ビジネス英会話 男の英語

【男の英文法_0063】不定詞_副詞的用法2

今年も英文法のトレーニングをがんばっていきますよ〜。
「不定詞」は、わたしが英文法でも一番苦手というか、きらいな文法です。
英会話では、「不定詞」を気にもせずに話していましたが、出来るだけスルッと自分の意思を伝えたいので、嫌でもじっくりと「不定詞」をやり直したと思います。英会話で不定詞は、なにげにものすごく使います。重要です。

＜今日のお題＞不定詞_副詞詞的用法2
今回から、「不定詞の副詞的用法です。」
不定詞の副詞的用法なんて、なんだか「ザ英文法」みたいで、お勉強を感じさせて嫌ですね。
男の英語では、「英語トレーニングでだれでも使える英語」をめざしていますので、わたし自身の言葉で、かなり噛み砕いてトレーニングしていきたいと思います。（自分に言い聞かせています。）

それでははじめます。

不定詞の形は「to + 動詞の原形」です。
何回もですが、「不定詞とはなにか？」おさらいしてみると、「to + 動詞の原型の形にすることで、動詞が名詞になったり、形容詞になったり、副詞になったりと不特定に品詞を変えて使えるので不定詞という。」でした。

不定詞の副詞的用法は、一般の副詞と同じで、前の動詞や形容詞を修飾する役割を持ちます。
不定詞の副詞的用法で覚えなくてはならないのは、4つの使い方です。
�@目的 「〜するために」
�A感情の原因 「〜して〜の感情になった」
�B判断の根拠 「〜するとは、…な性格だ」
�C結果 「〜その結果〜」


不定詞の副詞的用法の2回目は、�B判断の根拠 「〜するとは、…な性格だ」をおさらいします。

�B判断の根拠 「〜するとは、…な性格だ」
英語では、人の性格に対して判断を下すとき、その判断を下すべき根拠が存在します。
性格判断を下すときには、人の性格への判断 + 根拠のto 不定詞「〜するなんて・〜するとは、（人）は…な性格だ」と根拠もワンセットで表現します。
性格についての判断の根拠なんて重たい気がします。日本語では、はっきり言わないポイントですから。

例を見てみます。

＜性格判断＞
She must be crazy to say such a rude thing.
「そんな無礼なことを言うなんて・言うとは、彼女はおかしいにちがいない」

What a fool he is to be deceived by her！
「彼女に騙されるなんて、彼はなんと愚かなのだろう」

どうですか？人の性格への判断 + 根拠のto 不定詞の公式になっているのがわかります。
それに、「あっ！こんな言い方けっこう使うな！こんな風に言いいたいんだよな！」と気がつきませんか？
不定詞の副詞的用法の判断の根拠は、実際によく使われるんです。

また、性格判断＋根拠の表現は、It is / was 性格 of 人 to 原形〜 .「〜するなんて・するとは、人は…だ」と表現することができます。

He is very kind to lend me his umbrella.
= It is very kind of him to lend me his umbrella.
「傘を貸してくれるなんて彼はとても親切だ」

You were careless to leave your wallet on the desk.
[= It was careless of you to leave your wallet on the desk.]
「財布を机の上に置き忘れるなんて君はうっかりしていたね 」

How brave you are to say such a thing to your boss !
[= How brave (it is ) of you to say such a thing to your boss !]
「上司にそんなことを言うなんて君は勇気があるね」

性格判断＋根拠で、It is / was 性格 of 人 to 原形〜 .「〜するなんて・するとは、人は…だ」の使い方は、
大学受験で出題されますが、実際の英会話でよく使われるんです。
お受験で覚えていても、実際に使えないとまったく意味がありません。お受験では、「書き換え問題」なんてのがあります。わたしは、「書き換え」という言い方が、お受験的で大嫌いです。実際にネイティブと話しているとわかります。
ネイティブは、書き換えなんてしません。頭で「書き換えよう」なんてチィッとも思っちゃいない。
その場のシチュエーションにあわせて表現を使い分けているんです。表現の引き出しをたくさん持っているんです。


今回は、ここまでです。
次回から、不定詞の副詞的用法の�C結果 「〜その結果〜」の使い方についておさらいしていきます。


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