管理人は土曜も泊りでお仕事です。熱いのでどうぞご安全に。
ということで、久しぶりにマンガの紹介ですよ。
「顔がこの世に向いてない。」(まの瀬)
少年ジャンプ+に連載の四コマ漫画がコミックスになりました。
紹介文はこんな感じです
「自他共に認めるドブスの私はクラスの人気者・北見君になぜか告白されてしまった! どうせすぐ飽きるだろとOKしたのに全く飽きる気配がない! なんなんだこいつはよぉ! コンプレックスを持つすべての人に送る――ネガティブJKの思考が紡ぐアンチ恋愛4コマ第1巻!」
主人公(ヒロイン)の野宮ミヤさんは、自己肯定感が極めて低いJKです。
ドブスという設定ですが、微妙です。ブスを容赦なく描けるマンガ家は数が少ないのです。
「少年アシベ」の森下裕美さんは、強烈な個性(特に顔)を持ったキャラをすごくシンプルな線で容赦なく描くので凄いと思います。
そんなミヤさんが、カッコいい男子にガチで告白されて困惑するお話です。
とよ田みのる氏の「金剛寺さんは面倒臭い」と真逆のベクトルを持っているので、併せて読むと面白いです。
いろいろとアッセンブリな印象を受ける作品ですが、ときどき良いセリフが飛び出します。
「スタンダールは言った!美は幸福の約束である!」「すなわちブサイクとは 不幸の約束」
これを力説するミヤさんに、右フック気味のビンタを放つ、友人のルーシーさんが素敵です。
ちなみにルーシーさんはビンタをする際は必ず右手で、スナップを利かせます。最大で3連打可能らしい。
彼女のエピソードも痛々しくて、素敵です。
ラブコメにすらなれない青春の蹉跌を存分に味わっていただければと思います。
タグ:顔がこの世に向いてない。 まの瀬
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