ビジネス英会話 男の英語

【男の英文法_0060】不定詞_名詞的用法


男の英文法は、「不定詞」に入っています。
「不定詞」は、わたしが英文法でも一番苦手というか、きらいな文法です。
英会話では、「不定詞」を気にもせずに話していましたが、出来るだけスルッと自分の意思を伝えたいので、嫌でもじっくりと「不定詞」をやり直したと思います。英会話で不定詞は、なにげにものすごく使います。重要です。

＜今日のお題＞不定詞_名詞的用法

今日のポイントは、「不定詞の名詞的用法です。」
不定詞の名詞的用法なんて、なんだか「ザ英文法」みたいで、お勉強を感じさせて嫌ですね。
男の英語では、「英語トレーニングでだれでも使えるビジネス英語」をめざしていますので、わたし自身の言葉で、かなり噛み砕いてトレーニングしていきたいと思います。（自分に言い聞かせています。）

それでははじめます。

不定詞の形は「to + 動詞の原形」です。
もう一回、「不定詞とはなにか？」をおさらいしてみると、「to + 動詞の原型の形にすることで、動詞が名詞になったり、形容詞になったり、副詞になったりと不特定に品詞を変えて使えるので不定詞という。」でした。

今回は、名詞的用法なのですが、「名詞的用法の不定詞」というと、わたしはまだ抵抗感があります。
だけどその意味を考えてみると、そのまんまズバリ「名詞と同じ働きをする（不定詞）」です。

下記の文が名詞の働きをしている（名詞的用法）は分かりますか？
To play soccer is so fun.
「サッカーをすることは、すごく楽しい。」

playは「〜をする」という動詞ですが、To playと不定詞の形にすると「〜をすること」という名詞の意味になります。
そして、playという動詞そのまんまでは主語にはなれませんが、to playと不定詞の名詞的用法を用いると主語になることが解ります。

ここまではOK？

これからが、不定詞の名詞的用法で難しくて混乱するポイントです。

5文型を考えてみます。
そうすると、文の中で「名詞の役割」はいろいろあります。

こんな感じで5パターンくらいです。

1) 主語Sになる
2) 補語Cになる
3) 他動詞の目的語Oになる
4) 前置詞の目的語Oになる
5) 直前の名詞を同格的に修飾する

とりあえず、１）から３）の使い方で、名詞の3つの働きを見てみます。

１）主語Sになる名詞
To play soccer is so fun.
「サッカーをすることは、すごく楽しい。」

これは、最初でやったやつです。
ここからが、はっきりと解っていないと混乱します。

２）補語Cになる名詞

All we need is to have a dream.
「私たちに必要なものは夢を持つことだ。」
S+V+C

３）他動詞の目的語Oになる名詞

I want to know your thinkings.
「私はあなたの考えが知りたい。」
S+V+O

冷静に考えれば、不定詞の名詞的用法は、そんなに難しくないような気がしませんか？
長い文になると混乱しそうで不安になると思いますが、冷静に5文型に立ち返ると不定詞の名詞的用法も克服できます。あとは場数を踏むことです。ある文章を見て「あっ！これ不定詞の名詞的用法だ！」と気がつけるようになれば、自然と会話でも使いこなせます。

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