-21c.com/contact

【場所】 

オンライン(インターネット接続+マイク付きイヤホン+PCもしくはタブレットorスマホ+Gmail アカウントを準備願います)

メインでは以下のオンライン会議システムを使います。

Google Meet (Gmailとリンクしています)
https://meet.google.com/

【注意事項】

できるだけ、マイク付きイヤホンをご用意ください。音が反響せず、聞き取りやすくなります。また、可能であればLANケーブルでつないだ方が通信が安定します。


【オンライン・サロン】

サロン会員募集中です。詳細は以下からご確認ください。

https://globalagenda.wixsite.com/morningenglish

このワークショップに関心のある方は以下のニュースレターに登録していただくと案内が届きます。

【英語で学ぶ現代社会】を無料ニュースレター@Revueで購読しませんか?
https://www.getrevue.co/profile/GlobalAgendaKobe

参加申込はYahooチケットサイトからになりますが、詳細はnoteで発表します。またPeatixでもイベントのお知らせをしますので、この二つのアカウントのフォローをお願いします。

【HP】   http://www.global-agenda-21c.com/
【note】  https://note.com/globalagenda
【Peatix】 https://globalagenda.peatix.com/

「朝英語の会」@大阪&神戸の過去の活動についてごらんになりたい方は以下のブログ記事でご確認ください。
https://www.global-agenda-21c.com/blog




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