2017年01月28日
◎ ギメルリング(Gimmel Ring)
二つの指輪が重なり合い、一つになる指輪は、ギメルリングと呼ばれます。語源は、ラテン語の双子を意味するゲメルス(Gemellus)です。ギメルリングは、16〜17世紀のヨーロッパで、婚約・結婚指輪として流行しました。
正面から見ると、ダイヤモンド(誠実)とルビー(情熱)が埋め込まれた黒いハートを、二つの手が支えていることが分かります。この手を開くと2本の指輪に分かれ、それぞれに空洞が現れます。そこには骸骨と乳児の像が隠されています。当時に広まっていた、この世の幸せが短いことを思い起こさせる思想「メメント・モリ」が、指輪の中に息づいています。
この指輪には、死ぬまで夫婦が愛し合い、共に生きていく覚悟が込められているのです。
正面から見ると、ダイヤモンド(誠実)とルビー(情熱)が埋め込まれた黒いハートを、二つの手が支えていることが分かります。この手を開くと2本の指輪に分かれ、それぞれに空洞が現れます。そこには骸骨と乳児の像が隠されています。当時に広まっていた、この世の幸せが短いことを思い起こさせる思想「メメント・モリ」が、指輪の中に息づいています。
この指輪には、死ぬまで夫婦が愛し合い、共に生きていく覚悟が込められているのです。
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