ビジネス英会話 男の英語

【男の英文法_0061】不定詞_形容詞的用法

もう冬休みですか？冬休みにどこかお出かけもいいでね。
お出かけ先でも、男は英語トレーニング！

男の英文法は、「不定詞」に入っていますよ。
「不定詞」は、わたしが英文法でも一番苦手というか、きらいな文法です。
英会話では、「不定詞」を気にもせずに話していましたが、出来るだけスルッと自分の意思を伝えたいので、嫌でもじっくりと「不定詞」をやり直したと思います。英会話で不定詞は、なにげにものすごく使います。重要です。

＜今日のお題＞不定詞_形容詞的用法

今日のポイントは、「不定詞の形容詞的用法です。」
不定詞の形容詞的用法なんて、なんだか「ザ英文法」みたいで、お勉強を感じさせて嫌ですね。
男の英語では、「英語トレーニングでだれでも使える英語」をめざしていますので、わたし自身の言葉で、かなり噛み砕いてトレーニングしていきたいと思います。（自分に言い聞かせています。）

それでははじめます。

不定詞の形は「to + 動詞の原形」です。
もう一回、「不定詞とはなにか？」おさらいしてみると、「to + 動詞の原型の形にすることで、動詞が名詞になったり、形容詞になったり、副詞になったりと不特定に品詞を変えて使えるので不定詞という。」でした。

今回は、形容詞的用法なのですが、「形容詞的用法の不定詞」というと、わたしはすごく抵抗感があります。
だけどその意味を考えてみると、そのまんまズバリ「形容詞と同じ働きをする（不定詞）」です。とてもシンプルです。
普通の形容詞に2つのはたらきがあるのと同じで、形容詞的用法の不定詞にも2つのはたらきがあります。
「名詞を修飾する」か、「補語Cになる」のかのどちらかです。

下記の文が形容詞の働きをしている（形容詞的用法）なのは分かりますか？
There is a desk to work in this room.
「こ部屋に、仕事するための机があります。」

to work「仕事するための」は、desk「机」という名詞を修飾しています。
big「大きい」という形容詞が、deskという名詞を修飾する（big desk）ことと同じように、不定詞の形容詞的用法は名詞を修飾しているのが解ります。

そしてもうひとつ、補語Cになるパターンです。
She encouraged him to try again.
「彼女は彼にもう一度挑戦するように励ました。」
「to try again」が、第5文型の補語Cになっているパターンです。

ここまではOK？

これからが、不定詞の形容詞的用法で難しくて混乱するポイントです。
１）と２）の文は、どちらも間違いなんです。なんで？
１）I have no chair to sit.
２）I have no paper to write.

会話では、理解してもらえますが相手は、「あれっ？」と思っています。
なぜ間違えなのか？なぜ「あれっ？」と思われてしまうのか？

それは、１）は、chairがsitするわけではないので、sit a chairだと変な意味だな〜となるからです。
sitは自動詞なので、sit on a chairと前置詞onが必要です。または、大きな椅子に座る場合は、st in a chairで前置詞inが必要です。

ですから、
I have no chair to sit on(またはin).
と前置詞が付かなければ間違えです。

２）も同じで、I have no paper to write on.とならなければ、変な英語なんです。 write on a paperなわけです。

不定詞の形容詞的用法の重要ポイントは、前置詞の関係です。
不定詞の動詞と、それがかかっていくべき名詞の関係をチラッと考えることがものすごく大切なのです。

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