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クレジットカードで支払える公共料金
近年、多くの電気会社やガス会社がクレジットカードの支払いに対応できるようになりました。
ただ一部の水道料金などはクレジットカード払いに対応していない場合もあるので、事前に確認が必要です。
- 電気代
- ガス代
- 水道代
- 固定電話・携帯電話料金
- インターネット料金
- NHK受信料
- 国民年金保険料
- 所得税・自動車税などの各種税金
- 社会保険料、生命保険料
一般的なクレジットカード会社であれば、多くの場合利用が可能です。
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公共料金の支払いをクレジットカードにするメリット
1. ポイントがたまる
電気、ガス、水道代は毎月支払うもので、生活費のなかでもある程度の支払い額になります。
これらの支払いをクレジットカードにすることで、口座引き落としや現金払いにはないポイントが付与されます。
例えば、1ヵ月の光熱費が15,000円だったとして、ポイント還元率1%のクレジットカードで支払えば、150円相当のポイントが付与されます。年間にすると1,800円お得になります。
得られたポイントは他の支払いにも利用できますし、次回の公共料金の支払いに充てることも可能です。
2. ポイント2重取りになる場合も
クレジットカードの支払い還元ポイントとは別に、電気、ガス会社などの利用で貯まるポイントもあります。
例えば、東京ガスは毎月のガス料金1,000円ごとに東京ガス独自ポイントの「パッチョポイント」が5ポイントがたまります。
さらに、東京ガスのガスと電気をセットでご契約の場合、毎月のガス料金1,000円ごとに15ポイントたまります。
大阪ガスでは、TOPページの料金・使用量確認ボタンで毎月「マイ大阪ガスポイント」が20ポイント付与されます。さらに、Web新規会員登録や電気・ガスのセット契約でポイントが貯まります。
これらの会社独自のポイントは、楽天ポイントやTポイントなどの共通ポイントに交換可能です。
これまで公共料金の独自ポイントは、ポイントを貯めて商品と交換するようなものが多く、特に欲しいものがない場合だとそのままポイント放置して失効することがほとんどでした。
しかし、共通ポイントへの交換が可能であれば、利便性が一気に高まります。
まずは、利用している公共料金のホームページなどでチェックしてみて下さい。
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3. 支払いを管理しやすい
通常、公共料金の支払いタイミングはそれぞれバラバラなことが多く、月末であったり、月初めであったり、引き落としのタイミングが統一されていません。
支払い先を同じクレジットカードにしておけば、全ての公共料金をまとめて同じタイミングで支払うことができるため、管理がしやすくなります。
また、クレジットカード引き落とし先のWebサイトやアプリで確認すれば、個別の料金がいくらだったのか、まとめて確認もできます。
4. 支払いの手間や払い忘れを減らせる
最初に手続きをしてしまえば、後は自動で引き落とされるので、毎月明細を確認して支払う必要がありません。
また支払い忘れを防ぐこともできます。
5. 支払い実績が増え、ポイント還元率が上がる
例えば、メインのカードをPayPayカードにしている場合、「300円以上30回&10万円以上利用」を達成すると、翌月の特典はPayPay決済とPayPayカード決済で+0.5%ポイント還元率がアップします。
これはPayPay決済とPayPayカード決済両方が合算されます。
通常、「毎月10万円以上利用」は単身者だとなかなか達成しないものですが、公共料金の支払いによって支払い額が多くなり、達成しやすくなります。
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公共料金の支払いをクレジットカードにするデメリット
1. クレジットカード払いの方が割高になる場合がある
電気やガスなどの公共料金は、口座振替にすることで割引料金になるサービスがある場合があります。
クレジットカード払いにすると、この割引サービスは受けれなくなるので、支払額によっては口座振替の方がお得になったりします。
割引料金は一般的に1ヵ月で50円程度なので、還元率1%のクレジットカードだと、支払い額が5000円未満であれば口座振替の方がお得です。
2. カードの利用限度額がある
クレジットカードの利用限度額を超えていると、公共料金の支払日に決済されません。
普段の支払いや公共料金の支払い額の予測を立て、限度額を超えないように管理する必要があります。
3. 引っ越す際やカード変更時に手続きが必要
引っ越す際など手続きを忘れて、自動で引き落とされないように、忘れずに移動や解約手続きが必要です。
また、クレジットカードの更新の際にも再度変更手続きが必要です。
4. 利用条件がある場合がある
私が利用している沖縄ガスは、クレジットカード払いを利用するためには、「家庭用ガスを利用のうえ月額5万円以下」という条件があります。
また支払い方法も1回払いのみになります。
利用するサービスの提供元のホームページなどで事前に確認が必要です。
5. クレジットカード払いに対応していない場合がある
公共料金支払先がクレジットカード払いに対応していない場合があります。
まずは、利用しているサービスの提供元のホームページなどで確認が必要です。
この場合、振り込み用紙をコンビニでクレジットカード払いできるのか、調べてみました。
コンビニ払いでクレジットカードは利用可能?
一般的に、コンビニに払込用紙を持っていき、クレジットカードで支払うことはできません。
基本的に現金払いのみになります。
ただし、コンビニや利用しているカードによってはクレジットカード払いや電子マネーでの支払いが可能です。
⇒詳しくはコチラの記事へ
公共料金支払い時のクレジットカードのポイント還元率
公共料金支払いの際のポイント還元率は、通常の支払い時と異なる場合があります。
どのクレジットカードが還元率が良くて悪いのか、各クレジットカードを比較してみました。
PayPayカードは通常のショッピング時と同様、1%のポイントが還元されます。また、PayPayステップの対象にもなるため、条件を達成すると翌月のポイント還元率が0.5%アップします。
楽天カードは、通常利用は1%のポイント還元率ですが、公共料金の支払いの場合はポイント還元が0.2%に減額されます。(詳しくはコチラ)
ポイントを稼ぐには、2023年4月17日より導入予定の「楽天ペイ請求書払い」の方がポイント還元率が良いです。(還元率0.5%)
三菱UFJカードは、支払先が限定されますが、「グローバルポイントでんき」に加入条件で通常0.5%のポイント還元率のところ、スペシャルポイントが2.5%加算され、計3%のポイントが還元されます。
また、セブンイレブン、ローソン、コカ・コーラ自販機、ピザハットオンライン、松屋の利用で利用金額の5.5%が還元されます。
リクルートカードは通常のポイント還元率も1.2%と高く、公共料金の支払い時も同じ還元率が適用されます。
リクルートポイントはじゃらんやHot pepperなどに利用可能な他、共通ポイントのPontaポイントやdポイントへも交換可能です。
au PAY カードは、公共料金の支払いで通常1%の還元率ですが、au PAY ゴールドカードは特典として、auでんき、都市ガス for au利用額の3%をPontaポイントに還元されます。
auでんき、都市ガス for au利用者にとっては、とてもお得なカードになります。
まとめ
公共料金の支払いには、コンビニなどでの払い込み伝票での支払い、銀行口座振替、クレジットカード払い、請求書払いがありますが、最もお得な支払い方法はクレジットカード払いになります。
カードによっては最大3%の還元率のものもあるので、自身の利用しているカードや貯めているポイントに合わせて選ぶのも良いかと思います。
なお、サービスの提供先によっては、最高支払い額が5万円までだったり、利用プランの条件がある場合があるので、事前にご利用先のホームページなどで確認をオススメします。
⇒公共料金のコンビニ支払いや請求書払いについては、こちらでも解説しています。