2016年11月26日
人間の大地を支える巨大な赤石山“ルビー”(紅玉)
イスラムの宇宙観では、この世は七層の天と七層の地があると言われている。このうち七層の地の中に、巨大なルビーの山があるのだという。
七層ある地のうちの最下層は恐るべき闇の世界で、その底には巨大な蛇が棲んでいる。この蛇の巨大さは計り知れない。何故なら、この蛇がその気になれば、全宇宙を一飲みに出来ると言われているからだ。
闇の層の上には海の層があり、そこには巨大な魚であるバハムートが浮かんでいる。このバハムートは「旧約聖書」に登場する怪物ベヒモスのことで、本来はカバのような姿だったと言われている。イスラム世界の伝承に入り込んでから、大地を支える巨大な魚だと考えられるようになったのである。勿論、この魚もまた恐ろしく巨大である。
次いで4番目の層にはクジャタという怪物が棲んでいる。目、耳、口、鼻、足がそれぞれ4,000もあるという奇妙な姿で、しかもそれぞれの間隔(一つの目から隣の目までの間隔)は、人間が歩くと500年も掛かる距離を持っているという巨大さである。
この上、3番目の層にあるのが巨大なルビーの山である。
そして、2番目の層、ルビーの山の上に一人の天使が立っており、この天使がその両肩で一番上の層、つまり人間が住んでいる大地を支えているのだという。
ルビーやガーネットのように赤い色をした宝石は、中世のヨーロッパではカーバンクル(carbuncle)、古代ローマではカルブンクルス(carbunclus)と呼ばれており、「燃える石炭」という意味がある。
七層ある地のうちの最下層は恐るべき闇の世界で、その底には巨大な蛇が棲んでいる。この蛇の巨大さは計り知れない。何故なら、この蛇がその気になれば、全宇宙を一飲みに出来ると言われているからだ。
闇の層の上には海の層があり、そこには巨大な魚であるバハムートが浮かんでいる。このバハムートは「旧約聖書」に登場する怪物ベヒモスのことで、本来はカバのような姿だったと言われている。イスラム世界の伝承に入り込んでから、大地を支える巨大な魚だと考えられるようになったのである。勿論、この魚もまた恐ろしく巨大である。
次いで4番目の層にはクジャタという怪物が棲んでいる。目、耳、口、鼻、足がそれぞれ4,000もあるという奇妙な姿で、しかもそれぞれの間隔(一つの目から隣の目までの間隔)は、人間が歩くと500年も掛かる距離を持っているという巨大さである。
この上、3番目の層にあるのが巨大なルビーの山である。
そして、2番目の層、ルビーの山の上に一人の天使が立っており、この天使がその両肩で一番上の層、つまり人間が住んでいる大地を支えているのだという。
ルビーやガーネットのように赤い色をした宝石は、中世のヨーロッパではカーバンクル(carbuncle)、古代ローマではカルブンクルス(carbunclus)と呼ばれており、「燃える石炭」という意味がある。
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