以前シンガポールで外こもりをしていた時の話にちょっとふれます、

成田空港からチャンギ国際空港に到着しタクシーでホテルまで行く途中で運転手が色々話してくれました。

シンガポールはエリート達が政府系企業を引っ張り世界中から成功者が移住してくる豊かな国であるが、その反面タクシー運転手やメイドの給料は非常に安い。運転手は中国系なまりの英語で聞き取りに一苦労でしたがサービス精神たっぷりで我々外国人観光客にはとても興味深いシンガポールの国事情の話で車の中で話が盛り上がったのは記憶に新しい、そして駐在員などはというとメイドを安く雇って、その彼らはフィリピン等から出稼ぎに来ていることも多いみたいです。また休日の過ごし方ですが僕が街中を見渡す限りの判断では週末には公園で家族連れやカップル、サークル仲間同士でくつろいでそれぞれの時間を楽しんでいることが多い。



日本に比べれば超格差社会であり、しかし格差の下層部に居る人達がけして豊かな暮らしをしているわけではない。生活する上で大事な食ですがシンガポールには沢山のホーカーズと呼ばれる屋台コンプレックスが存在し手頃な値段で食事を楽しめる仕組みになっていて外国人観光客もしばしば利用することもある。もちろん都心部には東京並みの高級レストランも存在し、ブランドショップが立ち並びたったあれだけの面積に格差社会が詰め込まれています。



もちろん、ある独裁が故の情報操作もあるでしょうが少なくとも日本のように格差社会が問題である旨の報道がされることはないし、人々の顔が沈んでいたりということも無い。1億を超える人口で総中流社会を実現すること自体が無理があり大事なのは収入の多寡ではなく人生を楽しく生きれるかどうかなのだと僕は思います。

ちなみに、そのタクシーの運転手は年齢が若く政治等にも詳しく翌日もビジネスというかたちでシンガポールドルで1日100ドル(8,000円くらい)で街を案内してもらう約束をし、もちろん僕が彼の食事代を別当負担ですが充分価値のあるシンガポールの歴史と奥深さを経験させてもらいました。

日本ではありえない風習ですが誰だかわからないタクシー運転手を雇うなんてことですが、外国では当たり前です滞在中の自分の行き先と(スーパーや市場、ナイトマーケット、屋台村)ルートが毎日決まっていれば相手も相場より安くしてくれるし僕みたいな客が滞在している期間は彼らの賃金も安定するからです。

海外外こもり族には色々なタイプがありますが日本でめいいっぱい仕事で稼ぎ100くらい貯めて海外に脱出、外こもり族に人気の物価が安いタイで暮らす人が年々増えています。そんな彼らの現地での生活スタイルはさまざまありますですが日本で貯めた資金を少しずつくずして安宿やドミトリーに宿泊している人、あるいはネットに知識がある人は現地のネットカフェを利用しアフィリエイトで臨時収入を得て生活の資金源にしたり、中に株やFX、デイトレなどで大きな利益を生み出している方も見かけます。



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