今日、人生で初めてヤクルト1000を飲んだら、なんかお腹の調子が悪いです。
オレには1,000億個の乳酸菌シロタ株に耐えられる力も無いのかと愕然としております。
ストレスを和らげようなどと人並みの幸せを求めることさえ叶わぬ人生ですよ。
そんな心の闇に差し込む一条の光が「隣のお姉さんが好き」です。
秋田書店のWebサイト、マンガクロスで藤近小梅先生が連載しているラブコメ漫画です。
コミックスがすでに3巻まで出ていますが、管理人は基本的にマンガクロスでタダ読みしています。
でもコミックスだけで読める「おまけマンガ」が読みたくて、ついつい1巻を買ってしまいました。
マンガのあらすじはだいたいこんな感じ。
「映画が大好きな美人で明るい心愛さんは、お隣に住む3つ年上のお姉さん!! 絶賛片想い中の僕は、おススメ映画を教えてもらうことを口実に、お姉さんと毎週水曜日2人で会う約束をして…!?」
中学2年の次原佑(つぎはらたすく)君と、高校2年の星野心愛(しあ)さんとの年の差恋愛モノです。
中学2年が主人公、というと「僕の心のヤバイやつ」を連想します。じつはどちらもマンガクロスの人気作品で、女性作家が少年・青年マンガで恋愛モノを描く、という共通項があります。
僕ヤバの主人公の市川君は重い中二病を患っていて、基本的に自分が嫌いですが、この作品の「たーくん」は真逆です。バスケ部で活躍していて見た目も良くて、自分が大好きでモテる自覚(誤解)があります。
あれ、やっぱ二人とも只の中坊ですね。自分のなんたるかが全然わかっていない。要するに「大人のなりかけ」です。
そんなたーくんが、お隣の心愛さんのことが好きになって、映画好きな彼女と一緒に映画を観るという繋がりを作って、すこしずつ自分とお互いを知ってゆくお話です。
中二男子にとっては、高校2年の女性はとても「大人」に見えますが、実際はそんなことはない。
心愛さんの性格はわりと内省的ですが、いわゆる「陰キャ」とは違います。「難しい」「めんどくさい」という呼ばれ方もしますが、感情も知性も豊かだけどそれをアウトプットするのがまだ上手くない人です。
映画好きで、自分で脚本を書いて投稿するレベルに到達していますが、その脚本はなかなかうまく纏まらない。
たーくんからストレートに「好きです」と言われるけど、隣の中二男子の言葉も自分の気持ちも、簡単には纏まらない。
コメディ的要素が多いので、読んでいて気分が高まり、1000億の乳酸菌よりも心身を癒してくれます。
ヤクルト1000に加えてこのマンガを読んで寝れば、たぶん精神的ストレスが低減し、良質な睡眠を得ることが出来ると思われます。たぶんね。
余談ですが、たーくんにはお兄さんとお姉さんがいます。二人とも愉快で仲良しなので、藤近先生はご兄弟に恵まれた家庭環境で育った人なのかなと思う次第です。
管理人の駄文よりも実際の作品の方が1000億倍面白いので、少しだけ最近のシーンを転載させていただきます。
価格:330円 |
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image