2018年02月06日
スノウホワイト / ソーサラー
お城から離れた森の奥深く。とても素敵で小さな家に、7人の小人が住んでおりました。小人達は大変な働き者で、毎日毎日出かけては金や銀の石を掘って暮らしておりました。
ある日、一人の小人が「召使いがほしい」と言い出しました。毎日くたくたになって帰ってきては、ご飯を用意するのが面倒だと言うのです。その言葉に、他の小人達も次々と頷きます。
「掃除をしてほしい」「洗濯をしてほしい」「縫物をしてほしい」「しかし金は払いたくない」。小人達の要望は尽きません。そんな時、一人の人間の女が小屋に迷い込みました。
7人の小人達は笑顔で娘を迎え入れました。人間の女は大きい分、乱暴に扱っても平気だろう。働くだけ働かせて、弱ったら売ればいい。大丈夫、アイツは仲間じゃないのだから……
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