アフィリエイト広告を利用しています

広告

この広告は30日以上更新がないブログに表示されております。
新規記事の投稿を行うことで、非表示にすることが可能です。
posted by fanblog

2017年01月08日

衝動篇〈ピノキオ〉四章

一節

操る糸の持ち主を探し、
ピノキオは冒険を続ける。

アッチだ、コッチだと、
手にした杖が
教える道は嘘ばかり。

従うだけのピノキオは、
疑いも無く
受け入れる。
その様子を見て、杖はゲハハと
下品に笑う。

――おや?おかしい。

気のせいか、
杖の鼻が伸びている?

続きを読む...
posted by 白の書 at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衝動篇

衝動篇〈ピノキオ〉三章

一節

ピノキオは探す
自分の意志を任せられる存在を。
ピノキオは探す
自分の操る糸の持ち主を。

かぐや姫は駄目だった。
では、今は誰に頼ればいいのだろう?

その時、手にした武器が唸りを上げた。
オレダ、オレヲ頼レと
がなり立てる奇妙な武器。

大層品がない
と思いながらも、ピノキオは
意志を預ける事にした。

続きを読む...
posted by 白の書 at 03:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衝動篇

衝動篇〈ピノキオ〉二章

一節

空を見つめるかぐや姫の前に
素敵な若者が現れました。

私を虐めて
みてくださいな?
と願うかぐや姫に、
ピノキオは顔を赤らめてうろたえます。

僕は作者を復活させようかと。
まあまあ、実は私もそうなのです。

目的の一致を見た2人は、
とりあえず、
一緒に行動する事にしました。

続きを読む...
posted by 白の書 at 02:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衝動篇

衝動篇〈ピノキオ〉一章

一節

ピノキオは恐れる。
わけのわからない場所にいる自分を。
何をしたら良いのか、
わからない状態を。

ピノキオは恐れる。
自らが手にした武器を。
酷く醜い言葉を吐くを。
恐れのあまり、ピノキオは
作者に助けを求めた。

しかし、作者を蘇らせるには
他人を殺す
必要がある事を
ピノキオはまだ知らなかった。

続きを読む...
posted by 白の書 at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 衝動篇
シナリオ別
衝動篇
現実篇
融合篇
検索
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。