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2021年11月23日

漫画家の作家名フォントの謎

今日は2021年11月23日。勤労感謝の日です。
某誌で久米田某が「金ロー感謝の日」(金曜ロードショーに感謝する日)というネタをやっていました。
流石は漫豪(文豪の如き漫画家を漫豪と呼びます)。

ということで、その某誌というか、漫画雑誌に関するどうでも良い考察です。
皆さんはマンガを読むとき、コミックス(紙本)で読む派でしょうか、あるいはスマホなどの電子メディア派でしょうか。管理人はコミックス+雑誌+デジタルの合わせ技です。
どれも一長一短ですが、今回は雑誌のお話です。
漫画雑誌は週刊誌や月刊誌など、星の数ほどありますが、いずれも複数の連載漫画を掲載しており、その漫画には毎回「扉」とよばれるタイトル頁が入ります。例外もありますが、最低でもタイトルと作者名は冒頭のどこかに入ります。
作品のタイトルロゴは、作品の内容などを考慮してデザイナーさんが作るのが慣例だと思うのですが、作家さんのロゴというか、フォントはどうなのでしょうか?
タイトルロゴはいわばワンオフものですが、作家名フォントはあまり気にしない人の方が多いのではないでしょうか。正直、ゴシックでも明朝でも教科書体でも、なんでもいい気もします。
実物をお見せしましょう。
takahasirumiko01.jpg週刊少年サンデーで「MAO」を連載中の高橋留美子さんの作家名フォントです。

じつはこの高橋先生のフォントを見たときに、「あれ、なんかオシャレでカッコいいフォント使っているではないですか」と思い、同じ雑誌の他の作家さんもチェックしてみたのです。
結果としては、わりとバラバラで、明朝ありゴシックあり特殊フォントありなのですが、いまいちルールが不明です。
作家さん自身が「私の名前はこのフォントで」という指定をしているのでしょうか?
そうかもしれない、という気がする方も若干名います。
それ以外は、編集者が連載開始時に適当に選んでいるような気がします。
大御所ならともかく、新人はたぶん、基本フォントで済ませていると思います。
小説誌ではおそらく有り得ない、漫画雑誌ならではの配慮が潜んでいるようで、ちょっと面白いです。
コミックスの背表紙にも作家名が表記されますが、少なくとも高橋留美子の「MAO」に関してはフォントが変わっています(コミックスは明朝か教科書体)。この理由も不明です。
雑誌で使っている作家名のフォントについて、誰か詳しく調べている人はいるでしょうか?
たぶん、コミケに行けば、あの膨大な同人誌の中で、1冊ぐらいはこういう考察をしている本があると思います。探すのが大変ですね。大海の底から針を拾うようなものです。
たかがフォントですが、マンガという「絵」+「文字」で表現を行うメディアでは、文字のデザインはわりと重要なのです。作家名フォントは作品それ自体には影響しませんが、作家の持つイメージとしては大切だと思います。
ヒマな方は、雑誌の作家名フォントをチェックしてみてください。
ただし、他人に話すと「うわこいつキモいわー」と思われるのでこっそりとね。

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銀河大計画別館の管理人。 「銀河大計画」は、1993年から細々とやっている同人誌です。 ゆうすけが書いたネタや没ネタなどを、別館で細々と掲載します。どうぞよろしく。 アイコンコピーライトマーク卵酒秋刀魚さん。
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