はやくも7月第2週が終わろうとしています。
長らく延期されていた映画「ゴジラVSコング」がようやく公開されましたが、皆さんご覧になりましたか?
いろいろな意味で貴重な映画なので、時間とお金がある人は観ると良いです。
そんな気はない、でもどんな映画なのかはちょっとだけ知りたい、という方のために、今回はネタバレありでご紹介です。
2021年製作/114分/アメリカ 原題:Godzilla vs. Kong |
この映画、ズバリ「番長映画」です。前作の「キングオブモンスターズ」もそうでしたが、今回はさらに番長指数が上昇しました。
世界の頂点をとるんじゃーい、とイキッているトカゲ番長が、因縁のライバルのゴリラ番長にタイマン勝負をしかける映画です。
ふたりともゴリゴリの武闘派なので、顔を合わせると、即バトルです。
数ラウンドを戦って、いいかげん決着がついたかと思った時、悪い連中が「メカ番長」を送り込んで、漁夫の利を得ようとします。
「ホンマの敵はこいつじゃーい!」と叫んで、二人の番長が共闘して「メカ番長」をやっつけます。
「おめえ、なかなかやるな・・・」「ふ、お前もな・・・」
戦いが終わり、夕陽を背に分かれゆく二人には、いつしか熱い友情が芽生えていたのでした・・・。
・・・というお話です。本当です。ウソだと思う人は劇場で確かめるように。
観ているうちに、どんどん自分の知能指数が低下してゆくのが体感できます。
終盤には観客の大半は「ウホッ!」と叫んでいます。本当です。ウソだと思う人は・・・。
ちなみに番長同士のタイマン勝負は「ステゴロ」(素手喧嘩)が基本ですが、トカゲ番長はデフォルトで口から「なんとかビーム」を吐いてしまう体質なので、ハンデとしてゴリラ番長には武器の使用が認められます。
その武器は「ゲッタートマホーク」です。
本当です。ゲッター線のパワーを吸収して、「なんとかビーム」を弾きます。すごいぜゲッタートマホーク。
いろいろとツッコミどころが多すぎて、忙しい映画です。
「ゴジラSP」を先日まで見ていた日本人には、ある意味で脅威と言えるでしょう。
次回はハリウッド版の「ジェットジャガー」をお願いします。
日本語吹き替えはもちろん釘宮理恵で。
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