「なつかなさん?」
「ども」
「ごはんあるよ」
「いただきます」
という会話をして、いそいでカリカリをお皿に入れて庭に戻りました。
なつかなさんは3m以内に接近するとダッシュで逃げるので、ギリギリのところに置いて一旦家に入る。
室内から窓越しに庭を見ると、なつかなさんがカリカリをはぐはぐ食べている。
そーっと写真を撮ってみたけど、やはり気付かれた。野生の猫は勘が鋭い。
食べ終わると一瞬で姿を消してしまった。またね。
元ノラのチル子さんが不調です。
尿の出が悪くなっている様子で、そこらじゅうでおしっこをしている。トイレで蹲ったりもしている。
尿に少し血が混じっているので、たぶん膀胱炎。チル子さんの性格的に特発性膀胱炎と思われます。
とりあえず以前処方されたけど飲んでくれなかった抗生物質をのませてみます。
それから、原因がストレスにあると思われるので、隔離用のケージを組み立てて収容します。
ケージを大きめのバスタオルでぐるりと覆って、「ひきこもり猫ハウス」完成。
チル子さんは他の先住猫とときどきケンカをするみたいで、ちょっとストレスを抱えているタイプです。
体調が戻るまで個室で安静にしていただきます。
じつは隔離してから1週間ほど経過していますが、おしっこは通常に戻り、様子も落ち着いています。
猫はかなりの高確率で膀胱炎になります。原因はいろいろあるみたいですが、そのひとつはストレスです。
完全に尿が出なくなると、数日で死に至ります。尿閉塞による尿毒症です。
わりとよくある病気ですが、見過ごすと危険なので、猫飼いの諸兄はご注意ください。