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2016年11月18日

特別な英雄にだけ力をもたらす守護石“クリソプレーズ”(緑玉髄)

紀元前4世紀のマケドニア王、アレクサンドロス(アレクサンダー)大王は、20歳でマケドニア王国の王位に就き、32歳でバビロンで病没するまでに、アケメネス朝ペルシアを滅ぼし、中央アジアからインド北西部に至る広大な世界帝国を実現した。これは、当時の感覚で言えば、全世界を制覇したと言っていい大偉業だった。

Alexander the great.png

そんなアレクサンドロス大王が、守護石として常に腰帯に結びつけていたのが、クリソプレーズだった。
インド遠征からの帰途、アレクサンドロス大王が身体を洗うため、腰帯を岸辺に置いて川に入ったところ、一匹の蛇が近付き、守護石を結び付けていた紐を噛み切って、何処かへ持ち去ってしまった。川から出て守護石が失われたことに気付いたアレクサンドロス大王は、急いで部下たちに捜索させたが、ついに見つからなかった。

snake.jpg

帰還したアレクサンドロス大王は、その後もアラビア半島周航や西地中海遠征などを計画していたが、守護石を失い強運が去ってしまったため叶わず、32歳の若さで急死してしまった。

これほどアレクサンドロス大王に強運と勝利をもたらしたクリソプレーズであるが、中世ヨーロッパの言い伝えでは、この石のパワーは地味な方に属する。痛風の痛みを和らげるとか、利尿剤になるとか、結石予防にご利益がある、といった具合である。「新約聖書」の「黙示録」の中で、聖都エルサレム城壁の土台に飾られた12種類の宝石の10番目であるにも関わらず、誕生石にも指定されていない。

Chrysoprase.jpg

「クリソプレーズの功徳は夜に隠れ、神は人間の目に全てを明かすことはない。」という言葉が遺されている。クリソプレーズは強烈なパワーを秘めているが、アレクサンドロス大王のような特別な人間にだけ、そのパワーを付与する石なのかもしれない。

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