ビジネス英会話 男の英語

【男の英文法_0076】分詞_現在分詞か過去分詞か

GW中に英語筋肉をつけよう！
わたしは、いまだに分詞と聞いただけで、ザ・英文法の感があり、「英語はお勉強」といった苦手意識にとらわれてしまいます。なんだか難しく説明されているようで、学者向けの特別用語のような気がしてなりません。
「分詞」は、「不定詞」と同様に、わたしが英文法で一番苦手というか、きらいな文法なのです。「分詞」と「不定詞」を混同して、使い分けができていませんし。
しかし、「分詞」を拒否ばかりしていては、前にすすめません。ネイティブと話していると、自分の話す英語の表現の乏しさに自分で気がつき、なさけなくなります。なので、しっかりと根本から理論的にやり直す必要があります。

早速、はじめます。

＜今日のお題＞分詞_現在分詞か過去分詞か

英語の分詞の種類は、2種類あります。
１）現在分詞 （動詞にingをつける)
２）過去分詞（規則動詞のedを付けたり、不規則動詞の過去分詞の形にする）
です。

今回は、文の中で現在分詞「〜ing」を使うのか？、過去分詞「p.p」使うのか？です。
前々回は「現在分詞とは」、そして前回は「過去分詞とは」をおさらいしまいた。
現在分詞の動名詞、過去分詞の完了形や受動態は、文の中で見分けがつくと思います。
しかし、文の中で、現在分詞「〜ing」を使うのか？、それとも過去分詞「p.p」を使うか？と迷うことがあります。
今回は、この現在分詞と過去分詞の見分け方をやります。

早速なんですが、下記の文のカッコの動詞が現在分詞か過去分詞のどちらか解りますか？
1) Be sure to come by the (appoint) time.
2) A house (face) south get plenty of sunshine.
3) Gold is a metal (dig) out of the earth.
4) The man (speak) on the platform is Prof.Smith.
5) What are the languages (speak) in Switzerland?

回答は、まず文を訳してみて状況をイメージしてみると解りやすいと思います。
1) 「約束された時間までに必ず来いよ」
「約束された」という受動態の関係と、もうすでに完了した感じなので、appointedが正解。

2) 「南向きの家は日当たりがいい」
「南に面している家」= a house which faces southの状態なので、facingが正解。

3) 「金は大地から掘り出される金属である」
「大地から掘り出されれる金属」= the metal which is dug out of the earhの状態なので、dugが正解。

4) 「壇上で話している人」だからspokingが正解。
5) 「スイスで話されている言葉」だからspokenが正解。

こうやって、文の意味をとらえると、現在分詞を使うか？過去分詞を使うか？なんて別に規則を覚えるほど大げさなことではありませんね。
しかし、よく使うとても注意が必要な場合もあります。

disappointing「（他人を）がっかりさせる」
disappointed「（自分が）がっかりする」

amusing「（他人を）おもしろがらせる」
amused「（自分が）おもしろがる」

下記は、同じように要注意です
surprising, surprised
interesting, interested
exciting, excited

他にも、現在分詞か過去分詞の見分けで、要注意ポイントがあります。
文が終わったかなと思うと、Ｃ（補語）がつく場合です。
たとえば、下記のような文です。

6) She came back (run)down the hill.
7) The poor girl returned (discourage).
8) He sat (surround) by the family.

この場合の現在分詞か過去分詞かの判断は、文型をチェックします。
文型で言うとＳ＋Ｖ＋Ｃの2文型です。2文型というとＳ＝Ｃの状態なのを思い出します。
つまりは、動詞があるがbe動詞に置き換えてみて思い浮かべてみる
形容詞とか名詞がきても、主語と＝を思い浮かべて意味をとればいいわけです。

6) Ｓ＝Ｃで考えると、She= running down the hillの状態で帰ってきた。
「彼女は丘を駆け下りて帰ってきた。」で、runningが正解。

7)S=Cの様態を考えると、the poor girl =discouragedで
「その哀れな少女はがっかりして帰ってきた。」でdiscouragedが正解。

8)Ｓ＝Ｃで考えると、 He = surroundedの状態で座っている。
つまり、「彼は家族に囲まれている状態で座っていた。」でsoroundedが正解。


分詞はよく使うし、使わなければいけないのですが、忘れていることや、今まであやふやにして知らなかったことなどが発見できました。
実際に英会話で使ってみよう！


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